クラシック倶楽部を聴く 天羽明惠 美しきドイツ歌曲の調べ
ドイツリートの巨匠エルンスト・ヘフリガーの薫陶を受けたソプラノの天羽明恵。円熟期を迎えた彼女自ら選んだ今届けたいドイツ歌曲を歌った演奏をお送りします。
【演奏】天羽明惠(ソプラノ)、江口玲(ピアノ)【収録】2022年2月21日 すみだトリフォニーホール 小ホール。

【曲目】
歌曲集「乙女の花」 作品22(リヒャルト・シュトラウス)
別れの歌 作品14(コルンゴルト)
春のまなざし 作品5第3(シェック)
4つの最後の歌(リヒャルト・シュトラウス)
【演奏】天羽明惠(ソプラノ)、江口玲(ピアノ)
【収録】2022年2月21日 すみだトリフォニーホール 小ホール。
対訳 広瀬大介
天羽明惠さんのコメント(抜粋)
歌い手って、からだの旬と心の旬がずれるんです、どうしても。からだの旬というのは若い時の筋肉の柔らかさというのは俄然いいじゃないですか、若い時は。だけれども、心の旬というのは精神的にいろんなことを経験したうえで、こういう情感が出てくるとか、こういう感情が湧き上がるとか、そういうものって、絶対に齢を重ねてきたときの方が出てくる。深かったり豊かだったり温かかったりすると思うんです。でもこれをいつか歌えるからと思ってずっと取って置いたら、ひょっとしたら70になっても80になっても間に合わないかもしれない。どこかの時点でここって決めてやらないと無理だろうなと思ったので。だからまだまだこれからもっとあたためて、もっと豊かにいい歌になりたいなと思っています。だからもっともっと歌い込んでもっと私がやりたい音楽にできるように努力していきます。
🎵「乙女の花」、フェリックス・ダーンの詩をシュトラウスが作曲。シュトラウス、果たしてヤグルマギク、ポピー、木づた、スイレンの4種の花にどんな女性を想起して作曲したものか。
書きとめた天羽さんのコメントは、「4つの最後の歌」にかける想いであったかと思う。この曲はピアノがけっこう曲の前後に大きく曲想を連想させてくれる。江口さんのピアノだ。最後などは遠ざかり消えゆこうとする幻をどこまでも諦観した思念が不可能と知りつつ追ってゆくような印象がある。天羽さんはこの番組ではイ・ムジチとの共演などで、その声質は記憶に新しい。天羽さんのコメントから、「4つの最後の歌」はもっか研究中の作品ということに。
「4つの最後の歌」の内容は1、春 2、9月 3、眠りの前に 4、夕映えに。詩としては2番の「9月」が共感された。
静かめのゆったりとした時間が流れた55分間。
🎧名曲アルバム。「スコットランド古謡」。上柴はじめ編曲
バグパイプ演奏:東京パイプバンド。岩村力&東京フィル
スコットランドの自然の中での労働から生まれた50キロ近い松の木を投げて距離を競うゲームや木の樽で10年以上も熟成させるスコッチウィスキーの映像など、どこへ行ってもスマホ片手、タブレット携帯の日常を見慣れているところに、自然に通じる空気孔が開かれたようなやすらぎを感じさせてくれた。壮観なミリタリー・タトゥーの場面をやっとうまく写真に撮れたかなと思いきや、データからブログに取り込もうとしたときに「原因不明のエラーが発生しました」との表示。何度か方法を変えてみたが不可。一向に入って来てくれない。これ以上の時間は費やさない。そんな日もある、こんな日もある。
⛳けさ3時ごろ、目を覚ますと雷が鳴っていた。屋内でこれだけ派手に響くからにはもし屋外にいたならその怖さは! TVを、またTVだけれども、警報が出ていないか見ると、岩手は一関、花巻に。予期せぬ事態が起こり得る。日本のそちこちで水害、土砂災害、列島が雨に流されてしまわないかと思うほど。それが明けてみると
これが今朝5時半。盛岡市東の空。同じ時間帯のこの写真が撮りこめたことで、ミリタリ・タトゥーの画像を見てみれば、「予期せぬエラー」の原因は、画像の不鮮明にあったかもしれない。
8時46分更新 もうすぐ9時、「オールスターゲーム」の開幕だ。
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