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200910 クラシック倶楽部を聴く 紀尾井ホール室内管弦楽団 木管五重奏

名手6人が紀尾井ホールに集って行った演奏会からオペラ、フランス音楽の名曲を。【出演】難波薫(フルート)、池田昭子(オーボエ)、勝山大舗(クラリネット)、岩佐雅美(ファゴット)、日橋辰朗(ホルン)、鈴木慎崇(ピアノ)【曲目】喜歌劇「こうもり」序曲(ヨハン・シュトラウス作曲)ほか【収録】2019年1月29日 紀尾井ホールー番組紹介よりー

🎵それぞれに一言づつのコメントで、遠かったメンバーがぐんと身近に。今回はトム・ケネディ編曲の「こうもり」序曲」で明るく活き活きと弾む響き、その響きに鳴るホルンとファゴットの落ち着いた響きを心楽しく聴いた。それとラヴェルの「マ・メール・ロワ」これは「マザー・グース」を題材として作曲されている。オーボエ奏者であるダヴィット・ワルターの編曲で、ピアノを入れたことで立体的な響きになっていると。

以下はウキペディアからの転載だが

1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ(Pavane de la belle au bois dormant

4/4拍子 Lent(ゆっくりと)

シャルル・ペローの童話集『マ・メール・ロワ(マザーグース)』の「眠れる森の美女」から。

2曲 親指小僧(Petit Poucet

2/4拍子 Très modéré(とても中庸に)

『マ・メール・ロワ』から。曲名に関しては「一寸法師」という訳があてられることもある。

3曲 パゴダの女王レドロネット(Laideronnette, impératrice des pagodes

2/4拍子 Mouvement de marche(マーチのリズムで)

ドーノワ伯爵夫人マリー・カトリーヌ1650年頃 - 1705年)の『緑の蛇』から。パゴダとは塔を意味し、そこに住む中国製の首振り陶器人形の物語。

4曲 美女と野獣の対話(Les entretiens de la belle et de la bête

3/4拍子 Mouvement de Valse très modéré(とても中庸なワルツのリズムで)

マリー・ルプランス・ド・ボーモン英語版1711 - 1780年)の『子供の雑誌、道徳的な物語』からの「美女と野獣」に基づく。

評論家ロラン・マニュエルは、エリック・サティの「ジムノペディ」の影響を指摘している[2]

5曲 妖精の園(Le jardin féerique

3/4拍子 Lent et grave(ゆっくりと荘重に)

「眠りの森の美女のパヴァーヌ」と同じくペローの「眠れる森の美女」から。眠りについた王女が王子の口づけで目を覚ますシーン。

「親指小僧」「パゴダの女王レドロネット」「美女と野獣の対話」には、原作から短文が引用・付記されている。

このうち、紀尾井の演奏では、235曲に惹かれた。2曲は水の上を聖霊が漂っている感じ。3曲は始まるよ~といった躍動感。5曲ではピアノが細やかな水音のような響きが清冽、新鮮に記憶にのこった。ウィキの解説とは別に自分がそう感じたところを記す。

🎧名曲アルバム。マーラーの「アダージェット」。【管弦楽】NHK交響楽団,【指揮】広上淳一。イタリアの巨匠、ヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」。神秘的な「アダージェット」の旋律は、倒錯の世界に身を滅ぼしてゆく芸術家の姿を、より甘美に映し出す。ー番組紹介よりー

🎵美しさは倒錯的なうちにもあるはあるらしい。何れ若さはつかの間。鏡の向こうには筆者の頭蓋の骨も見える近頃。

⛳きょうの予報では30℃を下回るようだ。24時間雨量80ミリ。要注意は積乱雲。日々注意項目に縛られる日々。しかしこのような音楽の楽しみ、創造にはほどとおくなっているが、想像の自由があることに感謝、感謝。6時54分更新。

 

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