きょうのことば「父の子どもとなるために」ーIGM秋田・盛岡(兼牧)教会 神谷光一牧師ー
9日は私と同年代の方のお葬儀があり、ふだんはそれほど意識していない死が身近に感じられました。ご遺体にお会いして、もうここにはおられない。自分のこの体は仮住まい、やがてはお返ししなければならない日が来る。やがてお会いする主イエスさまのご存在が慕わしく思われました。ーブログ管理人ー
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インマヌエル秋田・盛岡(兼牧)キリスト教会牧師
神谷光一師の説教をお聴きください。説教は1週間遅れでおつなぎしています。
2024年2月4(日)
説教題 『父の子どもとなるために』
聖書朗読 マタイの福音書 5章38~48節
38 『目に目を、歯には歯を』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。
39 しかし、わたしはあなたがたに言います。悪い者に手向かってはいけません。あなたの右の頬を打つ者には左の頬も向けなさい。
40 あなたがたを告訴して下着を取ろうとする者には、上着もとらせなさい。
41 あなたに一ミリオン行くように強いる者がいれば、いっしょにニミリオン行きなさい。
42 求める者には与えなさい。借りようとする者に背を向けてはいけません。
43 『あなたの隣人を愛し、あなたの敵を憎め』と言われていたのを、あなたがたは聞いています。
44 しかし、わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
45 天におられるあなたがたの父の子どもになるためです。父はご自分の太陽を悪人にも善人にも昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからです。
46 自分を愛してくれる人を愛したとしても、あなたがたに何の報いがあるでしょう。取税人でも同じことをしているではありませんか。
47 また、自分の兄弟にだけあいさつしたとしても、どれだけまさったことをしたことになるでしょうか。異邦人でも同じことをするではありませんか。
48 ですから、あなたがたの天の父が完全であるように、完全でありなさい。
【神谷師による説教の要約】
天におられる父が完全であることを私たちの生活に当てはめると、それは、敵を愛し、右の頬を打つ者に左の頬を向けることであり、そのように天の父の子どもとなるとは、私たちは敵や迫害する者を常に「自分にとって」という視点で見ているのに対して、そうした相手を天の父であるお方がどう見ておられるかを心に留めて生きることだといえる。
そして、そのように生きるために、キリストがお祈りを通して日々父なる神さまとその思いを共有されたように、祈りつつそのキリストとの交わりの中に生きることであり、そこにこそ信仰者の立ち位置がある。
※PCの不具合でいつもの写真を載せかねました。
⏰2時11分更新
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