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きょうのことば「私たちはどうしたらよいでしょうか」ー説教・神谷光一 牧師ー

 先週28日はペンテコステでした。この日によく引証される聖句は使徒2:4「すると皆が聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始めた」という箇所です。
 さて、私の実体験したペンテコステはどんなものであったか。どうまとめるべきかを考えていたときに、そんなことを思い巡らすよりも、ありのままを書けばいいじゃない、と。
 洗礼式がありました。ほんとうに祈りこんで洗礼槽の傍らに立つ姉妹。信仰を確認する牧者の質問の一つ一つに答えます。その姿がほんとうに輝いています。そして洗礼槽におりて、写真はまだ水に浸かってはいませんが、この後すぐに牧者の祈りと共に水に浸されました。
 私はといえば、近頃は自分に血はあるか? 涙はあるか? こう自問自答する日も。しかしこの時には滂沱の涙が流れました。自分にまだこれほどたくさんの涙がのこっていたことに驚きました。聖霊は理屈をかざさずに神が生きておられることを心のうちに証明してくださる、そう思いました。
 戦争が、災害が、禁欲を嗤う金欲が、新興宗教団体がそちこちの土地を買い占め潤沢な設備投資で大腕を振るい、貧しくとも清貧に屈することなく伝道する教会が次つぎに閉ざされ、統合されていく現実があるはある。しかし神はその昔から変わりなく今も生きておられる。神は生きておられる。そのことに涙がとまりませんでした。

 教会つぶし、キリスト者つぶしに余念がない勢力もあります。その人々は罰を受けるだろうと私には言えない。この世にあって罰を受けるか受けないか、それは神のみぞ知る。たとえそういった人々が罰を受ける場面を私が見ることがなかったとしても、この事実、神は生きておられる。自分の願うとおりに事が運ぼうと運ぶまいと神は生きておられる。聖霊はそれを私に教えてくださいました。

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この日の午後に行われた納骨式 

 

 

          ☆  ☆  ☆

 

インマヌエル秋田・盛岡教会の神谷光一牧師の説教をおつなぎします。

2023年5月28日(日)
説教題『私たちはどうしたらよいでしょうか』ー五旬節礼拝ー
聖書朗読 使徒の働き2章22~42節

22 イスラエルの皆さん、これらのことばを聞いてください。神はナザレ人イエスによって、あなたがたの間で力あるわざと不思議としるしを行い、それによって、あなたがたにこの方を証しされました。それは、あなたがた自身がご承知のことです。
23 神の定めた計画と神の予知によって引き渡されたこのイエスを、あなたがたは律法を持たない人々の手によって十字架につけて殺したのです。
24 しかし神は、イエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせました。この方が死につながれていることなど、あり得なかったからです。
25 ダビデは、この方について次のように言っています。『私はいつも、主を前にしています。主が私の右におられるので、私は揺るがされることがありません。
26 それゆえ、私の心は喜び、私の舌は喜びにあふれます。私の身も、望みの中に住まいます。
27 あなたは、私のたましいをよみに捨て置かず、あなたにある敬虔な者に滅びをお見せにならないからです。
28 あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。あなたの御前で、私を喜びで満たしてくださいます。』
29 兄弟たち。父祖ダビデについては、あなたがたに確信をもって言うことができます。彼は死んで葬られ、その墓は今日に至るまで私たちの間にあります。
30 彼は預言者でしたから、自分の子孫の一人を自分の王座に着かせると、神が誓われたことを知っていました。
31 それで、後のことを予見し、キリストの復活について、『彼はよみに捨て置かれず、そのからだは朽ちて滅びることがない』と語ったのです。
32 このイエスを、神はよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。
33 ですから、神の右に上げられたイエスが、約束された聖霊を御父から受けて、今あなたがたが目にし、耳にしている聖霊を注いでくださったのです。
34 ダビデが天に上ったのではありません。彼自身こう言っています。『主は、私の主に言われた。
 あなたは、わたしの右の座に着いていなさい。』
35わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまで。』
36 ですから、イスラエルの全家は、このことをはっきりと知らなければなりません。神が今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」
37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、私たちはどうしたらよいでしょうか」と言った。
38 そこで、ペテロは彼らに言った。「それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。
39 この約束は、あなたがたに、あなたがたの子どもたちに、そして遠くにいるすべての人々に、すなわち、私たちの神である主が召される人ならだれにでも、与えられているのです。」
40 ペテロは、ほかにも多くのことばをもって証しをし、「この曲がった時代から救われなさい」と言って、彼らに勧めた。
41彼のことばを受け入れた人々はバプテスマを受けた。その日、三千人ほどが仲間に加えられた。
42 彼らはいつも、使徒たちの教えを守り、交わりを持ち、パンを裂き、祈りをしていた。



 

⏰6時25分更新

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