220316 クラシック俱楽部を聴く 大村博美 〜今届けたいオペラ・アリア〜
プッチーニの歌劇「蝶々夫人」のタイトルロールをはじめ、世界中から高い評価を得ているオペラ歌手、大村博美。彼女が今届けたいオペラアリアと歌曲を集めてお届けする。
【曲目】歌劇「ファウスト」から トゥーレの王~宝石の歌(グノー)、歌劇「アンナ・ボレーナ」から あなたたちは泣いているの?~私の生まれたあの城へ(ドニゼッティ)、歌劇「オテロ」から 柳の歌「泣きぬれて野のはてにただひとり」~アヴェ・マリア(ヴェルディ)ほか
【演奏】大村博美(ソプラノ)、熊谷邦子(ピアノ)
【収録】2022年1月24日、めぐろパーシモンホール 大ホール(東京)ー番組紹介よりー

大村さんのコメント
今何が歌いたいかなあと考えて、まず私はフランスに住んでずいぶん長くなるので、ちょっとフランス語のものも聴いていただきたいなと思って、そこからその次に私は喋々夫人とかプッチーニでいっぱい舞台に育てていただくことが多いんですけど、もともとはベルカントのものをイタリアに留学してる時代とかも勉強していて、アンナ・ボレーナとかもイタリア留学時代によくオーディションとかコンクールで歌っていたので、そういう私のベルカントのものを歌う面も聴いていただきたいなと思って、そして最後はベルディの長大な柳の歌とアヴェ・マリアを、これはもう私、オペラの中で、いちばん好きなシーンをあげよと言われたらこのシーンはぜったい入るんですけれど、これをぜひ。アヴェ・マリアはよくコンサートとかでも歌いますけれども、柳の歌からというとけっこう長いので、なかなか歌う機会がなかったんですが、今回ぜんぶつなげてできたので嬉しかったです。
20代の時にイタリアに留学したんですけれども、そのときに、いろんな先生にもついたんですが、今すごく役に立っている発声のテクニックというのはやはりモンセラート・カバリエさんが教えてくださったことが、当時はあまりにもほかの先生と違うことを教えて、独特だったので、へーっという感じでピンとこなかった。えーっという感じだったんですけど、彼女のすごいのは、ほんとうに腹筋を使ってきゅーっと筋肉を上手に結びつけて上半身と下半身をほんとに胸郭も広げてすごく響く楽器に作り上げるんですね。それを言葉を語ることで、しっかりとしぼまないようにする、響く楽器をずーっと保ち続けるという、ほんとうに復帰分がすごく必要な発声なんですね。そのテクニックで歌うと声を壊すことなく、息の上でゆったりと漂うような声で歌うことができるんですよね。ガンガン、フォルテでわーっと歌うだけではなく、ぱっと優しい声に切り替えたときに、劇場の一番後ろにいる一番高いところにいる人にピアニッシモの弱い響きの優しい響きが自分にささやいてもらってるように思ってもらえるように、聞こえるようにというのをいつも目指しているんですけれども、それをやるときに、カバリエさんの教えがすごい役に立ってます。
🎧名曲アルバム。ガーシュイン「パリのアメリカ人」
1928年ガーシュインは観光でパリを訪れる。パリの喧騒からこの曲を着想したという。当時パリは自動車の大量生産時代に入っていた。ガーシュインはクルマの警笛を曲に取り入れることを思いつき、理想の音が出る警笛を探し歩いたらしい。ガーシュインはパリでストラヴィンスキーを訪ね教えを請うたところ、ストラヴィンスキーは「むしろあなたのように稼ぐ方法を教えてほしい」と答えたとか。
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ロシアの芸術家たちの動向がどうなっているかをググってみると、東京新聞、ニューズウィークに。やはりウクライナ侵攻がらみの排斥が続いている。それでも、ロシアの芸術家たちと仕事をしたいと希望する劇場があっても、ロシアへの経済制裁によって国際的な決済ネットワークが使えず、芸術家への報酬の支払いに問題が起きているという。
そんな渦中、ドイツ人ピアニストのダビデ・マルテロさんは、ポーランド国境の町メディカでウクライナから避難してきた人々のために演奏している。これまでも、平和のために世界各地で演奏してきている。
不備ながら16時31分更新
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