クラシック倶楽部を聴く など 一気更新
5月23日(月)クラシック倶楽部を聴く
カルテット・アマービレ
2016年にミュンヘン国際音楽コンクール入賞(第3位)を果たした注目のアンサンブル、カルテット・アマービレ。恩師、堤剛(チェロ)、磯村和英(ビオラ)が参加した公演を放送。
【出演】カルテット:アマービレ 篠原悠那、北田千尋(以上、バイオリン)中恵菜(ビオラ)笹沼樹(チェロ)ゲスト:堤剛(チェロ)磯村和英(ビオラ)
【収録】2020年1月29日ハクジュホール(渋谷)―番組紹介よりー
カルテット・アマービレは当時桐朋に在学中だった4人によって2015年に結成される。
コメント
篠原:私たちが桐朋学園大学に在籍中に今回のゲストでもある磯村和英先生に指導していただいていたんですけれども、2016年のミュンヘン国際音楽コンクールを是非受けてみませんかと先生が勧めてくださったことがきっかけとなり、それが私たちカルテット・アマービレの演奏活動の始まりです。
中恵:アマービレはイタリア語で優しくとか愛らしくという意味があるんですけれども、最初はなじみきれないというか、そんな思いがあったんですけれども、最近はだんだん板について来たというか、カルテット・アマービレという名前にフィットしてきたんじゃないかなと思っております。
北田:コンクールが終わってから有難いことにたくさん演奏会とかすばらしい音楽家たちと共演させていただける機会をいただき貴重な経験ができて感謝しています。
笹沼:僕たち4人はカルテット以外の活動でソロであったりオーケストラであったりとかまだ全員20代ということもあって色々な活動をしておりますので、それを4人がいちばん気持ちいい形で一つの響きに混ぜ合わせていく、それが聞いている方にも伝わったらいいなというのがポイントです。
☆弦楽四重奏のための緩徐楽章」ウェーベルン:作曲
(演奏)カルテット・アマービレ
☆「弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18」ブラームス:作曲
(演奏)カルテット・アマービレ、(ビオラ)磯村和英、(チェロ)堤剛
🎵 ウェーベルンは前衛音楽に強い影響を与えた作曲家なようだ。このウェーベルンの曲は1905年に作曲されたにもかかわらず生前には出版されず、ウェーベルンの死後17年経てやっと研究者によって見出され公開され出版され、1962年になってから初演されたという。最後部分夜空の星に染みとおっていくような音の消失が魅力的。
ブラームスの六重奏の第2楽章、ここにくるともう有無をいわさぬというところ。これがクララ・シューマンの意見を求めつつ書き上げたと解説があった。第2楽章の極めつけの部分にももしやクララの助言がなどと想像。曲にクララのイメージが溶け込んでくるような気がし、はてクララはどんな作曲をしていたのかと興味が。
アマービレの恩師の磯村、堤と全員20代のアマービレの演奏。音楽を伝えてくれた方々と、伝えられた方々が同じステージで弦を和するという調べ。積年の想いも籠る超有名な2楽章に落涙。
クララ・シューマンのミニ伝記はこちら。クララ・シューマンのホームページはこちら。
🎧名曲アルバム。アイルランド民謡「ダニー・ボーイ」。編曲・上柴はじめ
深さと広がりを感じさせ、心の内にある忘れかけた何かを震撼させる。これは編曲の妙というものなのだろうか。
写真は採譜者のジェイン・ロス。そしてアイルランドのために戦った多くの兵士の墓。
☆ ☆ ☆
5月21日(土)この日はクラシック倶楽部もなく、昭和53年の新日本紀行を見ていた。
この時代、自転車でやってくる紙芝居があった。子供たちに飴を売って、それから紙芝居を読んで聞かせるのだ。その場面が出ていた。今思えば、あれは娯楽が少なかった時代に、子供向けの一つの文化の提供であったなと懐かしく見入った。
紙芝居のほかに朝市なども映っていた。これは東京世田谷区下の谷の三軒茶屋あたり。盛岡の神子田朝市はいつからあったかしらん。
☆ ☆ ☆
5月20日(金)クラシッククラブを聴く
堀米ゆず子 児玉桃 ベートーベンを奏でる
ベートーベン不朽のバイオリン・ソナタ「春」と「クロイツェル」。出会いから30年、共演を重ねてきた堀米ゆず子と児玉桃。世界的演奏家による円熟の響きをお届けする。 ベートーベン生誕250年の節目に堀米ゆず子と児玉桃が取り組んだバイオリン・ソナタ。新型コロナウイルス感染拡大のため、半年も演奏活動ができなかった二人が久しぶりに音楽で対話する。ベートーベンについて、お互いについて語ったインタビューもご紹介。【曲目】バイオリン・ソナタ「春」から、バイオリン・ソナタ「クロイツェル」(いずれもベートーベン作曲)【収録】2020年10月16日 武蔵野市民文化会館大ホール
