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211231 クラシック倶楽部を聴く 上野耕平 サクソフォン・リサイタル

出演】上野耕平,高橋優介「ファンタジー」ベダール:作曲,(ソプラノ・サクソフォン)上野耕平,(ピアノ)高橋優介ほか。20191124日兵庫県豊岡市民会館文化ホール。ー番組紹介よりー
 豊岡市はコウノトリの保護で有名。コウノトリが傷を癒したという伝説のある城崎温泉は奈良時代からの名湯がある。

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上野耕平1992年茨城県出身。ベルギーの第6回アドルフ・サックス国際コンクール第2位。
高橋優介1994年千葉県出身。第10回東京音楽コンクール第1位。上野耕平とは2010年から共演。
上野耕平のコメント
トマジの曲については、秋は僕、いちばん好きなんですけど、冬に向かう何とも言えない美しさというか、何とも言えない寂しさ、この秋の匂いが大好きで、僕が好きな音楽はわりとそういう音楽が多い。いい音楽だなと思うのは、夕焼けっぽかったり、秋っぽかったり、散っていく美しさと言うのかな、枯れていく美しさというのがトマジの曲からも感じれると思うので、人間のこう明と暗を描いているような、それを音楽でうまく表現しているというか、なんかこう、背中から漂う哀愁みたいなものを感じる曲ですかね。

フランクのバイオリン・ソナタについては、理想はあたかもサクソフォンのために書かれたかのように聴こえてほしい。ピアノパートがとても充実してて、今回共演する高橋君はバイオリンとはもう数多く共演しているんですが、サクソフォンとははじめてということで、バイオリンだとどうしても音量の問題でどうしてもピアノはおさえなくてはならないところがあるんですが、サクソフォンの場合はそういう心配は一切要らないので、ピアノものびのび弾いてくれると思うので、きっとバイオリンとピアノで聴けるフランクとはまた違ったフランクのバイオリン・ソナタを聴いていただけるんじゃないかと思います。

 

曲目 

ベダール:ファンタジー
D.ベダールは1950年、カナダに生まれた作曲家で、オルガンの作品が有名。
ファンタジーは1984年に作曲された作品で、サクソフォンの、特にソプラノ・テナーサクソフォンのレパートリーの中で有名で重要なものとなっています。
トマジ:バラード
アンリ・トマジ(1901-1972)はフランスのマルセイユに生まれた作曲家で、1927年には、当時の作曲家にとって最高の栄誉とされた「ローマ大賞」を得ています。この曲は1939年に作られ、作曲者の親友で当時世界最高のサクソフォーン奏者として活躍していたマルセル・ミュールに捧げられました。
 タイトルにある「バラード」とは、もともとは詩の一形式を表わす言葉でしたが、18世紀以後は、物語の内容を持った器楽曲のタイトルにつけられるようになりました。このトマジ作曲の「バラード」も楽譜にはS.マラールの詩が添えられています。マラールの詩の内容はとても叙情的なもので、曰く「ためらいがちに鳴り響くサクソフォーン」がひとりの道化師を苦悩と絶望から立ち直らせるものとして登場します。
フランク:バイオリン・ソナタ
ふつうはバイオリンとピアノで奏されることが多いこの曲を、上野がアルト・サクソフォンで演奏。

 

🎵私は自分でもサクソフォンをよく理解できていないと自覚しているけれども、コメントを聞いて、聴くにあたっての〝視点〟が定まり理解しやすくなった。トマジの「バラード」、拘泥することなく頓着することなく、角にぶち当たることもなく流れゆくのだが、しだいに秋、たたずんで水底の枯葉を見、秋の華やぎ紅葉を見まわし、自分は自分だという立ち位置を見出して閉じたような。フランク「バイオリン・ソナタ」、サクソフォンの方はバイオリンよりも切々感が高らかに訴えかける効果があるように感じられる。

🎧名曲アルバム。チャイコフスキー「くるみ割り人形」

 

⛳きょうの上野さんの写真は取り損ね、前に載せたものを貼り付ける。
ことしの最後の写真は次の番組の田中陽希さんの写真、聖岳を目指す場面。
気象条件を見極め、難所をも、注意深く淡々と行程をこなしていく。カメラ目線あるも、一心にただ自らに挑戦し続けている。

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10時58分更新

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