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210618 クラシック倶楽部を聴く アンサンブル天下統一 コンサート

アンサンブル天下統一関東初公演!栃木県壬生町公開収録日本を代表するバイオリン奏者長原幸太、ビオラ奏者鈴木康浩、チェロ奏者中木健二の実力派弦楽トリオによる、至高のベートーベン&モーツァルトの世界なぜ天下統一?インタビューで語るベートーベン 弦楽三重奏曲 ハ短調から第1楽章、モーツァルト ディヴェルティメントK.563から ほか2019年10月25日城址公園ホールで収録―番組紹介よりー

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アンサンブル天下統一は、愛知県岡崎市シビックセンターのレジデントアンサンブルとして2014年に結成される。チェロの中木健二が徳川家康の出生地である愛知県岡崎市出身であるところかららしい。中木はキングレコードよりCD「美しき夕暮れ」および「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」(「レコード芸術」誌・特選盤)をリリース。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。第11回名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。ついでに日本音楽財団所有の名器はこちら
 読売日本交響楽団コンサートマスターの長原幸太のバイオリン鈴木康浩のビオラ。鈴木康浩は2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、04年秋帰国。現在読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。読響との関りが深い三重奏団。久方ぶりに読響の頁も訪問。コバケンが出ていたが懐かしい。

3人のコメント
「天下統一」というネーミングには二つの理由がある。一つは岡崎市が家康のゆかりの地であることから、地元に根付いた活動をという意味で天下統一。もう一つは、演奏会って、どうしても一回ホールに出向いてそのとき出会った人たちと演奏して、そのときに来てくださるお客さんに聴いていただいて、一回きりというのが多いんですけれども、室内楽っていうほんとうにフレキシブルな音楽の形態を利用することで、音楽をもっと身近に感じてもらって、作曲家、作品そのものに興味を持っていただくことで、音楽に興味を持ってもらうという活動そのものが、じわじわ浸透していく。それを岡崎発信でいろんなところに広めていって、行く行くは天かを取りたいというのが、アンサンブル天下統一の名前の由来です。
ほんとに少年のころから性格は知ってて、演奏もうまいなと知ってる。うまい人たちが6年前に結集したから、ほんとうに友達の方が先という感じ。何でも言うし、何でも受け入れるし、だからそれが楽だしおもしろい。
音楽に対してはすごくまじめで、だからみんなそれぞれの曲に対して思い入れか、あとは造詣の深さがあるんだけれども、やっぱり音楽というのは生き物だから、その時、その都度、同じ曲をやってもちょっとづつ違うんです。そのときにどれだけフレキシブル野中で音楽を一緒に作り上げられるかというときに、この3人は抜群に相性がいいです。だからみんなそのことがフレキシブルにできるし、イメージの共感をするのも速いし、でも各々のイメージは常にしっかり持っているから、そういう融合がおもしろいんじゃないかなと思う。
天下統一するというさっきのその自分たちがやってる活動をいろんな方に共有してもらうということが勿論目標ではあるんですけど、焦らずというか一つづつやっていることに共感してもらったり、自分たちが、今日みたいな来たことのない場所に来て、演奏会で多くの人々と出会って、つながりができて、またその信頼関係から次に演奏する機会があってと言うように一つづつ積み重ねていきたいので、
3
人でやることによって、3人でやる音楽の深みが好きだし、どんどん増えていけば。それでさらに生まれるものを探していけば、一人ひとりとか、それぞれえは活動しているんですけど、やはり3人いると全然違う。
何でも3という数字はいいこと、歴史のはなしでいけばね。3本の矢、毛利元就か。やっぱりそれでみんなで作って行って、100歳ぐらいで全国統一。

曲目
☆弦楽三重奏曲作品9 第3から 第一楽章 ベートーベン作曲
☆ディヴェルティメント K563  モーツァルト作曲

🎵ヴェルティメントK.563、これが第6楽章まである。これが「ジュピター」を作曲してすぐにまた作曲されており、無尽蔵の創作の泉にまたも! 

wikipedia:モーツァルトはディヴェルティメントと題した曲を20曲以上作曲しているが、弦楽三重奏の形態をとるものはこの変ホ長調K.563のみである。このK.5636つの楽章からなり「ディヴェルティメント」と題されてはいるが、ディヴェルティメントに特有の娯楽性を目的としたもののみならず、もっと高い音楽性を指向しているのが特徴である。室内楽曲としての書法としては弦楽四重奏からヴァイオリンを1本欠くため難しくなるが、各楽器を均等に扱いつつ精緻な作曲技法を施し、構成的にもしっかりしたものにすることにより、モーツァルト晩年らしい作品になっている。演奏技術的にも高いものを要求し、各楽器は時には協奏曲のような妙味も見せ、モーツァルトの他の弦楽四重奏曲などより難度は高い。

 

🎧名曲アルバムはニーノ・ロータの「ゴッド・ファーザー」
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⛳初の23時代の更新。あすのちょっとした発表のための資料作りに追われた一日となった。いつもなら真夜中、熟睡中。年に1度かの23時21分更新。そういえば壬生はおもちゃの街でもあるらしい。写真も載せたかったけれども、本日はここまで。

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