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210113 クラシック俱楽部を聴く マット・ハイモヴィッツ&児玉麻里

1970年イスラエル生まれのチェロの鬼才、マット・ハイモヴィッツ、そしてパリを拠点に活躍する国際派のピアニスト、児玉麻里のデュオ・リサイタルから。ー番組解説よりー

マット・ハイモヴィッツ1970123日生まれ、イスラエル・テルアビブ地区バト・ヤム出身のチェリスト。5歳より米国で育つ。13歳でメータ指揮イスラエル・フィルと共演、18歳の88年にレヴァイン指揮シカゴ響をバックにドイツ・グラモフォンに初録音するなど神童として華々しいデビューを飾る。その後、バロックから現代、さらにジャズ、ロックとジャンルの枠を越えた多彩なプログラムに挑戦。近年はベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲集、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲を経て、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタと弦楽五重奏曲を録音。

児玉麻里 大阪生まれ。6歳で渡欧。14歳の時、最年少、最優秀でパリ国立高等音楽院に入学。ピアノをジェルメーヌ・ムニエ、タチアナ・ニコラエワ、アルフレッド・ブレンデルに、室内楽をジュヌヴィエーヌ・ジョア・デュティユに学ぶ。17歳でプルミエ・プリを獲得して卒業。同年、同音楽院のマスター・コースに進み、19歳で修了。この間、数多くのコンクール等で、優勝、上位入賞を果たす。
 同音楽院を修了後すぐに、ロンドン・フィルとバービカン・センターで共演、ロンドン・デビューを果たす。更に同年、クィーン・エリザベス・ホールで、ロンドンでのリサイタル・デビュー。「これほど若くて感受性に富んだピアニストには会えない」と賞賛された。1995年にはカーネギー・ホールでニューヨーク・デビューを果たす。また1999年からロサンジェルスにて、2003年から東京の浜離宮朝日ホールにて、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」に取り組み、高い評価を得た。

 

☆ベートーヴェン: ヘンデルの『ユダス・マカベウス』の主題による12の変奏曲

☆ドビュッシー: チェロ・ソナタ
☆プーランク: チェロ・ソナタ

 

こうなれば正直に書くしかないのだが、けさの視聴はドビュッシーのチェロ・ソナタの第3楽章からとなった。朝寝坊と言うよりはあれこれ余計なことを思い巡らすうちに時を逸した。だいたい早朝に目覚めて考えることにはろくなことがない。このことからも、朝いちばんには聖書を開いて祈ることとの教えは間違ってはいないのだ。
音楽のことからすこし逸れたけれども、たしかハイモヴィッツは華々しいCDデビューから30年経っての来日だったような。師の代役でカーネギーホールデビューという幸運も。けさはまだ頭がもうろう状態。それと同じようにと言っては失礼で、これは世界的な奏者と自らを引き比べるなどあってはならないと心得てはいるのだが。しかし、どんな天才にもさて今からステージだというときに、なぜか弾くきになれない、体調が悪い。曲の気分になれないということもあるかと思う。それでもプロであるからには、とにかくステージに進み出て、プログラムを一通りこなさなければならない。これ一つとってもやはりプロはすごいと。

ベートーベンの「ヘンデルの『ユダス・マカベウス』の主題による12の変奏曲」は聴けないでしまった。ドビュッシーは樹木の影がそちこちに横たわっているその影を踏んで歩いているような思いで、そしてプーランクはなかなか叙情てきであり、ドラマティック。

名曲アルバムはモーツァルトの「プラハ」。当時のプラハでのモーツァルト人気のすごさを知る

クラシック倶楽部、書き落した曲もあるかもと危ぶみつつ7時5分更新

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