2019/12/3クラシック倶楽部を聴く
アレッサンドロ・カルボナーレ クラリネット・リサイタル
(ピアノ)黒田亜樹
2017年7月26日ハクジュホール
「クラリネット小協奏曲 ハ短調 作品26」ウェーバー:作曲
☆「クラリネットのための第1狂詩曲」ドビュッシー:作曲
☆「ルーマニア民俗舞曲」バルトーク:作曲、セーケイ、ベルケス:編曲
☆「歌劇「リゴレット」の旋律による演奏会用幻想曲」ヴェルディ:作曲、バッシ:編曲
☆「ガーシュウィン!!」ガーシュウィン:作曲、カルボナーレ:編曲
☆「ショレム・アレイヘム ロヴ・ファイドマン!」コヴァーチ:作曲
🎵アレッサンドロ・カルボナーレ、「わたしはおもしろいことをします」と観客にいったことばが思い出される。彼のいうおもしろいことの一つはプログラム編成。クラリネットの持つ多様性を生かしたプログラム編成でドイツから始め音楽でさまざまな国を巡る。黒田亜樹との共演については、亜樹は映画音楽やエレクトロニクス音楽の影響も受けている開放的な音楽家、開放的な音楽家とのコラボが好きであると。
会場を回り客席に座りながら弾くなどユーモア、サービスが行き届く。日本語で「気に入りましたか?」には爆笑。とにかく楽しい。
バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」、これはバルトークがルーマニアの民俗音楽の採譜をもとに作曲、1棒踊り2腰帯踊り3足踏み踊り4ホーンパイプ踊り5ルーマニアのポルカ6速い踊りから成り、バルトーク特有の響きを特徴づける基となっていると思われた。ガーシュイン、コバーチの曲でアレッサンドロのエンタテインメントとしての才も存分に発揮され実に楽しく聴ける。意表をつく行為、行動にも演奏の確かさが飛んでしまうことがないのは彼の天的資質が確かな証拠。
🎧名曲アルバム
「クリスマス・オラトリオ」バッハ作曲
【合唱・管弦楽】バッハ・コレギウム・ジャパン,【指揮】鈴木雅明
クリスマスがやってくる!
⛳6時14分更新
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