3・11
今朝のクラシック倶楽部、釜石市出身のピアニスト小井土文哉さんがスクリャービンを弾いてくださった。番組視聴の最中に、「小井戸さんがTVに出ている」と教えてくださった方がある。「ついでに今朝の月もいいから見てください」と。半月が美しく磨かれた貝殻の光沢を帯びて、直に明けようとする空にくっきりとかかっている。なかなか。
公開収録があると知って行きたかったのだがそれは家人にも言わないでおいた。番組に映っていた観客席の方々、これはもう釜石の方々ばかりではなく、遠くから近くから駆け付けた方々もいらっしゃるのだろう。
釜石新生教会の柳谷雄介牧師、3・11以降、どれほどのご苦労を担って来られたことか。直接に面識はないが、お元気なお姿を拝見できたことは嬉しかった。小井土さんは子どもの頃、どうもこの辺りで遊んでいたものらしい。
スクリャービン、小井土さんの釜石の3・11の想い出に親和性をもって鳴り響くのがこの曲なのかもしれない。最後の「星めぐりの歌」はスクリャービン風というか、スクリャービン調。小井土さんの編曲だった。
演奏を聴きながら、15年前のあの凄まじい写真の数々、福島の原発事故を知った時、「日本はもう終わりだ!」と恐怖したことがまざまざとよみがえった。









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