日記・コラム・つぶやき

あれこれ

 久しぶりに新日本紀行を見ると、岩手県種市町の南部もぐりが紹介されていた。

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 海中土木、開発など、予想を超える仕事内容、特に海中での溶接は興味深かった。東日本大震災のときの海中のようすは、泥だらけで真っ暗闇、ウニ栽培のいけすも流されていた。シケとはけた違い、地震で地割れが入って弱い岩盤の岩がひっくり返っていた。桁違いの破壊力だったという。それを確か一か月後には漁の再開にこぎつけたとか。

 盛岡から宮古市に引っ越した時に、さあこれからは朝夕に海を眺めて暮らすことができると喜んだのは実際に現地に行きつくまでの夢。着いた先は浜から離れた山の上にできた団地だった。それでも何度かは行く機会があった。浄土ヶ浜で子どもたちを遊ばせた思い出がある。印象深かったのは、海の底の美しさ。何も沖に出なくとも、その時はたまたまウミウシがいて、図鑑で見るのとは違い、いかにもゆったりと潮に揺られている。それまで海面しか見たことが無かったけれども、海の底は面白いと思った。
 いつか本格的に潜ってみたいと思いながらついに今日に至るまで、チャンスに恵まれなかった。
 こんなことをも思い出しながら見たこの番組。潜水にも多岐にわたる仕事内容があることを教えてくれた。そして意外にも、潜水を学べる高校は全国にこの岩手県立種市高等学校一校だけであるらしい。

 

⛳きょうはまる一日休養。休養ボケでなかなか手つかずで22時43分更新

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あれこれ   

 今朝のおはよう日本で、ソ連のスターリン時代に、ウクライナにあった90年前の大飢饉ホロドモールを取り上げていた。
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 時代は進んでいるのか後退しているのか、AIに勝ったとか負けたとか、うん、まだ負けた例は見たことがないけれど。あらゆる分野で人をしのいでいる。知識もパソコン、スマホに訊けば質問の大方に答えてくれる。こんな世の中になって尚、戦争と深刻な飢餓が無くなることがない。夕刻にはアフガニスタンの危機的状況が報道されていた。どの場面も胸が射抜かれる思いがする。90年前も、もっとそれ以前にも、今も、これから先もこの悲惨は無くなりそうにない。
 「ただ同時に」と藤原辰史が著書「ウクライナ」でいう。「歴史がくり返してきた重要な問題のひとつは、たとえば日本のような戦場から離れた国に住む人びとの、当事者意識の減退と、関心の低下、そして倦怠ではないか、つまり〝胸の痛み”が持続しないことではないか、ということです」。ウクライナ対ロシアを日々目にしながら、報道にどこか慣れてしまった自分に気づき唖然とした。これ以上は何と言ったらよいか何といったものか。神に日々問い祈る、わずかばかりの寄付を寄せる、これがせいぜいのところ。申し訳ない。すみません。ごめんなさい。

     ☆  ☆  ☆

 ショスタコーヴィッチに関して、以前私が思っていたことが書かれてあり、たしかにショスタコーヴィッチをそう思っていた時があった、それが今は。切り抜いてみた。

⛳20時6分更新
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秋はどこに来てるかな

もりおか歴史文化館前の盛岡市農業まつり
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どこかにきれいな紅葉はないかしらん
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秋の展覧会はどこにと見ればたまたまおでってプラザで「金曜会」の絵画展

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帰り際、受付の女性の方に、この絵を描いた方の受賞歴を訊くと「分かりません。隣の室にいますから呼びましょうか」。私はあわてて「いえいえ、もう帰りますから」。もうあまり人様に余計な時間は取らせたくない。「絵は描きたい気持ちはあるんですけどなかなか」というと、その方が仰った。「私は75歳で始めたんです」と。「どの絵ですか?」。その方が指さしたのは、私が立ち止まって見た絵の中の一枚だった。「ひ孫を描いたんです」。竹林の中を駆けてくる女の子の絵だ。手足の動きが非常にうまく捉えられていると眺めた絵だった。

