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220812 クラシック倶楽部を聴く アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル

22歳の時チャイコフスキー国際コンクールでフランス人として初めて優勝を果たし、一躍世界が注目するピアニストとなったアレクサンドル・カントロフの演奏会をお届けする
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ピアニストになったきっかけは、両親がバイオリニストで最初に挑戦したのはバイオリンです。子どもの頃、かなりの怠け者だったようです。バイオリンは音を出すのも難しく、格闘しているような感じでした。一方ピアノは子どもにとってゲームのようでした。鍵盤を押せば正しい音が出ますからね。初見で弾くのが大好きで、楽譜を読むとすぐに手が行くべき鍵盤を見つけるのに夢中でした。しかし長い間ピアニストが理想の職業とは思えず、プライベートな時間にピアノを楽しむ程度でした。当時は科学などの分野に進むつもりでした。高校に入学したら友人が皆音楽家という環境になりました。その経験は大きく、友人との共演や初めての舞台、体内にあふれるアドレナリンの勢い、明るい照明。さまざまな感覚が重なり合い演奏家になることを考え始めました。

リスト「ダンテを読んで」で演奏で大切にしていることは、音への創造力と想像力です。リストが読んだダンテの「神曲」地獄編に基づいています。ギュスターヴ・ドレの挿絵などを見て全体像をつかみ、音に翻訳します。重要なのは通常のピアノの響きではない音を見つけることができるかです。本当に時間がかかります。

曲目
☆ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 作品11(シューマン)
ピアノに新たな効果を発揮させるように意図して書かれ、それまでのピアノ技巧の集大成の作品ともいわれている。
☆巡礼の年 第2年「イタリア」から ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」(リスト)
「巡礼の年」全4集、26曲で構成される小ピアノ曲集で、第2年はイタリアの芸術作品から感じた霊感をもとに作曲。リストは、ダンテの「神曲」地獄編に書かれた情景描写よりも自ら救済の扉を開く人間の感情を中心に音楽を構成した。
☆歌と踊り 第6番(モンポウ)
【演奏】アレクサンドル・カントロフ(ピアノ)【収録】2022年6月30日、東京オペラシティ・コンサートホール

🎵昨日、今日のリストで、リストの奥行、技術的なすごさを得心。

🎧名曲アルバム。「日曜はダメよ」ハジダキス作曲/上柴はじめ・編曲

(歌)EVE,(ブズーキ)若林忠宏,(管弦楽)東京フィルハーモニー交響楽団,(指揮)円光寺雅彦 ~ギリシャ・アテネ、ピレウス~
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エーゲ海に面したギリシャの海ピレウスは1960年公開の映画「日曜日はダメよ」の舞台。気のいい娼婦と堅物のアメリカ人男性が港町で騒動を巻き起こす。ー番組紹介からー

この映画は主演メリナ・メルクーリが歌うテーマ曲とともに大ヒット。アテネに彼女の記念館がある。メルクーリは1967年祖国に軍事政権が誕生すると、国外で反政府運動に身を投じる。「デモクラシーが生まれたギリシャに今や自由はない」と語ったメルクーリは、軍事政権が倒れた後、国政に参加、国民的英雄になった。

⛳雨模様。ちょと遅いけれども、大谷翔平の偉業が。何も自慢はないが、あの大谷が出た岩手の花巻に私も7年暮らしてたんですよ。ベーブルースを超えた人があそこから! まだ半信半疑。
6時59分更新



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