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210528クラシック倶楽部を聴く ファブリス・ミリシェー トロンボーン・リサイタル

圧倒的なテクニックと豊かな表現力で「若きレジェンド」と賞賛される演奏家、ファブリス・ミリシェー。ピアノの中川賢一とのデュオでトロンボーンの妙技を聴く。【収録】2019年1月29日 武蔵野市民文化会館小ホールー番組紹介よりー

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ミリシェーのコメント

6歳のとき、姉のバイオリン、兄のピアノと一緒にピアノ・トリオをしたくてチェロをはじめました。14歳のとき、ジャズをやりたくなって「それならトロンボーンだ!」と。チェロ科と並行してトロンボーンをはじめました。聴いていただければ明らかなのですが、トロンボーンの魅力はまろやかで暖かい音色とその多彩な響きです。繊細で小さな音から力強い音まで幅広い響きで空間を彩ります。私の感性にはトロンボーンが一番合っているようです。金管楽器の中のトロンボーンは、弦楽器の中のチェロと立場が似ていますし、響きも音色も一番私に合っています。生徒には「音楽を楽しむこと」を伝えたいです。音楽を楽しみ共有することはどの楽器でも不変のよろこびです。技術は必要ですが音楽のすばらしさをかみしめ、分かち合うことが一番大切なのです。

 曲目
「トロンボーン・ソナタ「大天使ガブリエルの嘆き」」シュレック:作曲
クロアチア出身のバイオリニストで作曲家シュレックの作品で、聖書に登場する大天使ガブリエルの声をイメージしている。
「室内カプリッチョ 作品35クロール:作曲
「トロンボーンとピアノのためのバラード」マルタン:作曲
ジュネーブ国際コンクールの課題曲として作曲
「交響的小品 作品88ギルマン:作曲
フランス出身のオルガン奏者で作曲家のギルマンがパリ国立高等音楽院の試験曲として作曲。
「ゴールデン・スランバー」レノン&マッカートニー:作曲、武満徹:編曲
(ピアノ)中川賢一
6つの演奏会用小品「ホフマニアーダ」から」グラドキフ:作曲

🎵ミリシェーが、オンライン・マスタークラスについて語っているが、放送とはまた別にちょっと転載してみる。日本にいながら彼の講義を受けられるかもしれない。
「長い間、いつかは始めたいと思っていましたが、はじめは良い方法が見つかりませんでした。リアルタイムのオンライン動画通信でレッスンをしている人もいましたが、それが上手くいくとは思えませんでした。
一つ目の問題は時差です。例えば日本とは8時間の時差があります。生徒が10時にレッスンを受けたいとしたら、フランスにいる私は夜中の2時です。時差のせいでレッスン時間を決めるのがとても難しいのです。二つ目は音のクオリティです。インターネットの状況に左右され音がよく聞き取れない場合があります。三つ目は言葉の問題です。私は英語、フランス語、ドイツ語でレッスンをすることができますが、誰もがこれらの言語に堪能なわけではありません。
こうして、私は「生徒が自分の動画を送り、私がコメントをつけて送り返す」という方法を選びました。
まず生徒が自分の演奏をビデオに撮って私に送ります。例えば、今ギルマンを練習しているとします。彼は自分のビデオカメラでギルマンを演奏しているところを撮影します。それは、一人でもピアニストと一緒でもどちらでも構いません。
その後、受けとったビデオを見ながら私がレッスンをします。本人の演奏動画を流しながら、直すべきこと、もっとこうすべきだと思う箇所で一時停止をし、私がアドバイスをしているところを撮影します。
オンライン・マスタークラスならば、リアルタイムのオンライン動画通信による先ほど述べた3つの問題点は解決できます。また、一時停止もできますので、生徒は理解できるまで何度も聴くことができます。外国語が苦手な学生には特に重要ですね。」

 今回は、グラドキフの「6つの演奏会用小品「ホフマニアーダ」から」、これは大曲だなと思いながら聴く。はじめは錯綜とした感じだったが、思索的になり、第5曲でピアノの促しがよく聴こえだし、最後はちょっとトロンボーンの疾走に次いで音色が覆されたかの断定的、躍動的に。

 

🎧名曲アルバム。
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⛳22時03分更新

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