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201,230 クラシック倶楽部を聴く アンコール特集

アラカルト・ビバ・アンコール

2018年に収録したコンサートから、名手たちによる色とりどりの「アンコール」を総集編でお送りします。超絶の冴えや深い味わいなど、さまざまな個性をお楽しみ下さい。【出演】ギル・シャハム,江口玲,小山由美,佐藤正浩,ミシェル・ダルベルト,ナビル・シェハタ,バンジャマン・アラール,ニルス・メンケマイヤー,島田綾乃,清水華澄,越知晴子,青木尚佳,ウェン・シン・ヤン,イノン・バルナタン,ベルリンRIAS室内合唱団,ジャスティン・ドイル―番組紹介よりー

🎵その都度の番組を聴き終えてアンコールがいちばんよかったと思うことしばしば。通常のプログラムのしばりから解き放たれて、奏者が気分的に自在に演奏できるひととき。しかしそこはプロ、聴かせどころはしっかり。アンコールとはいえ、一曲一曲が濃い。アンコールのみを取り出しての編集という着想がおもしろい。

 ギルシャハム&江口玲、このあうんの呼吸が何とも気分がいいサラサーテの「カルメン幻想曲」。シャハムがちょっと肩の力を抜きしかしここぞというところは鮮やかにバイオリンを弾きこなす。小山由美&佐藤正浩、ワイルの「スピーク・ロウ」。60歳をこえるミシェル・ダルベルトは風格あるリスト「超絶技巧練習曲第10番」。近頃は兄のカリムとの共演が多いというナビル・シェハタはクウェート生まれ、フリーバの「古風な様式による組曲」。パンジャマン、あのチェンバロの響きを聴かせてくれたパンジャマンのアンコールはやはりバッハの「幻想曲BWV571」、あの一連の典雅な演奏もよみがえる。ビオラのニルス・メンケマイヤー&島田彩乃でシューマンの「おとぎの絵本」。越知晴子の伴奏でメゾソプラノ清水華澄のマスカーニ「ママも知るとおり」、これが良かった。字幕なしだが、さっき気づいたのだが、「オペラ対訳プロジェクト」がネットに出ていた。バイオリンの青木尚佳&チェロのウェン・シン・ヤン。ウェン・シン・ヤンはスイス生まれ、1989年から16年間ベルリン交響放送楽団の首席奏者。クラークの「ララバイ」。ピアノのイノン・バルナタン、この方イスラエルのテルアビブ生まれ、英国で学ぶ。彼弾く「展覧会の絵」は場面共有できたという気分がのこっている。思いだしながらメンデルスゾーンの「ロンド・カプリチオーソ」を聴く。そして最後はベルリンRIAS室内合唱団のジャスティン・ドイル指揮、編曲の「朧月夜」を日本語で。日本語の挨拶、日本語での演奏にぐんと近親感が。なのだが、このアンコール「朧月夜」は日本の「朧月夜」ではない。ジャスティン・ドイルの編曲の女声が非現実的、天的な香りが満ちている。日本から天に抜け出したといった感じが。最後がこの曲で心穏やかな満ち足りた1日のスタートとなった。

🎧名曲アルバム。パク・キュヒのギターでアルベニス作曲、セゴビア編曲の「アストゥーリアス」。冒頭を耳に超有名なこの曲がまぎれもない名曲であることを得心。

⛳ビバ・アンコールの、以前に書いた感想を見ると書き間違いがあったり。それに気づいたいま。これですこしは進化したかなと。続けていれば何らかの蓄積にはなっているようだ。
 「ウルトラ重機」、再放送、すでに見た重機もあるけれど、それこそ重機アラカルト、パンタグラフを持ち上げ架線につけてそこからの電気で走る、ザンビアのダンプトラック。デンマークのキャベツ皮はぎハーベスタなど、おもしろ映像を楽しんだ。
 思ったほどには盛岡のここわが居住区に積雪はなかった今朝、71分更新

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