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2/0/421クラシック倶楽部を聴く

「恋するトランペット フランス生まれのトランペットの新星、ルシエンヌ登場。クラシックや映画音楽などの名曲をお届けする。曲目:白鳥(サン・サーンス)、オブリヴィオン(ピアソラ)他」(番組紹介から)

🎵ルシエンヌ、裸足の妖精。初めて裸足でステージに出てきたのを見たときには、戸惑うほどの違和感があった。しかし今回は、クラシック界ではめずらしいけれども、近年ではダンス、サーカスとクラシック音楽とのコラボもある。こうしてみるとなかなかに魅力的、と納得。ルシエンヌはこれをも自分の個性、モチベーションとしてセットし、自分造りに成功したのだ。緑の環境でのインタビュー。パク・キュヒのときも思ったが、やはり乙女には緑がよく似合う。このルシエンヌに、どうもトランペットの方から会いに来たらしい。彼女はトランペットに気に入られたのだ。クラシック界のアイドルといった感じも。

曲目は、「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル)、「スペインの7つの民謡」(ファリャ)、「白鳥」(サン・サーンス)、「ロシアの踊り」(オスカー・ベーメ)、「オブリヴィオン」(ピアソラ)、「ウィーン風行進曲」(クライスラー)、「愛の悲しみ」(クライスラー)、「スカルラッティの主題による変奏曲」(ビッチ)、「ウォーキング・イン・ジ・エアー」(ブレイク)、「虹の彼方に」(アーレン)

「白鳥」は「動物の謝肉祭」の白眉との解説。「白眉」、白鳥が一層際立ち輝いた一言。当時一世を風靡した「古きよきウィーンを感じさせる一曲」などのクライスラー、レハールの曲を興味深く聴く。「スカルラッティの主題による変奏曲」でトランペットと沢木良子さんのピアノの掛け合い。ルシエンヌのトランペットの歌うような響きが心の移ろいに囁きかける。
秩父ミューズパーク収録。

 

🎧🎵名曲アルバム。「ほほえみの国」からアリア「君はわがこ心のすべて」。これもレハール作曲。吉田浩之のテノール、現田茂夫の指揮、東京フィル。
レハールは名テナー、リヒャルト・タウバーのために多くの曲をのこしたらしい。レハールのオペレッタに決定的な役割をはたしたというのだが、そのタウバーのユーチューブにある声をつないでみた。タウバーもいいけれども、吉田さんのテノール、朗々たる広がり、説得力がある。レハールはタウバーが亡くなった9か月後(ここは自信が無いが聞き間違っていなければ)、何れ、間もなく亡くなっている。

 

⛳とりあえず649分更新.

9時44分再更新

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