秋はけっこう近場にも。面倒がらずにちょっと出かけるだけで、まるで光に花開くかのようにそこに静かに輝いていてくれた。

⛳22時7分更新

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TVをどんなふうに

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このニュースではじまったきょうの一日。

 なぜNHKを見るのか。その昔は民放もけっこう見ていた。結婚前、実家では民放もよく見ていた。結婚してみると、夫は民放があまり好きではなかった。チャンネル権を主張しない私は、自然に夫が見る番組を見るようになっていた。そして長い間そうしているうちに、賑々しい場面が少ない、コマーシャルが入らないチャンネルに落ち着きを感じるようになった。ノリのいい若者たちのように、賑やかなシーンが多いチャンネルにはついていけなくなってしまったともいえる。今はニュース、野球なら大谷、菊池。プレミアムシネマでは興味がある内容の時だが途中で消してしまうことが多い。最近で、最後まで観たのは「スパルタカス」「ワルキューレ」の2作のみ。朝ドラはなぜか主人が欠かさずに。プレミアムカフェはたまに。しかし最後まで見ることは少ない。8時以前は見るか見ないかは別としてTVは点けたまま。とにかくずっと続いているのは5時のクラシック倶楽部とその後の名曲アルバムだけ。ざっとこんな具合。
 クラシック音楽館もたまに。ただ9時以降の番組は私にはちょっと辛い。昨日のブーニンなどは22時から。興味津々待ったはずが、途中で居眠り。何れ21時以降の番組は夜に起きているのが苦手な私にはきつい。
 もう一台TVを買うべきだと思ったことは一度もない。ただごくたまに何となくTVを点け、何を見たいでもなくだらだらとTVを見続けていることがある。たいていこれは逃避。やるべきことがあるのになかなか着手できないでいる、そんなときだ。こんな場合は思い切って外に出て散歩するとか別行動にスパッと切り替えてしまう方がいいように思う。
 気づけば22時半を過ぎている。こういう日は翌朝の目覚めに影響するのだ。そんなわけで、書き落し多々あるけれども、ここで、どんと晴れ。

⛳22時43分更新

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パキスタンの水害

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 またまた台風、14号。「トラックが横転するような強風が」、それも珍しくなくなった。温暖化があらゆる不安を。
2,3日前の新聞だったろうか、朝日の一面に記録的な大雨で「パキスタン国の3分の1冠水」と。「国土の3分の1!凡そ3,300万人が被災。「異常気象による大雨のほか、4~5月に猛暑が続いて北部にある山岳地帯の氷河が解けたという指摘や排水設備などのインフラが不十分だったとの声があがる。」と。そして次の行からを読んで、「その通りだ!」と心が動いた。「同国のレーマン気候変動相は異常気象の原因の一つとされる地球温暖化に言及し、「世界が直面する実在する危機であり、パキスタンはその震源地になっている。我々の温室効果ガスの排出量は世界全体の1パーセントに満たないのにだと指摘。排出量が多く、経済発展を遂げてきた西側諸国などに責任がある」
 深刻になればなるほど、口にはださないまでも、意識の内に諦めが巣くってしまっている。たぶんこのことはもう子どもたちでさえ分かっているかと思う。
 環境破壊という大罪をほとんど犯していない人たちが、甚大なしわ寄せを被っている。何とも言いようのない気分になった。
 

 

   ☆  ☆  ☆  ☆

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⛳21時52分更新
終日風が。今日の暑さはこの風に救われたけれども。

 写真は大正時代の蓄音機。今現役で活躍中。あの当時の音響を個人で楽しんでいる方がいらっしゃるとは!

