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2019/9/27クラシック倶楽部を聴く

パヴェル・ハース・クァルテット 演奏会
2016
127日 トッパンホールでの収録
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パヴェル・ハース・クァルテットは、2002年にチェコの作曲家パヴェル・ハースの名を冠して結成されたチェコの「弦楽四重奏団。2005年のプラハの春国際コンクール、イタリアのカオロボニ国際コンクールで優勝。結成から何度かメンバーチェンジがあり、2016年3月にはビオラのラジム・セドミドィプスキーが加わり、新生パヴェル・ハース・クァルテットとして活動している。

チェロのペチェル・ヤルーシェクのコメント
この弦楽四重奏団の魅力は、仲間と協力しながら共に作品を創造することです。ときにはいやになることもあります。しかし、それを経ることで聞き手を異次元にいざなうことができるのです。美しい“共同の創作”ですよ。大切なのはお互いを好きになり尊敬しあうこと、そして同じ目標を持つことです。熱意や欲望も不可欠で、それがあってこその音楽です。
かつて仲間だったビオラのパヴェル・ニクルは、しばしば曲を「脚本」に例えていました。脚本に書かれたセリフは、役者の解釈によって違いが出ます。これは自然なことです。しかし私たちは「人と違うようになりたい」というわけではありません。「あなたは他の四重奏団との違いを出すためにどのような努力をしているか」と聞かれたことがあります。この考え方は間違っています。初めからそのように考えていては、いい音楽を作り上げることはできません。作曲家のことを第一に考え、次に成し遂げたいことを共有するのです。

曲目
「フラトレス」アルヴォ・ペルト:作曲
1977年エストニアの作曲家ペルトが、古楽アンサンブルのために作曲。その後ペルト自身が様々な楽器編成のために編曲。弦楽四重奏版は1989年に編曲。
「弦楽四重奏曲 第5番」バルトーク:作曲
バルトークは生涯に6曲の弦楽四重奏を作曲している。第5番は、1934年に完成された全5楽章から成る作品。第3楽章ではブルガリアの民族舞曲のリズムが用いられている。
「ワルツ イ長調 作品54第1」ドボルザーク:作曲


🎵「フラトレス」、起伏、抑揚が伏せられたかのような旋律を、チェロのピチカートが奥から相槌を打っているような、おもしろい曲。バルトークの5番、輻湊する各部分の輪郭をリアルに描き出している。3楽章、民族舞曲のリズムらしいところ、一種の狂気をモダンダンスの静と動に置き換えて見せてくれたような。4楽章、サスペンス、ミステリアス。おわりに謎を深めていくよう。5楽章、ざわつくような謎の解き明かし。実にスリリングで魅力的な演奏だった。

 

🎧名曲アルバム
「このすばらしき世界
【歌手】福島康之,【コーラス】前田比呂実,日野しおん,村上勧次朗,土居康宏,【指揮】角田鋼亮,【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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1967年に発表されたこの曲はベトナム戦争激化の中、美しい世界を願って作られたという。1901年アームストロングが初めて管弦楽団と歌い新境地を見せたバラード。このとき66歳であったようだ。

 

⛳聴いたという充実感で7時7分更新

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