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クラシック倶楽部あれこれ

 どうしておられるかとふっと思い出しては気に掛けていた沿岸の友だちから便りがあった。ほんとうに頑張っておられる。彼女の一筆を読むと祈り心が湧く。その中に「クラシック倶楽部を毎日聴いています」とあった。
 人に奨めながら、今は5時きっかりに聴くことは少なくなっている。現実的に早朝に目は覚めるもののいささか体調にひびくという感じがする。久しぶりに諏訪内晶子の健在ぶりを見た時も嬉しかったし、文字にしないまでもこの番組の恩恵は受けてきている。
 パトリシア・コパチンスカヤ&カメラータ・ベルンのヴァイオリンでは、これが立奏なのだが、メンデルスゾーンやらシューベルトはもうおなじみでシューベルトの「死と乙女」は昔弟が隣の部屋でよく聴いていたのを思い出しながら懐かしく聴く。非常に目新しいというか、耳新しいというか、それが「怒り」だった。作曲者はパトコップ。誰だろう、知らない。ところがググってみるとコパチンスカヤのペンネーム。改めてネット上にある彼女の顔に見入ってしまった。土俗的な直截な感覚が面白かった。
 ベルリン・フィルの首席、樫本大進がベルリン・バロック・ゾリステンとともに。これも立奏。どの団体であったか立奏が動きが自由で音が出しやすいと言っていたが、立奏がおおくなっているのか。それにしても高齢になると立奏は大変だろうと思ってしまう私は立派な高齢者。樫本さん、45歳になられるようだけれど、貫禄が増していた。ヴィヴァルディ「四季」、「これが冬だ しかし 冬は喜びをもたらしてくれる」。時代の冬、歴史上の冬、その中で喜びを見出せる方々が一人でも多くいらっしゃるようにと祈る。
 日付は前後するけれども、バイオリンのロマン・シモヴィッチが演奏についていう「感情で俳優のように物語をつくりだす」で、感情欠乏気味となりつつある己を自覚。ドバイでクラシックピアノコンクールが行われていることを知る。一度は水浸しになったドバイ、しかし治安は非常に良いとも。あの砂漠の近代都市でコンクールが!
 櫻田亮、この名前、まこと、と読むのね。ベルカント、良かったな。人の声の説得力は楽器とはまた別者という感じが
 フランチェスコ・トリスターノのピアノ。バッハのイギリス組曲第2、3、6番。小気味よい風が控えめなユーモアまじりに吹き抜ける。
 その他、その他といってしまっては申し訳ないのだが、朝のひとときはこうして始まる。
 今朝は土曜日でクラシック倶楽部はないが、早朝のゼレンスキー対トランプのやりきれなさを、せめてクラシック倶楽部の思い返しで吹き飛ばしてみた。

 

⏰6時19分更新

 

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