2019814 2019/8/14クラシック倶楽部を聴く
ピアニスト 賀集裕子の世界
~2017年11月13日 自由学園 明日館(豊島区 西池袋)~
賀集裕子
1935年生まれ。51年日本音楽コンクール第一位。53年18歳でパリ留学。フォーレの影響を受け、またシューマンなど、ドイツの作曲家を得意としたピアニスト。イヴ・ナットに師事。56年21歳でエリザベート王妃国際音楽コンクール入賞。これは日本人初。以後、N響や日本フィルなどのオーケストラとの共演やリサイタルなど国内の第一線で活躍。その後国立音楽大学で後進の指導に当たっていたが、98年数十年ぶりにリサイタルを開催。高く評価される。80歳をこえて尚、バッハから近代の作品まで幅広いレパートリーに挑戦。
コメント
私は、リサイタルの時の頭に持ってくるのがバッハなんです、いつも。2声3声のフーガとかそういう重厚なドイツ音楽が好きなので、バッハから始めて、それからいろんな曲に入ります。ドビュッシーのマズルカを選んだ一つの理由は、マズルカといえばどなたもご存知のショパンなんです。ドビュッシーのマズルカなんてあるの? と思われるんですけれども、ドビュッシーにしては非常に古典的なものも中にちゃんと含まれていて非常に面白いので、そういうものがいいと。シューマンのアラベスクですけれども、アラベスクと言えばみんなの頭に浮かぶのは、ドビュッシ-ですが、それに比べて重厚でありながらドイツの中でも揺れ動くようなアラベスクに非常に興味をもちまして、そういう(聴き落し)ずつ変わったところを狙ったという選曲。
56年エリザベート王妃国際音楽コンクールで12人のファイナリストにのこったとき、思わぬピンチに陥った。それを助けてくれたのが、このとき優勝したウラディミール・アシュケナージだった。そのときのことを賀集裕子は次のように語る。協奏曲は最終予選に通った時に自分が弾きたいものを書くんですけれども、残るなんて私は思ってなかったので、ちょっと恰好のいい曲でも書いておこうかと思って、本選用にまだ演奏したことのないバートーベンの協奏曲第4番を選択し書いちゃったんですが、その曲を弾く羽目になって、また必死に勉強いたしましたんですが、大変だよと言って、私が弾くベートーベンの、一度も弾いたことがないんですから、それを、アシュケナージさんが、第2ピアノ(オーケストラパート)のところをいっぺんだけ弾いてくださったんです。それがなかったら私舞台に立てなかった。たった一度のそれで、オーケストラに立ち向かって最後まで弾いてしまったんです。
☆「オルフェオのメヌエット」グルック曲、サン・サーンス編
☆「マズルカ」ドビュッシー曲
☆「アラベスク ハ長調」シューマン曲
☆「トッカータ ホ短調 BWV914」バッハ曲
☆「詩曲 作品32第1」スクリャービン曲
☆「即興曲 第2番」フォーレ曲
☆「ノクターン 第6番 作品63」フォーレ曲
☆「月の光」ドビュッシー曲
🎵
奏者の内に脈々と流れる音楽熱が聴こえた。陰影を曳き、揺らし、きらめきをのせながらの音楽の旅をともに。
🎧
名曲アルバム
「ノルウェー舞曲」グリーク作曲
【演奏】瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオ
演奏を聴いたグリークはこれこそノルウェーだと目を輝かせたという。
⛳きのう墓参りを済ませ、今朝の低いめ25℃に活気を取り戻し、番組の中からの引き写しを楽しみながら 7時17分 更新
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