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宿命の決意を全う

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けさは国内ニュースもワールドニュースも8日に亡くなられたエリザベス女王を一斉報道。
96歳。多くの輝かしさ。そして多くの人々を励まし、また王室の存続を担い心労や苦難もあられたところを最期まで生き抜き生き切られた見事さに落涙。

 

⛳21時29分

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雑記

 音楽とは関係ないけれど、今朝新日本紀行で真昆布漁を見た。

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 この松前小島の周辺が豊かであるらしい。たしか水深20メートルまで潜り、根元から取って束にし、いくつもの束を紐に括りつけて引き上げる。柔らかい部分は切り落として整形し出荷。よい煮出し汁が出る。
 海藻類は必ず一品食卓に乗せることにしている。結び昆布をほかの材料とお煮しめにすることが多いが、最近は昆布巻が美味しい。叔母が昆布巻が大好きだった。その気持ちが分かるようになっている。味噌汁にふのりやわかめ、たまには焼きまつもも美味しい。松前漬けも自家製にすると塩分を控えることができる。茎わかめを千切りにしたしょうがとだし醤油につけ込むのも美味しい。めかぶにゆずやれもんを垂らしても美味しい。何れ海藻類は食卓からは切り離せない。
 これらを育て、収穫し、出荷のための作業に力を注いでくださっている方々に感謝、感謝。

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休息のつもりが

 今時間になって、きょうは何もしないでしまったと一日を振り返ると、コロナワクチンを接種したわけでもないのに、起床と同時にちょっとめまい。これは要注意と思いつつ、久方ぶりにストラヴィンスキーの「火の鳥」を。それも結局は休息の時に振り替えて、とにかく予定も返上で休みに休んだ一日。

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夜に花火の音が。最初は雷かと思ったが。撮れないかなとためしたがあきらめたつもりが、PCの方に今取り込んだところが、中央に小さく輝くもの。ああこれで夏の輝き、暑くてコロナの渦中で、しかし今年はことしの輝ける夏が終わった。今年も夏はあったのだ。どこにもでかけなくともちゃんとあった夏。どんな状況下でもこれを生かすか否かは自分次第だったのだとはたと気づく。

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⛳22時半、何とか健康上の正常値を取り戻した今。

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 早朝から鋭くおどろおどろしい雷。それでも9時過ぎに晴れ間を縫い、その晴れ間と思った間にも小雨に見舞われながら墓参りを済ませる。
21時前のニュースでこのような状況。台風8号は関東に接近。行動制限は無いのだが。ならば〝我々が行動制限をかける〟とばかりに大雨、そして徹底するかに台風の襲来。国土を壊し放題。

しかしあの書物にはこうある。
「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々。わたしはあなたを助ける。―主の御告げ―あなたを贖う者はイスラエルの聖なる者。」(イザヤ41:14)

⛳21時15分更新





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HIROSHIMA

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 いまだ戦争も核もなくなってはいない。虚しさが募るけれども、しかし平和への祈りが消えたなら、それこそ、そこからは真っ暗闇の支配が始まる、そんな気がした。

 

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 先週の土曜日、730()は何を書こうとしたかしらんと。当初は、朝に新日本紀行で見た神田の古書店。これは図書館よりもすごいものが眠っていそう、というよりも、貴重なものはすべてリストアップされて、後生大切に保管されており、店主は必ず必要な人物が現れることを確信しているようなのだ。我が国にとって、いや世界にとっても重要な書物がここにあるとの自負と風格。写真は和本専門の古書店。
 私は、新刊書が並ぶ書店よりも、古書店に行くことが多い。古書と言っても史料価値があるものはそれなりの立派な値段。なかなか。
 何れ、聖会のある日に、それも初日にTV番組を書くでもないかという気がして、聖会の方を載せたのだった。撮り置いた分を出してみると、

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 東京の神保町の音楽専門の古書店に、昔、息子が連れて行ってくれたことがあるけれども、その時は圧倒されて背表紙たどるだけで精一杯だった。盛岡市にある古書店で「赤い鳥」を見つけた時は嬉しかった。

⛳10時更新

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