ショパンがまたまた引き戻し
8月3日(火)連弾
ジョス・ファン・インマゼール&伊藤綾子
音楽の場合の師弟関係がいかに緊密であるかは、中村紘子著「ピアニストだって冒険する」の第一章に、音楽家たちのさまざまな師弟関係が挙げられているけれども、このふたりの音楽家からは理想的なそれが察せられる。この時代の作品を弾くにふさわしいというエラール社製のピアノでの演奏を再び。
名曲はグリーグ「ペール・ギュント」から「ハリング舞曲」
この演奏で使われたのがハルダンゲルバイオリン(ハーディングフェーレ)
これが何とも懐かしい響き。
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8月4日(水)反田恭平のショパン
もう早起きで聴くのはここまでにと決め込んでいたところ、何があっても5時には起きて聴くはずの私が起きないので、どうしたんだろうと思ったらしい主人が「5時だけど起きないの?」。もう時間に追われるのはやめたから」と返事したところが、こんどは主人が起きだしてTVを点けている。ショパンだ。それがなかなか。ついつい誰? と起きだしてみると反田恭平だった。反田さんを書きそしてきのうの演奏も書くことに。
名曲アルバムはワーグナー「ワルキューレの騎行」東京フィル&飯森泰次郎
1876年ワーグナーは自身の作品を上演するための祝祭劇場を建設。木を主な材料として。座席にクッションがないのは音の吸収を防ぐため。オケピットも包み込むような音を現出。ルートヴィッヒ2世のワーグナーへの傾倒ぶりは破格。ルートヴィッヒの神話、芸術への溺れようがどれほどのものであったかが具体的にわかる映像。いつもながらたった5分にこれだけの内容をぎゅっと詰め込んである制作に唸る。
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8月5日(木)
ニュウニュウ。ジュリアードの舞踊専攻の仲間から影響を受け美しい動きを研究したニュウニュウ。ニュウニュウの手先、指先、上腕は踊る。
名曲アルバムはフォーレの「ペレアスとメリザンド」東京フィル&大友直人
「ペレアスとメリザンド」はベルギーの作家メーテルリンクの劇作品。
フォーレはパリ音楽院院長、パリのマドレーヌ教会のオルガニストと超多忙。作曲に専念できるようになったのは75歳から。これに大いに励まされ、75過ぎても創造的な活動ができるのだ! ただし体力気力が持てばのはなし。とはいえ、音楽番組も悪くはない。
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8月6日(金)迫昭嘉&江口玲の2台のピアノ版第9。リスト編曲。飛び交う多くの師弟の方々の歓呼、拍手。
名曲アルバムはホルストの組曲「惑星」から「木星」。
苦労したけれども名を成したホルストに何か嬉しさが。
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8月7日(土)
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