201220 クラシック倶楽部を聴く アメリカ海兵隊バンド
アメリカ海兵隊バンド
世界最高峰の吹奏楽団のひとつ、アメリカ海兵隊バンドの初来日公演! マーチ王スーザ直伝のサウンドと颯爽としたパフォーマンスをお届けする!―番組紹介よりー
曲目
☆「アメリカ合衆国国歌「星条旗」」
☆「日本国歌「君が代」」
☆「行進曲「海を越えた握手」」ジョン・フィリップ・スーザ:作曲
☆「エスプリ・ドゥ・コール」ロバート・ジェイガー:作曲
☆「イロァ・イロァ」ケヴィン・ウォルツィク:作曲
☆「ルイ・アームストロングへのトリビュート」スティーヴ・ブラ:編曲
(独奏トランペット)ダニエル・オーバン、(独奏クラリネット)パトリック・モーガン、(独奏トロンボーン)サミュエル・バーロウ、(吹奏楽)アメリカ海兵隊バンド
☆「「ユーソニアン・ドゥエリング」(世界初演)から 第2楽章「タリアセン・ウエスト」、第3楽章「落水荘」」マイケル・ギルバートソン:作曲
☆「くちづけ」アルディゲーリ:作詞、アルディーティ:作曲、パターソン:編曲
(メゾソプラノ)サラ・シェフィールド、(吹奏楽)アメリカ海兵隊バンド☆「「ウエストサイド物語」から「サムホエア」」ソンドハイム:作詞、バーンスタイン:作曲フェティッグ:編曲
(メゾソプラノ)サラ・シェフィールド、(吹奏楽)アメリカ海兵隊バンド
☆「行進曲「星条旗よ永遠なれ」」スーザ:作曲
🎵金沢市石ノ森ホール、2019年の収録。アメリカ海兵隊バンドは1798年創立。大統領直属。マーチ王スーザは第17代隊長。現在の指揮者はジェイソン・フェティッグ。司会はサラ・シェフィールド。
両国国歌に始まりスーザの「海を越えた握手」ジェイガーの「エスプリ・ドゥ・コール」、そして東日本大震災と津波の犠牲者のためにウォルツィクが2015年に作曲した「イロァ・イロァ」。「神よ、神よ、なぜ私を見捨てたのですか」という聖書のことばが引かれている。一転、明るく「ルイ・アームストロングへのトリビュート」、ルイ・アームストロングの6曲のメドレーでルィブラの編曲。そしてギルバートソンの「ユーソニアン・ドゥエリング」。第2、第3楽章、マイケル・ギルバートソンの初の吹奏楽作品。建物周辺の荒涼とした景色ということだったが、無機質をふるわせて振動を起こしてゆくような渺茫とした感じもある中に静謐な荘厳な光に足を踏み入れたところを丁寧に慎重にたどりゆくときにもたらされる一種のカタルシスも覚えた。ギルバートソンもこの金沢初演に駆けつけていた。これは前にも書いているけれども。先ごろ筆者の住まい近くで工事現場を見ながら、これを管楽器で作曲したら時間と空間をギューント貫き裂くような大地を平板を抉るような現代の最先端の響きともいえる曲ができあがるのではないかと思ったが、このギルバートソンの音、楽器の用い方に、まさしく、これ、これだ! と。書くときになるとこれです、まさしくと落ち着き払うのだが、その時は飛び上がった。前にも聴いていたはずだが今回はその特異さを得心したというところ。ギルバートソンは建築家ロイドライトの設計になる建物から着想を得たようだが、むしろ建築途上にある重機の動き、技術、人の動き、危険度すれすれの緊張感を引き寄せて作曲すれば、それこそサンサーンスの3番のオルガン付きぐらいの壮大さ、その現代版になるのではと。誰かこれで世界のオンリー・ワンになれないものか。
それにしてもサラ・シェフィールドのメゾソプラノ、軍楽隊のイメージを反転させ花と輝いている。アルディティの「くちづけ」、軍楽隊に咲く一輪の薔薇のよう。バーンスタインの「サム・ホエア」、アンコール「星条旗を永遠なれ」。スーザの「世界共通言語」、子どものときから無意識のうちにも入ってしまっている数々の曲だが、今回その偉大さが一層おもわれた。
🎧名曲アルバム。「揖屋の粉ひき歌」。きのうはこの歌をググって何通りも聴いてみたが、艶があり恋歌かと。二重かずら橋、シラクチカズラで作られたつり橋。今も架け替えが行われているという。演奏にはギターとベースも入っていた。
⛳またまたウルトラ重機をしっかり見てしまった。2030年には石炭採掘が中止されるが露天掘りに活躍する8000トン巨体の重機。オーストラリアの葡萄の実だけを摘み取る重機、これがどうやって人の指の代わりをとの疑問には、木を揺らして落とす。この揺らし方が肝心で1分間440回の振動を与える。これより強くても弱くても不都合。広大な、240ヘクタールだったがこの広大な葡萄畑を230人分の仕事をこなす。トンネル掘削重機もおもしろかった。現場監督が64歳の松林良一さん、けが人が出ることを防ぐ、これ第一の仕事に感銘。
音楽感想は以前書いたものを編集。で、7時20分更新
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