音楽雑感
明け方5時過ぎから降りだした雨、6時を回る今、雨音が強くなっている。植物には恵みの雨。しかし早朝に仕事に出かける方、また夜間の仕事から帰って来られる方には、ちょっと困った雨なのだ。
春の球根類の葉っぱたちはみな地にへたりこんで枯れ、取り去られ、矢車草、花菱草、ルピナス、皐月、菖蒲、カルミヤはそろそろ咲き終えて、その背後にいつの間にかアジサイが控えめに咲いていた。雨とは相性がいいのだろう。
さきほどのJ-MERO、けさは、埼玉県でパート1。人口130万。次世代を担うとして4組のアーティストの紹介。吉澤嘉代子、Beverly、
吉澤嘉代子は生まれは川口。鋳物が盛んな町だ。彼女の生家も鋳物工場。水に油が虹色に映っていたり、朝の空気にチリがきらめいていたり、鋳物づくりで火花が散る光景を身近に育ったが、それが声の出し方、音楽に影響を与えているという。人はふつう自分をカッコよく見せようとするものだが、彼女は、むしろ自分にある滑稽さ、隠している奥の部分を積極的に言葉に落とし込んで聴いた人の表面に出したくない滑稽さに寄り添うのだと話す。“Stocking”、“Nkotteru(残ってる)”、“ Muse”などを紹介。
次にフィリピンから来た歌姫Beverly。高校時代アニソンを聴きローマ字で覚え、作曲もするように。演歌も好きだが、歌うには練習が必要らしい母国でもライブができるようになりたいと。“A New Day”、“Baby Don,t Cry―Kamisama Ni Freru Kutibiru (神様に触れる唇)― ”などを紹介。マニラでのASEAN首脳会議の晩餐会で歌う。声質、歌唱力、包む空気を別な次元に作り成す才能ともに突出。
あとの2グループは次回の紹介かと思う。
⛳7時6分更新
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