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20/3/9クラシック倶楽部を聴く

メナヘム・プレスラー ピアノ・リサイタル
20171016日 サントリーホール

 

☆「シャコンヌ」ヘンデル:作曲
☆「前奏曲集 第1巻から「デルフィの舞い姫たち」「帆」「亜麻色の髪の乙女」「沈める寺」「ミンストレル」」ドビュッシー:作曲
☆「マズルカ ロ短調 作品33 4」ショパン:作曲
☆「マズルカ 嬰ヘ短調 作品59 3」ショパン:作曲
☆「バラード第3番 変イ長調」ショパン:作曲
☆「月の光」ドビュッシー:作曲

🎵アンコールの「月の光」、彼の弾くドビュッシーはみなそうだけれども、透明度が増していき、それこそ月明かりが水の表面に静かにゆらめくばかりでなく、そこまでを静かにライトが底を無意識に探るように照らし出していく。「マズルカ」、音をそっと棚に置くかのその間合いにくっと来るのだ。ものがたり世界に引き入れてくれる繊細な響き。壮年のある意味のあざとさやダイナミズムからは遠く、彼の行きついたところの楽響が心地よい。サントリーホール満場のスタンディングオーベンション、プレスラー、温かな心からの祝福に包まれて左袖に。

 

🎧名曲アルバム
「ボレロ」ラヴェル
【指揮】渡邊一正,【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

 

🎵熱狂へと駆り立て衝き動かすこの斬新なリズム。むしろ静かな目線で自らの底にある情念を追っているという感じが。ラヴェルは静かな環境を好み、モンフォール・ラモリに人生の後半を過ごしたというけれども、あのピアノ、ラヴェルが使ったというピアノのあの譜面台の高さが気になったけれども、あのピアノで紡がれる音は周りの風景と対局にあったのかどうか。


⛳7時には食事準備。きょうはチャウダーがある。焼いておいたイワシ3尾。ほうれんそうの煮びたしも。で、気楽に朝焼けを眺めている。植え替えたエニシダ、ベルケア、ヘリオプシス プリーディングハーツ、植え替えようにも根がびっしりでどうしてもフラワーポットから抜けない水色のアガバンサス。どうか順調に育って欲しいというよりも、手に余るほどに大きくはならず、元気で存在感を示してほしいと願いつつ、ブログは6時41分更新。

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