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あれこれ

昨日の写真2枚
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きょうは

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二村さん言う「欧米型民主主義を押し付けても成功しない」になるほど。

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「小さな旅」、きょうは鈴鹿山脈。ただ言いたかったことは景観もいいけれど、山田敦子アナの声の温かさ。優しい音楽を聴いているような感じなのだ。以前から聴くたびに癒されている。

☆  ☆  ☆

というわけで、J-MERO 、慌ててTVを点けたときには、もうMay J.が笑顔で、ではまた、と手を振っていた。

☆  ☆  ☆

千住真理子著「聞いてヴァイオリンの詩」から
168頁「身障者とその家族のためのチャリティー・ディナーコンサート」でのこと。音楽企画で間に入った方からであろうか、「わからないかもしれないから」と言われたらしい。初めて重度の身障者に囲まれて足が震えたという。「夕やけこやけ」「あかとんぼ」「春の小川」「もみじ」を弾く。しかし彼らは不満げだった。「曲目を変更することにします」というのを不安げに見る介護スタッフ。彼女は目を閉じ、大ステージを踏んでいるときと変わらぬ自分自身の状態になると、心の軸を一点に集中させて、バッハの無伴奏パルティータ第二番から、きわめて荘厳な曲である〝シャコンヌ〟を弾きはじめた。すると、それまでうなっていた人、奇声を発していた人、突然泣いたり怒ったりしていた人、あるいは動きにくい身体が痛むのか始終体をくねらせていた人……、誰もが息をひそめた。目を閉じ弾き続ける彼女と、魂を研ぎ澄ませた彼らとの、真剣勝負の〝対話〟が始まったことを実感した瞬間、でもあったという。ここに私なぞのお粗末なコメントなど入り込むスキはない。

51頁からの「バッハの祈り」も、書かれてある内容の向こうに神が垣間見えているようなバッハの曲がくれる希望が感じられるのだ。

⛳22時11分更新

  

 

 

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