221121 クラシック倶楽部を聴く 第16回チャイコフスキー国際コンクール ガラ・コンサートI
2019年第16回チャイコフスキー国際コンクールの上位入賞者たちが来日、華麗な演奏を繰り広げた。その中から今回はバイオリンのセルゲイ・ドガージンの演奏を放送する【演奏】セルゲイ・ドガージン(バイオリン)、東京交響楽団(管弦楽)、飯森範親(指揮)【収録】2019年10月8日 東京芸術劇場で収録
【曲目】
☆歌劇「エフゲーニ・オネーギン」から ポロネーズ(チャイコフスキー作曲)
☆バイオリン協奏曲(チャイコフスキー作曲)
☆アンコール「ネル・コル・ピウ」による変奏曲から(パガニーニ作曲)
参考:「タワーレコード」より
藤田真央が第2位に入賞し、話題となっている第16回チャイコフスキー国際コンクール。ヴァイオリン部門では、2011年に1位無しの第2位に入賞した経験のあるロシアのセルゲイ・ドガディン(30)が念願の優勝。ロサンゼルス在住でアメリカから出場した金川真弓(かながわ・まゆみ)は4位に入賞しました。
ヴァイオリン部門(ファイナル6名中)
1位 セルゲイ・ドガディン(ロシア)
2位 マルク・ブシュコフ(ベルギー)
3位 キム・ドンヒュン (韓国)
4位 金川真弓 (アメリカ)、アイリン・プリチン(ロシア)
6位 ミラン・アルアシャブ (チェコ)
セルゲイ・ドガディン
1988年、6歳でヴァイオリンを始め、2002年にはヴァシリー・ペトレンコ指揮サンクトペテルブルク・フィルの演奏会でデビュー。これまでに指揮者のゲルギエフ、テミルカーノフ、アシュケナージ、スピヴァコフ、ホーネックと、ピアニストではレオンスカヤ、マツーエフ、トリフォノフらと共演しています。
コンクール歴は下記のように華々しく、今後の国際的な活躍が期待される。
2002年 アンドレア・ポスタッチーニ国際ヴァイオリン・コンクール(Italy) 優勝
2009年 ミュンヘン国際コンクール(Germany) 特別賞
2011年 第14回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門 第2位(1位無し)
2015年 第9回ヨゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクール(Germany) 優勝
2016年 第1回アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクール(China) 第2位
2018年 シンガポール国際ヴァイオリン・コンクール 優勝
2019年 第16回チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門 優勝
CDデビューは2008年にドイツのソロ・ムジカ・レーベルへ録音した『チャイコフスキー/ラフマニノフ/プロコフィエフ/ローゼンブラット:ヴァイオリン作品集』。その後、2016年にメロディア・レーベルにショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を録音(スラドコフスキー指揮『ショスタコーヴィチ:協奏曲全集』の中の1曲)。同年12月にはナクソス・レーベルに『ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134/24の前奏曲 Op.34』を録音しています。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)
🎵4年に一度のチャイコフスキーコンクールで11年には2位。しかし彼は1位と2位にある開き、差を痛感。さらに4年をかけて再度挑戦し見事第一位。この音楽家の想い! 何としても1位でなければ。バイオリン協奏ニ長調作品35の第一楽章の終わりに差し掛かるころには、聴きながら涙が出てしかたがなかった。ドガージンは曲について、チャイコフスキーの曲には誠実さや美しさがある。この協奏曲はレオポルド・アウアーに献呈されているが、アウアーはバイオリンのできる範囲を超えていると。演奏には技術ばかりでなく体力も必要。繰り返される似たようなフレーズに違った表現をつけなければならないなどと語っている。東京芸術劇場での飯森範親、東京交響楽団との共演では、ドガージンの共演者への感謝の思いと今日ある喜びがあふれていた。ドガージンの経歴など番組中に解説があったが、しっかりと記録しかねたので、タワーレコードから引かせてもらった。
🎧名曲アルバム。ショパン「マズルカ 作品17-4」。ピアノ大崎結真
1824年夏、すでに神童として有名だった14歳のショパンが、ポーランドのシャファルニア村の有力者の招きでこの村に滞在した。記念してシャファルニア・ショパン館が建てられ、肖像画や楽譜などゆかりの品が並んでいる。毎年ショパンの名を冠した青少年のためのピアノ・コンクールも行われている。都会暮らしのショパンには田舎暮らしが新鮮だった。景色と共にピクニックや乗馬などを楽しんだ。シャファルニア通信と題して、村のできごとを両親に書き送っている。ショパンは滞在中に行われた祭で、この地特有のマズルカと出会っている。ポーランドの人々が古くから親しんでいる民族舞踊だ。その音楽から着想したのが「マズルカ 作品17-4」だという。
⛳昨夜のクラシック音楽館、ブロムシュテット、介助されながらの登場、しかしその頭脳の中は、音楽理論、音楽づくり、作曲者の姿が交錯、いっぱいに満ち満ちている感じが。グリーグ、ニルセン、北欧の作曲家たち。弾くムストネンの電撃的なひらめきに震えてか鋭い指さばきを久方ぶりに見る。
17時53分一旦更新18時11分再更新
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