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2019/8/2 クラシック倶楽部を聴く

ラトビア放送合唱団 演奏会

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1940
年創設。ラトビアの音楽界を牽引する24人の合唱団。古楽から現代曲まで幅広いレパートリーを持つ。各国の音楽祭や著名なコンサートホールで公演。
カスパルス・プトニンシュ(指揮)
1966
年生まれ。1992年ラトビア放送合唱団の指揮者に就任。BBCシンガーズやベルリン放送合唱団などヨーロッパの一流合唱団に客演している。

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カスパルス・プトニンシュのコメント
合唱はラトビアでは特別な存在です。太古から文化の一部でした。歌がうまい人や歌をよく知る人は、社会でとても尊敬されました。今でも膨大な伝統曲が歌い継がれています。(ラトビアの主な宗派の一つである)ルター派では日々、教会や学校で聖歌が歌われます。歌を歌う伝統と教会の音楽とが結びつき、合唱がより大きな存在となったのでしょう。

ラフマニノフの「徹夜禱」は、音楽史上、最も規模の大きい合唱曲の一つです。これほどシンフォニックな無伴奏の合唱曲はありません。ロシアの文化が色濃く反映されていますが、誰もが共感できる普遍的な音楽でもあります。観衆の皆さんには私たちと共に、ただ身を任せ、音楽を体感し、その一部となっていただきたいのです。私たちはそうやって皆さんを導くのが得意な合唱団だと思います。聴く人の心を強烈に揺さぶるのです。

(テノール)カールリス・ルーテンタールスのコメント
伝統的な音楽との関りがあるからこそよりお互いの音を聴き、調和が生まれるのです。

 

☆「徹夜禱」作品37から  ラフマニノフ作曲
ロシアの合唱曲の中でも特に高く評価されている無伴奏合唱曲。夜を徹して行われるロシア正教会の祈祷に基づいて作曲された。全15曲から成り、およそ1時間に及ぶ大作。今回の放送は公演で全曲演奏された中からの抜粋。

🎵
名曲アルバムで見た晩禱に集う人々のすがたが終始浮かぶ。三位一体の神への賛美は特にも美しく、この曲を歌う必須条件は、美声であるほうがより適っているけれども、と同時に敬虔であることと思わせられる。

🎧名曲アルバム
「フニクリ・フニクラ」デンツァ作曲、栗山和樹・編曲
【テノール】福井敬,【合唱】晋友会合唱団,【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団,【指揮】沼尻竜典

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発掘された古代都市ポンペイ。ベスビオ火山の南麓に2000年前に栄えたという。

⛳🎵以外は番組映像からです。備忘録として書きおいています。 7時4分 更新

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