クラシック倶楽部を聴く 二期会サマーコンサート II
二期会サマーコンサート II
今をときめく豪華な顔ぶれが出演した二期会のサマーコンサート。40人を超える歌手とピアニストが名曲の数々を披露しました。コンサートの2日目から抜粋でご紹介します。【曲目】歌劇「椿姫」から、歌劇「ドン・カルロ」から(以上ヴェルディ)ほか【演奏】山口道子(ソプラノ)多田羅迪夫(バス・バリトン)岸本力(バス)腰越満美(ソプラノ)山岸茂人(ピアノ)他【収録】2019年8月24日渋谷区 大和田さくらホールー番組紹介からー
🎵菊地美奈、ニコライ「ウィンザーの陽気な女房たち」より 「いらっしゃい、陽気な移り気よ」。
日比野幸、与儀巧、ソプラノとテノールで「ヴェルディの歌劇 椿姫」から「パリを離れて」
山口道子、レハール「メリー・ウィドー」より「ヴィリアの歌」。
ここまでの3曲は愛の機微を直截に。すばらしい声量、声質!
鈴木 准・大川 博・多田羅迪夫、モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」より「我がドラベッラはそんなことありえない」、テノール、バリトン、バスバリトンで女性の貞節はありえない、いや彼女は、をめぐっての掛け合いがちょっと愉快。
嘉目真木子、ドヴォルザーク「ルサルカ」より「月に寄せる歌」。これが比較的日本的というか、ちょうど一昨日の夜中に気づくと月が煌々と家々を照らしだしていたこともありわかりやすく。この歌詞にも愛がこめられているのだが、輻輳する感情が濾過されている分、奥行、美しさがあり、好感が持てた。―空の彼方のお月さまあなたの光はどこまでも届く……世界のどこまでも届き人々の住まいを見つめている……―
岸本 力、ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」より「ボリスの死~さようならわが子よ」
いま息を引き取ろうとするもなお皇帝であり続け、自らは罪に苛まれつつ、次の皇帝たる我が息子を神よ悪から災厄から誘惑から守りたまえと祈り、弔いの鐘を聞きつつ神よ死よわれを赦したまえと迫真の演技が身近に。
腰越満美、ヴェルディ「ドン・カルロ」より「世の空しさを知る神」。もし人が天国でも泣くことがあるなら私の涙を主の玉座へお届けくださいと歌う。堂に入った華麗さとでもいおうか。
字幕は多田茂史、ピアノ山岸茂人。
近代で上演された歌劇がどんなものであったかを思うときに、歌も演技も学ばれ研究され磨き抜かれて現在に斯くあることに隔世の感を覚えた。圧巻。
また明日が楽しみ!
ショパンが身を寄せたジョルジュ・サンドの館のあるノアンの風景。
⛳テレビの映像を撮るよりも、実際に外に出て、直に人や自然や街を撮った方がよいと知りつつ、やるべきことがすこしずれてるかなと思いつつ、飽かずに。
9時7分更新
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