堀米ゆず子は1980年エリザベート王妃国際コンクールバイオリン部門で、日本人として初めて優勝。児玉桃は1991年ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ部門、最年少で最高位獲得。二人はベルリン・フィルと共演するなど世界の舞台で活躍。バイオリン・ソナタ「春」は二人が最初に取り上げた作品。
TVインタビュー
―新型コロナ感染拡大での影響で、この時点まで半年以上演奏活動ができなかったお二人の5年ぶりの共演―
堀米ゆず子:とても楽しみにしてましたので。ベートーベン250年ぎりぎりにベートーベンいっぱいなはずだったのが、結局ぜんぜんそういう動きがなくなってしまいましたので。
児玉桃:時期が長かったので、改めて音楽の力とかベートーベンの力というのは250年関係あってもなくてもすばらしいと思いましたね。
堀米ゆず子:やっぱり力を与えてくれるというか元気に、鼓舞してくれるような音楽。生命力、私がベートーベン弾くときにいちばん感じるのは彼の調性によるファンタジーなんですけど、調性を生きるという言い方をするんですけども、C(ツェー)ドラになった、G(ゲー)ドラになった、Es(エス)ドラになった、こういうふうにして、それと一緒に動いていくとそれが自ずから力になるというか、もちろん計算されているんでしょうけれども、私はそれよりはもっとファンタジーというのかな、そういう即興性みたいな転調の感じがしますね。そういうふうにして弾いていくと新鮮な感じがする。嬉しいし、自分も。クラシック音楽というのはやっぱり調性によって表現されるものが多いと思うんですけども、それ、ハーモニーに和声、だから桃ちゃんと弾いてるとやりやすいのは、やっぱりちゃんとベースを弾いてくださるから、それに乗っかっていけば音楽ができていくというところがありますよね。
児玉桃:私は逆にその表現の仕方がスフォルツァンドでもいろんな表現がやってありますので、それをピアノで想像してイメージして、ペダルとか、一つの音で、ディミヌエンドはできても、こう、音が消えていくので、音の中でクレッシェンドというのは難しいんですよね。それをだからこう想像で、それを和にしようとするのがとても表現の広さにつながりますし、自分なりに解釈しようとして、それを取り出すのにやっぱりゆず子さんのバイオリンとか聴いて実演するようにしてますから。努力してます。いつもうまくはいかないんですけれども、それが理想としてます。すばらしいゆず子さんとベートーベンの音楽を届けることができるというのは何と幸せなことだろうと、きょうまたつくづく思いました。
曲目
☆「バイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24“春”から 第1楽章、第3楽章、第4楽」
☆「バイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47“クロイツェル”」
🎵「春」にはベートーベンの小難しそうな表情はどこにも見えない。それに何か安堵して、明るさと満ち足りた気分を共有。「クロイツェル」、なかなか分かってくれない相手に自分の述べるところはこうなんですよと言い分を縷々。結論を急かされているといった響きも。これはあくまで曲から感じられることなのだが。なにか頑張んなくちゃという気分にもさせられる一曲。
面識はなくとも、堀米さんは今どうしてらっしゃるかと気になる存在。
🎧名曲アルバムはメンデルスゾーン「交響曲 イタリア」
若きメンデルスゾーンが旅した、憧れの国「イタリア」。海の都ベネチアの「ドゥカーレ宮殿」「サン・マルコ寺院」に残る、美しく圧倒的な芸術とともにお送りする。
パリよりも往時の芸術家たちを虜にしたベネチアこそを観るべきなのか。
写真はドゥカーレ宮殿。
⛳カメラを構えて、ここぞ、シャッターを切り、それでもその多くは掲載には絶えない代物。それでもその中から拾い集めていつもは何とか載せているのだが、きょうは本日賦与された分の体力はすでに使い切ったようで、今はただ猛烈に眠い。
以上のように昨日は書いたのだが、目覚めてまた力が充電された今朝24日7時40分再更新
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