2019/8/16クラシック倶楽部を聴く
シルク・ドゥラ・シンフォニー オーケストラ&サーカス
~2018年1月17日 Bunkamura オーチャードホール~
シルク・ドゥラ・シンフォニー:「コンサート・ホールにサーカスを」をコンセプトに、フル・オーケストラとの共演を専門とするパフォーマンス・グループとして2006年にアメリカで発足。メンバーは元オリンピック選手や世界的なサーカス団「シルク・ド・ソレイユ」で活躍したパフォーマーから成り、これまでにフィラデルフィア管弦楽団、シカゴ交響楽団ほか数々の名門オーケストラとの共演を重ねてきた。アメリカを中心に世界をツァーで回るなど国際的な人気を誇るパフォーマンス・グループ。
アレクサンダー・ストレルソフ(創設者、総合芸術監督):コメント
音楽からすべてが始まるのです。パフォーマーは自分の演技をものにするために、音楽の勉強をし、日々の習慣を変え、音楽と共に生きるのです。クラシック音楽とパフォーマーの融合が、このショーのコンセプトですから。それが実現できてこそステージが魅惑的になる。パフォーマーと音楽が合ってこそ客席の体感を高めることができるのです。私自身もこのプロジェクトを始めたとき、音楽についてはまったくの門外漢でした。そこで指揮者の方にも助言をもらいながら、適切な曲を選んでいきました。オーケストラの希望を尊重することも大事なことです。彼らにも曲に対する意思や希望があり、私たちもそれを心に留めています。これはまさに両者による真のコラボレーションなのです。
日本の観客の皆さんは盛大に応援してくれます。パフォーマーと観客がお互いにエネルギーを受け取り合う、最高の化学反応です。
クリスティン・ヴァン・ロー:コメント
この「エアリアル」はバレエ「白鳥の湖」に合わせた美しくロマンティックな演目です。パートナーを組むヴィタリーが客席やオーケストラの頭上を飛ぶのです。
ヴィタリー・ブーザ:コメント
クリスティンとステージに立つと、二人の情熱が満ち溢れます。それが客席にも伝わり、皆さんが楽しんでいることがわかると、そのエネルギーが私自身にもフィードバックされてくるのです。情熱に溢れたパフォーマンスは、必ず客席に伝わるはずです。
☆「バレエ音楽「白鳥の湖」から 小さい白鳥の踊り」チャイコフスキー:作曲
☆「歌劇「売られた花嫁」から 道化師の踊り」スメタナ:作曲
☆「歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲」グリンカ:作曲
☆「バレエ音楽「ガイーヌ」から 剣の舞」ハチャトゥリヤン:作曲
☆「ポルカ「雷鳴と電光」」ヨハン・シュトラウス:作曲
☆「「カルメン」組曲 第1番から 闘牛士」ビゼー:作曲
☆「バレエ音楽「白鳥の湖」から ワルツ」チャイコフスキー:作曲
☆「喜歌劇「天国と地獄」から」オッフェンバック:作曲
☆「交響詩「フィンランディア」」シベリウス:作曲
☆「「カルメン」組曲 第1番から 闘牛士」ビゼー:作曲
🎵
美しい芸術の融合、最高の化学反応、驚異のパフォーマンスとコメントされた通り、映像、音響の複合でよりドラマテックに緊張感を楽しんだ。最後はバレエと同じような感覚、これもあり、これもあるべき、さて次にはどんなコラボがとの期待感が過った。
🎧名曲アルバム「威風堂々」エルガー
⛳コーヒーブレイクを15分はさみ、キーの押し違いで一旦記事を消失したものの、7時26分の更新
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