あれこれ
久しぶりに新日本紀行を見ると、岩手県種市町の南部もぐりが紹介されていた。
海中土木、開発など、予想を超える仕事内容、特に海中での溶接は興味深かった。東日本大震災のときの海中のようすは、泥だらけで真っ暗闇、ウニ栽培のいけすも流されていた。シケとはけた違い、地震で地割れが入って弱い岩盤の岩がひっくり返っていた。桁違いの破壊力だったという。それを確か一か月後には漁の再開にこぎつけたとか。
盛岡から宮古市に引っ越した時に、さあこれからは朝夕に海を眺めて暮らすことができると喜んだのは実際に現地に行きつくまでの夢。着いた先は浜から離れた山の上にできた団地だった。それでも何度かは行く機会があった。浄土ヶ浜で子どもたちを遊ばせた思い出がある。印象深かったのは、海の底の美しさ。何も沖に出なくとも、その時はたまたまウミウシがいて、図鑑で見るのとは違い、いかにもゆったりと潮に揺られている。それまで海面しか見たことが無かったけれども、海の底は面白いと思った。
いつか本格的に潜ってみたいと思いながらついに今日に至るまで、チャンスに恵まれなかった。
こんなことをも思い出しながら見たこの番組。潜水にも多岐にわたる仕事内容があることを教えてくれた。そして意外にも、潜水を学べる高校は全国にこの岩手県立種市高等学校一校だけであるらしい。
⛳きょうはまる一日休養。休養ボケでなかなか手つかずで22時43分更新
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