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2019/9/24クラシック倶楽部を聴く

エベーヌ弦楽四重奏団 演奏会
20171010日 ハクジュホール

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ピエール・コロンベ(ヴァイオリン)写真の左端
ガブリエル・ル・マガデュール(ヴァイオリン)写真左から2番目
マリー・シレム(ヴィオラ)
ラファエル・メルラン(チェロ)

ピエール・コロンベがジャズ作品についてコメント
五線紙に書かれるクラシック音楽は、ある意味「賢い」のかもしれません。一方感動的なテーマから生まれる即興の音楽ジャズもまたすばらしいのです。しかし私たちはどんな音楽も楽しめることを証明したいのです。ジャズが新しく自由な音楽だからではなく楽しむためのものだからです。コンサートのチケットを買うときに、「よし、今夜は知識を得よう」と思うでしょうか? いいえ1時間ほど厄介なことを忘れ、良い気分になり喜びを感じるためです。私たちが舞台で自由になりどんな音楽でも楽しむ姿を伝えたい。ジャズはそれを可能にし、心地よい関係を築く音楽なのです。

 

2020年にカルテット創立20周年を迎える

パリでイザイ弦楽四重奏団に学んだ他、ガボール・タカーチ、エバーハルト・フェルツ、ジェルジ・クルタークなど優れた音楽家の下で研鑽を積んだ。2004年難関のARDミュンヘン国際コンクール優勝(合わせて5つの特別賞を受賞)に続き2005年にはフォルベルグ・シュナイダー財団よりベルモント賞を贈られた。同財団の援助により、個人所有の貴重なイタリア製の楽器がメンバーに貸与されている。

 

曲目

「弦楽四重奏曲 へ短調 作品95「厳粛」」
1810年ベートーベンが40歳で作曲。11番目の弦楽四重奏。ベートーベンはこの作品に「厳粛に」という意味を持つイタリア語「セリオーソ」という副題をつけた。

以下のジャズはすべてエベーヌ弦楽四重奏団によって編曲

「フットプリンツ」
「ベベ」
「マイルストーン」
「アナ・マリア」
「ネイチャー・ボーイ」

🎵「知識を学ぼうとして音楽会に来るひとはいない、音楽を聴いてそのあいだ喜び楽しみたいのだ」といったコメントに、耳が痛く、近頃はちょっと的外れな視聴になっていたかなと。
聴衆に楽しんでもらいたいとの意図からジャズも。室内楽団、というよりも、クラシック界は模索、試行錯誤を重ねながら独自の方向性を探り当てつつ進んでいる感じが。ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ作品CDは独ECHO-KLASSIK「最優秀室内楽レコード賞」、仏ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック「ショック賞」、英グラモフォン誌「年間最優秀レコード賞」等々多くの権威ある賞を、2011年に再び独ECHO-KLASSIK受賞。演奏活動の他に20年間にこれだけの大活躍。2020年のベートーヴェン生誕250年記念に向け世界規模のプロジェクト、『ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド』を2019年よりスタートさせるというが、日本公演は予定されていないようだ。

 

🎧名曲アルバム
「序奏と華麗なポロネーズ 作品3」ショパン曲
【チェロ】遠藤真理,【ピアノ】菊池洋子
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アントニ・ラジヴィウ公爵の館

⛳7時ジャスト 更新
11時半に捕捉し再び更新

 

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