220329 クラシック俱楽部を聴く フェデリコ・アゴスティーニ バイオリン・ソナタを弾く
元イ・ムジチ合奏団コンサートマスターのフェデリコ・アゴスティーニ。2019年から愛知を拠点に活動する彼が、ドビュッシーやフランクなどのバイオリン・ソナタを弾く。
【曲目】
バイオリン・ソナタ(ドビュッシー作曲)
バイオリン・ソナタ イ長調(フランク作曲)
バイオリン・ソナタから第2・3・4楽章(ヤナーチェク作曲)
【演奏】フェデリコ・アゴスティーニ(バイオリン)、練木玲子(ピアノ)
【収録】2022年2月17日 長久手市文化の家・森のホール(愛知県)
【出演者プロフィール】フェデリコ・アゴスティーニ・・・イタリア・トリエステ出身。愛知県立芸術大学 客員教授。

フェデリコ・アゴスティーニのコメント
日本での暮らしについては、日本、特に愛知県に住めて光栄に思います。愛知は海に近いところが気に入っています。私の生まれた街も海沿いだったので居心地がいいです。海辺や知多半島のあたりに行くのが好きで、家族を連れてよく行っています。
ドビュッシーのソナタは彼の最高傑作です。素材の使い方が卓越しています。第一楽章は物思いにふけるような雰囲気があり、第二楽章はパントマイムを思わせます。第三楽章はタランテラ風の楽し気なダンス。本当に素晴らしい大好きな作品です。
フランクのソナタは定番ですね。もっとも有名で愛され演奏されている作品の一つです。このソナタは特性を適切につかむことが重要です。4つの楽章からなり、ある種の物語性を持っています。つまり4つの章で構成された物語。素敵な本を読んでいるかのような曲なのです。
🎵フェデリコ・アゴスティーニが愛知県立芸術大学の客員教授になったのはいつ頃? とググってみると、2019年からなようだ。それまでには多くの大学で教鞭を執り、今は10か国以上の国でマスタークラスを開講しているらしい。いまだに人気が高いイ・ムジチのメンバーだった方が日本にいらっしゃったとは!
ドビュッシーは病にある1917年、これは亡くなる前年にこのバイオリン・ソナタを作っている。フランクはイザイの結婚祝いにバイオリン・ソナタ イ長調を作曲。循環形式で書かれているとの解説が。ヤナーチェクはチェコのモラビア地方出身で、この地方の民俗音楽の研究者。バイオリン・ソナタは60歳で完成させたとか。
映像、無観客なのだけれども、その観客席を背景に用いての収録、品格の高さを感じさせる収録だった。
🎧名曲アルバム。グリーグ「孤独なさすらい人」「春に寄す」
(ピアノ)小山実稚恵 ~ノルウェー・ガイランゲルほか~
この2つの曲は「叙情小曲集」におさめられている。ロフトフース村に小さな作曲小屋を建てて、亡くなるまでこの「叙情小曲集」を書き続けたという。
⛳後で、後でが、やっと今頃。
そういえばきょうジャーナリストの多賀幹子さんが、定年退職後の男性の孤独を救うイギリスでの取り組みについて語っていた。イギリスの取り組みといってもボランティアなどの段階ではなく行政が孤独に照準を当てて対策をしているというのだった。
私が民生委員をしていた時に私の知る範囲での孤独死はみな男性で、女性は一人もいなかった。その方々は老人クラブにも顔を出さない方々だった。私に責任がある範囲では一人の男性の方の孤独死に遭遇。この面で大してお役に立たなかったことをいまだに私はその方に手を合わせてお詫びしつづけている。判断の甘さもあった。また訪問しにくいということもあった。ほんとうに申し訳ありませんという思いばかりがある。今にして多賀さんに教えられるところ多々あった。著書も出ているようだ。孤独死は孤独な暮らしからの延長、死自体よりも孤独で生きなければならないことの方がしんどい期間が長いとも言えるかもしれない。
21時51分 更新
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