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210121 クラシック倶楽部を聴く カナディアン・ブラス

50年にわたり金管五重奏の音楽をけん引し、世界中の聴衆をとりこにしてきたカナディアン・ブラス。確かな技術と豊かな音楽性で紡ぎ出されるスーパーサウンドをご紹介。 【出演】カナディアン・ブラス ブランドン・ライデナワー(トランペット)ケイレブ・ハドソン(トランペット)ジェフ・ネルセン(ホルン)アキレス・リアルマコプーロス(トロンボーン)チャック・デーレンバック(テューバ)【曲目】トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(バッハ作曲ミルズ編曲)リベルタンゴ(ピアソラ作曲バーグストーラー編曲)ほか【収録】2020年2月1日  武蔵野市民文化会館 大ホール―番組紹介よりー

 

☆「ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー」黒人霊歌:作曲、ギリス:編曲
☆「戦いのガイヤルド」シャイト:作曲、カナディアン・ブラス:編曲
☆「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」バッハ:作曲、ミルズ:編曲
☆「ビートルズ・オン・ブラス」レノン/マッカートニー:作曲、ライデナワー/デドリック:編曲
☆「ライト・ナウ」ロングストレス:作曲、ライデナワー:編曲
☆「リベルタンゴ」ピアソラ:作曲、バーグストーラー:編曲
☆「ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)」アイルランド民謡:作曲、ハドソン:編曲
☆「デキシーランド・トリビュート」ヘンダーソン:編曲

🎵カナディアン・ブラス、伝統をまもり、未来をめざし、ブランドンいうに「今のこの瞬間がいちばん大切」と。もともとは子どもたちとの活動、子どもたちのために演奏していたのが、やがてはカーネギーホールに、世界にと。バッハからビートルズ、ソプラノからバスまでを5声、それぞれの個性をアンサンブルに反映させての演奏。演奏者自身がカナディアンを聴いて育ったとも。
 5人が黒のパンツスーツにオレンジ色のネクタイ、スニーカーで、黒人霊歌「ジャスト・ア・クローサー・ウォーク」を演奏しながら観客席に登場。客席のあいだを縫ってステージに。この曲を演奏しながら登場するのがこの楽団の定番であるという。続く「戦いのガイヤルド」。何と、ここまでがアンコール曲。時々時間の関係でできないこともあるので先にアンコールを演奏。これからがプログラムにある演奏です」とユーモアたっぷりの日本語挨拶。
 そしてバッハの「トッカータとフーガ」。軽さ、光の軽さとでもいおうか、そんな明るい響きを巧みに響かせながらも荘重さも感じさせる。ここで逆なりにパイプオルガンの響きが思いだされ、パイプオルガンの地を圧する地のすべてをおおう壮大な響きのすごさを再確認させられたような。「ビートルズ・オン・ブラス」ではビートルズナンバーから3曲を。トランペットで「イエスタディ」。トロンボーンで「ブラック・バード」、これは黒人女性を傷つきながらも飛びたつ黒い鳥にたとえた応援歌。続く「ケニ・レイン」。「リベル・タンゴ」。「ロンドンデリーの歌」。
 それにしても、このブラス使用の金管の美しさは! 譜面台や天井に並ぶライト、演奏する指のうごきなどが輝く金色のラッパの曲面に映りこみ繊細にうごき流れている。どこかの頁でアメリカのどこぞで製作されたものと出ていたけれども、華麗、流麗という感じが。
 ディキシー・ランドジャズ、発祥はニュー・オリンズ。1917年にニューオリンズに登場し、ニューヨーク、シカゴに移動して広まったのが190年か。1917年というと大正6年。たしか最初は大阪の道頓堀あたりで盛んに鳴っていたはず。しだいに東京へと。

 五重奏のディキシーランドジャズ「ハイ・ソサィエティ」、「ブラック・ボトム・スクンプ」、「テューバ・タイガー・ラグ」、軽々とチューバを自在に振り回し振り回されるチャックのパフォーマンス。せっかくのサービスに観客の反応はちょっと遅いのが残念。また3人の奏者が歌声を聴かせてくれた。ユーモアたっぷりな実力派金管五重奏、朝の空気を清々しく震わせてくれました。

ところで、アイルランド民謡は清楚で懐かしく澄んだ空気を思わせ心魅かれるのだが、どんなもながとググってみると、スコットランドの釣鐘草 変奏曲 イギリスの歌メドレー(ロッホ・ローモンド~アニー・ローリー~ロング・ロング・アゴー) サリーガーデン ロンドンデリーの歌 春の日の花と輝く 庭の千草(菊) 思い出のサリーガーデン と出てきた。これら一曲一曲をさらに旅してみたいもの。

🎧名曲アルバムはシューベルトの「ぼだい樹」でした。三原剛のバリトン。「冬の旅」にある楽曲。この一曲だけでも、これを生涯の課題とする方がいらっしゃることに肯ける気が。

⛳曇り空の下に除雪するすがたがそちこちに。たとえ部屋の空気は人の活動に適した温度でも、からだのどこかがことしの寒さをキャッチしていて細胞、臓器のエンジンのかかりが遅いのではなどと思ううち、はたと、厳寒のさ中にハウスの中で真っ赤に熟しているイチゴを思いだし、やはりこの緩慢さは怠慢なのだろうと結論。

更新は9時ではない、9時に2分前

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