220811 クラシック倶楽部を聴く 阪田知樹ピアノ・リサイタル
2016年にフランツ・リスト国際ピアノコンクールで第1位を受賞した若手ピアニスト、阪田知樹のオール・リストプログラムの演奏会をご紹介する。
【曲目】
超絶技巧練習曲 第7番「エロイカ」
ハンガリー狂詩曲 第5番 「悲劇的な叙事詩」
ハンガリー狂詩曲 第15番 「ラコッチー・マーチ」
超絶技巧練習曲 第4番 「マゼッパ」
以上(リスト作曲)
交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」から 第3楽章
第4楽章(ベートーベン作曲/リスト編曲)
【収録】2022年6月30日(木)ハクジュホール(東京)
コメント
私は20世紀に生まれてるんで、リストとの面識はないんですけれども、だけどもリストという存在は作曲家としては多作でしたし、何と言っても彼がすごい名ピアニストで、多くのピアニストを指導して、今たぶんピアニストになってる方々は、何かではリストの教えを伝わって今にいるわけですけれども、それほど大きな樹なわけですよね。だからそれをいろいろなことがあろうとも、彼という音楽家は非常に大きな存在で、私も単純に尊敬してますとか言えるような感じじゃないんですけども、音楽家の理想像の一つではないかなと思いますし、いつかそうなれるように日々精進していきたいなと思っています。
プログラムは、前半はリストのオリジナル作品、後半はベートーベンの交響曲「英雄」んピアノ独奏版です。まず前半について、後半にあるのが「英雄」なので、「英雄」に因んだ作品をリストの作品の中から選んでおります。超絶技巧練習曲の「英雄」、これはそのタイトルのままですね。2曲目、これは「悲劇の英雄」というタイトルのハンガリー狂詩曲の5番なんですけども、これも英雄というのが入ってる。3曲目がハンガリー狂詩曲の15番「ラコッチー・マーチ」。最後が超絶技巧練習曲にまた戻って第4番の「マゼッパ」という曲なんですけども、後ろ2曲、「ラコッチー・マーチ」のラコッチはハンガリーの英雄というか指導者の方が好んでいた旋律を使って作曲されたさくひんであって、最後の「マゼッパ」というのは、ウクライナの英雄だった人の伝説に基づいて書いている作品なんですね。この楽曲に関して、構成は最初に短い序奏があって、それから主要な旋律が順番に変奏されていく形式をとっている変奏曲のような感じのような曲ですけれども、まさにそれが英雄交響曲の第4楽章、これが完全に変奏曲なんですけれども、そういうリンク性を持たせて全体を構成しております。
やはりどう考えてもオリジナルの、これが3番であろうが何番であろうが、ま、第9とかなったらそうですけれども、何番のシンフォニーであろうとやっぱりたくさんの人がたくさんの楽器で奏でる音響の感覚とピアノ一台で奏でる音響の感覚というのは、どうしようもない差というか異なった音響になる、これは当然でして、じゃ何でこれ(ピアノ編曲版)の存在意義は何なのか。要するにピアニストから見た時に、オーケストラ的な色彩というか音色の変化のパレットをたくさん持っていなければいけないんですよね。そういった意味でオーケストラの楽曲を実際にピアノで演奏することに挑戦することによって、自分の引きだしが広がるということがまず一つあるかなあと思います。そしてリストがこの編曲をしてくださったことに非常に思うことと云うのは、本来であればオーケストラでしか演奏できない曲をこうして、弾くのが大変難しいですけども、ピアノ一台で演奏することを可能にしてくれたことにはやはり一ピアニストとして感謝したいなと思います。
🎵 交響曲のピアノ編曲版を聴くたびに、やはり幾分かの物足りなさを感じてしまう。ここまでして編曲しピアノで弾く意義、阪田さん言う存在意義を心のどこかで問うていたのが、このコメントで吹っ切れたというか、 「音色の変化のパレットをたくさん持っていなければいけない」、もしかすれば「弾けない」だったかもしれないが、何れピアニストの側からいえば音色のパレットが豊かでなければ弾くことはできない、力量を試される曲でもあるのだと思った。
リストでは狂詩曲第5番「悲劇的な叙事詩」が心に沁みた。
🎧名曲アルバム。「弦楽四重奏曲 アメリカ」ドボルザーク
アイオワ州に、チェコからの入植者で作られた小さな村スピルヴィルがある。1893年にドボルザークは夏の休暇でこの村を訪れる。滞在した建物は今は記念館となっている。当時彼はNYの音楽学校の校長を務めていた。故郷ボヘミアを思わせるスピルヴィルに癒され、ボヘミアの旋律と黒人霊歌を結びつかせ「弦楽四重奏曲アメリカ」が生まれたという。
⛳9時30分更新
明け方には北海道で地震震度5強。5強と聞いて、こうなってないといいが、ああなってないといいがと思いつつ、どこか5強にもすこし感度が鈍ってきている、良からぬことに慣れたような自分の意識にどきり。道路の隆起、崩壊、……破壊が止まない。すこしでも食い止められるように。
朝刊記事は政治と旧統一教会の癒着が満載。
宗教は古いほどいい、昔ながらの教えがいい。そして、教祖の実態がどうであるか、会計が明らかであるかどうか。
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