20/2/14クラシック倶楽部を聴く
コンチェルト・イタリアーノ演奏会2
「聖母のための夕べの祈り」モンテヴェルディ:作曲
(指揮)リナルド・アレッサンドリーニ
2017年6月5日 武蔵野市民文化会館 大ホール
☆第9曲「天よ お聞きください」」
☆第10曲「エルサレムよ 主をほめたたえよ」
☆第11曲「聖マリアのソナタ」
☆第12曲「海の星よ」
☆「マニフィカト」
☆アンコール 「聖母のための夕べの祈り」から 第1曲「主よ 救われるべき人に」
🎵まえの放送では古楽器をググりながら聴いていた。今回はゆっくりとハーモニーを。それにしても全曲演奏が1時間半もかかると、途中で休憩がはいったかどうかは分からないけれども、弦が狂いはしないかとつい終盤耳を逆立ててしまった。1610年作曲の再現。10曲の「栄光は父と子と聖霊に」、三位一体の調和をうたう重音が心に平和を醸してくれた。
11曲の歌詞
「主は強い御腕をふるって
おごり高ぶる者を追い散らされた
権力のある者を引きずり下ろし
惨めな者たちを高くされました
飢えた者を飽き足らせ
富める者を手ぶらで帰らせました」
これは聖書の中のことばだけれども、一般人が政治に求めている究極の姿勢、あり様がここにあるとも思われた。
「マニフィカト」、「主よ急いで私を助けに来てください」「栄光は父と子と聖霊に 初めにあったようにいつも今も世々とこしえまでも」
現代はもはや宗教が死にかけていると見えるのは人の側の錯視、錯覚。人の思惑とは無関係に今もなお神はどこも少しも損なわれてはいない。
🎧名曲アルバム
「歌劇トスカ 歌に生き愛に生き」プッチーニ・作曲
【バリトン】上江隼人,【ソプラノ】森谷真理,【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団,【指揮】飯森範親
🎵トスカの3舞台にゆかりのある3建造物、舞台には決して持ち込めないスケールの大きさ。正しく生きようとしたものの悲劇は胸を打つ。
⛳6時44分更新。
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