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20/2/29 J-MEROを聴く

J-MERO in 神戸 被災地で生まれた名曲
ゲスト 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)、コザック前田(ガガガSP)

🎵中川敬は日記を書かない。日記の代わりに曲を書く。糸口があれば30分で曲を書きあげるらしい。「悲しくてすべてを笑う、渇く冬の夕べ」と歌う『満月の夕べ』。音楽、歌には力があり人の心を動かす。『満月の夜』を歌うと、暗い観客席のそちこちで白いものが見えるのだが、ハンカチを取り出している。涙を拭いているのだが、中川は見ないようにする。見ると泣けて歌えなくなる。演奏会が終わって泣いていた人たちのスッキリした顔。音楽は人の心を解き放つ。
避難所生活をして人生観が変わったミュージシャンのひとりがコザック前田。『満月の夕べ』をカバー。この曲は鎮魂歌としても出来上がっている。若者の世代に震災を再認識させたコザック前田。「この胸の振り子は鳴らす、“今”を刻むため、飼い主を亡くしたしば犬が、ヤサホーヤ焚火を囲む、解き放たれていのちで笑え、満月の夕べ」

古い事ではあるが、大正12年の関東大震災のときに、この時は10万人の死者がでているが、慈善コンサートで、焼け出された人々が全員手を打ち鳴らし足踏みして元気をもらったのは流行歌だった。勿論、東京音楽学校の関係者らも冷たい風にさらされながらステージに立って人々のために演奏し、人々の心を打った。

次には臼井真、登場。自らの家も全壊。2階にいたので死を免れた。25年前の117日のこと。近くの小学校全壊。震災から3週間経って、ピアノに指が触れたとき不思議な感じがしたという。当たり前がいかに幸せな事であったかを知る。神戸の街が無くなったことにガンときてすぐに走り書きで書いた曲であるという。生き残った者は時間を大切に生きなければならないと。神戸は大けがをした、死んだんじゃない。生まれたのが「しあわせを運べるように」。

最後は、しあわせを運ぶ天使の歌合唱団とMay J.の「しあわせを運べるように」のきよらかな歌声が流れた。

⛳きょうで2月も終わる。新型コロナの全国地図。立て続く試練。笑顔の消えたマスクの奥。せめて心を。6時52分更新

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