音楽雑感 イーゴル・レヴィットの32番
下の写真はカメラが鍵盤の下から捉えた写真。惜しいことに、あと5分でこの響きが終わろうとしているクラシック倶楽部。20年8月、ザルツブルク祝祭大劇場大ホール。数日前、名曲アルバムでこのベートーヴェンのソナタ32番の一部のみ聴いて、なにか充足感に欠けたのだけれども、これは番組制作の意図が違うわけで仕方がない。それを今埋め合わせている。
今朝の名曲はメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第一番で、ライプチヒの映像。で、ライプツィヒで思い出すのは、バッハ祭。レヴィットの演奏はザルツブルク音楽祭だけれども、バッハ祭の方が音楽祭そのものに何か格調の高さを感じる。24年に招かれているのが盛岡バッハ・カンタータ・フェライン、これは盛岡、仙台、岡山の選抜なのか、オーデションはない団体であるらしいから、希望者は全員ドイツに行くことができるのだろう。その準備、練習の様子を勝手に想像している。地元の、或いは欧州各地で書いてくれる新聞はあるだろうけれども、どんな評価が得られるのか、というよりも、バッハ先生には、聴いてにっこりと肯いていただきたいもの。何かすばらしい予感が。
6時15分更新
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