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221221クラシック倶楽部を聴く トン・コープマン オルガン・リサイタル

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コープマンのコメント
 ブクステフーデの自由な音楽性が大好きです。彼は即興が好きで、自由な鍵盤奏法の最高の演奏家でした。彼は「劇場はいらない」といい、教会を劇場ととらえ演奏を行ったのです。ブクステフーデの多様な面を見せるために、まず変化に富んだ「前奏曲」を選びました。次の「わが愛する神に」は、珍しい変奏曲で、それぞれの曲が舞曲で始まります。アルマンドで始まり、サラバンド、クラント、ジーグ。当時としては新しい試みです。3曲目は華やかで楽しい「フーガハ長調」です。このような幅広い作品を残したブクステフーデにすっかり魅せられています。
 バッハが一番優れた音楽家と考える理由は、感情と理性のバランスがとれていることです。彼はすべて譜面に表すことができ、同時に和音一つで聴き手を感動させることもできました。その音楽があまりに強く感情に訴えるため、涙することもあるでしょう。音楽史の中でもバッハのような人は他にいません。ミケランジェロやダ・ビンチと並ぶ最高の芸術家です。

曲目
 ☆「フーガ ト短調 BWV578」バッハ:作曲

☆「前奏曲 二長調 BuxWV139」ブクステフーデ:作曲
☆「わが愛する神に BuxWV179」ブクステフーデ:作曲
☆「フーガ ハ長調 BuxWV174」ブクステフーデ:作曲
☆「前奏曲 変ホ長調 BWV552」バッハ:作曲
 合奏が「神」、軽快なリズムの主題が「イエス」、下降音階に始まる部分が「聖霊」を示すとされる。
☆「「オルガン小曲集」から“おお人よ 汝の罪の大いなるを嘆け”BWV622」バッハ:作曲
☆「「クラヴィーア練習曲集第3部」から “永遠の父なる神よ”BWV669」バッハ:作曲
☆「「クラヴィーア練習曲集第3部」から “世の人すべての慰めなるキリスト” BWV670」バッハ:作曲
☆「「クラヴィーア練習曲集第3部」から “聖霊なる神よ”BWV671」バッハ:作曲
☆「フーガ 変ホ長調 BWV552」バッハ:作曲
☆アンコール 「オルガン小曲集」から “主イエス・キリスト われ汝を呼ぶ” BWV639」バッハ:作曲
☆アンコール 「ソナタ ト長調」スカルラッティ:作曲
☆アンコール 「ヴォランタリー」から」スタンリー:作曲

 

🎵ブクステフーデの研究者でもあるコープマン。軽々とパイプオルガンに着席。この軽々が今回見ていて、ブクステフーデ、最初の曲はバッハだったが、彼の中ではブクステフーデ感覚が運動系に伝わっていたように思う。事実バッハの「フーガ ト短調 BWV578」はまるでブクステフーデが舞い降りたかと思うほど。もう光あふれる宙、神の恩寵の只中に、あらゆるものが喜びに活き活きと戯れあそび飛び交う感じなのだ。コープマンの神の光、恩寵への向日性だ。続く3曲のブクステフーデ。コープマン解説による自由な音楽性、自由な鍵盤奏法ともいっていたが、バッハにある重厚さ、荘重さ、厳かさとはまた微妙にというより明らかに一味違う自由。ブクステフーデにもバッハに似たそれもあるはあるのだけれども作曲、培養土壌の違いといったらいいのか、ブクステフーデの曲のはじめにはたしか舞曲が出てくるとコープマンがいっていたが、ブクステフーデのうちに作曲以前にしっかりと入っている民族的なリズムがそう感じさせるのではないかと思った。彼に劇場は必要なく、教会が彼の劇場であったようだ。
 

🎧名曲アルバム。ペールギュントから「ハリング舞曲」グリーグ作曲
ノルウェー西部ハルダンゲル地方。

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⛳18時2分更新

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