クラシック倶楽部を聴く ブルーオーロラ サクソフォン・カルテット
別番組だけれども、熊本で地震があったようだ。能登でこれクラスが連日あったが。アフガにスタンと言い。
☆ ☆ ☆
パリ国立高等音楽院に学びJ.M.ロンデックス国際サクソフォーン・コンクールで優勝した 平野公崇により結成。それぞれが独奏者としても活躍する名手たちによるアンサンブル。【演奏】平野公崇、田中拓也、加藤里志、本堂誠
【曲目】
☆平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第1番 BWV870 より プレリュード J.S.バッハ/平野公崇 編
☆サクソフォン四重奏曲第1番 Op.53 ジャン=バティスト・サンジュレー
サンジュレーはサクソフォンの発明者。
☆日本組曲 作品33 G.ホルスト/久保田麻里、平野公崇 編
☆和樂(わらく) 平野公崇:作曲
☆青森県民謡 津軽じょんがら節 田中拓也、平野公崇 編
☆沖縄民謡 てぃんさぐぬ花 平野公崇 編:
☆アンコール BASQプレリュード(J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第2番BWV847
【収録】2020年11月1日武蔵野市民文化会館 大ホール
🎵「日本組曲」、同じ名前の曲がネットに7曲も出ていた。もっとあるらしい。貴志康一も同名の曲を書いているようだが聞いたことがないのが残念。ホルストの「日本組曲」の原曲はオーケストラ曲らしい。1前奏曲 - 漁師の歌2儀式の踊り3操り人形の踊り3間奏曲 - 漁師の歌 4桜の木の下での踊り5終曲 - 狼たちの踊りの5曲から成っている。「和樂」は「越天楽」の旋律をモチーフにしているようだが、笙、篳篥、笛などのオーケストレーションで聴いているようで、遠くで耳にしたなら雅楽器演奏だと思うのでは。次のジャズ仕様の「津軽じょんがら節」は三味線かと思わせる、バチさばきまで聞こえるような響きと共に、サクソフォンでこんなところまでと深甚。ジャズ仕様。アンコール「BASQプレリュード」、鎖がどうしても解けない、その硬質なもの、もがく、あがく、叫ぶ。現代的、都会的なセンスががっちり噛んでいる面白さ。大都会の底ヘッドライトとテールランプが行き交う谷間に響いているような。底流バッハなのだがもはや公崇流。もはやバッハとはボーダーで繋がっている感じも。
パッヘルベルはエルフルトにあるプレディガー教会のオルガニストだった。
エルフルト大学ではマルチン・ルターが学ぶ。教会音楽の改革にも関わっている。ターに始まった教会音楽はやがてバッハへと受け継がれる。
⛳以前に書いたものに書き足して6時16分更新
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