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いわての文芸誌「天気図」好評発売中

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いわての文芸誌「天気図」vol.7。ツーワンライフ出版。定価800円。県下各書店、アマゾンで好評発売中。

 立川ゆかり編集長執筆の編集後記から紹介します。
●巻頭は「野遊び倶楽部イーハトーブ」のラジオでおなじみのアウトドアライター・村田久氏にお願いした。小説のような想像ではなく、氏は実際に見聞きしたことを執筆するエッセイスト。行動派作家の体験する「事実は小説より奇なり」には驚かされるばかり。体験が書く上で重要だということを痛感させられた。ありがとうございました。

●北園氏は今までのペンネームを捨てての渾身の執筆となった。評論の中(加藤)氏は日本音楽史上でも有名な盛岡の楽団「太田クワルテット」の新説を追った。浅沼氏は児童文学の時代物ジャンルで初挑戦。若手の大平氏の小説はホラーと純愛が融合した味のある作品である。名だたる書き手が「天気図」初登場。「天気図」初デビューに乾杯。

●菊池氏のミステリアスで幻想的な作風は今回も発揮された。安住氏の詩もいつも通りに温かく深みあることばで感性を刺激された。皆、頑張っている。「天気図」を土台に誌中の同人エッセイスト、野中氏のように、全国区ステップアップを次への指針としたいものだ。小生も後からついて行きたい。

★さて立川ゆかり氏は?
 立川氏は小説の何たるかを熟知している。毎回おもしろい。読者に読ませてしまう書き手だ。今回の「失踪旅行」は、熟年の夫婦に訪れた危機を夫婦間の機微を交えて恬淡と書きつづり、意表を突くどんでん返しを交えてちょっと涙腺ゆるむ結末へと運んでゆく。どこがどのように面白いかは是非読んでいただきたい。尚、立川氏は岩手日報社発行の文芸誌「北の文学」57号に編集委員だった故三好京三氏、故光瀬龍氏と森田純氏らの評伝「俺らの時代」などを発表している。(ぶんな記)

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