JーMEROを聴く
昨朝は、メロディーが頭の中を流れていた。あ、新しい、しかし目覚めてみると書き留められない。夢の中での作曲かな? そんなふうに考えると楽しいが、これだけ何かしら音楽を聴いていれば、その中から組み合わせぐらいはできるだろう、作曲というほどの事ではない。しかし楽しい夢ではあった。今朝は、聖書のことばが浮かんでいた。戒めのことばだ。
J-MERO、やれやれTVの書き写しでどうする? この時間で何か独自の創造でもした方が、と思いつつ、やがてそれができるのかできないのかは分からないが、さて、きょうは何の話題?
みやざき国際ストリート音楽祭だ。今年で13回目だという。県内のミュージシャンが多数参加、また宮崎出身のプロのミュージシャンも。ボランティアによる手作り音楽祭だ。
「Tachibana Taiko HIBIKIZA」、これが宮崎を拠点に活動し海外公演も行っている和太鼓集団。和太鼓教室を開きその生徒も含めて150人の参加。プロの参加では日南市出身のシンガーソングライターMotohiro Hata(秦基博)。EXILEのKiji Kuroki、そしてカウンターテナーの「もののけ姫」で有名なYoshikazu Mera(米良美一)。
米良氏はwikipediaによれば、宮崎県西都市出身。3万人にひとり程度の割合で発症する難病、先天性骨形成不全症を持ち生まれる[1]。身長138.7cm[2][3]。 洗足学園音楽大学卒業後、アムステルダム音楽院にオランダ政府給費留学している。世界的にも評価されているカウンターテナー歌手として知られる。1997年、映画『もののけ姫』の主題歌を歌ったことで大衆的人気を獲得。その当時は真面目な好青年のイメージで売り出したが、2012年以降はひょうきんな言動をするオネエ系のバラエティタレントとして活躍[4]。
TV解説に戻って、2014年くも膜下出血で倒れるが復帰。
米良氏の好きな場所は、神社がたくさんある高千穂町。日本神話の神々が降臨したといわれるこの地でインタビュー。
歌は心の支え、自己肯定である。音大の声楽科を首席卒業。宮崎駿監督にスカウトされる。カウンターテナー、男か女か、どこの国の、などの区別がつかないところがもののけのイメージに合っていたのではないかと。筆者も一時期、玉三郎の非現実的な美しさに魅かれて写真をもとに油絵を描いていたことがあるが、カウンターテナーの持つ魅力は納得。地声と裏声を行き来する。
昔は支援学校で育った時期や病気などを隠したかった。それが、他人はだませても自分をだますことはつらいと米良氏はいうのだ。「ヨイトマケの歌」を知ったとき、このようなカッコもつけない、嘘もつかない歌があるのだと感動。以来、生い立ちなどを隠すことはやめる。それまでは歌は戦いの武器だった。しかし、このときから、自由になったという。それが音楽にも生かされる。この世の成功のためではなく、精神と魂を純粋な高みに引き上げられたのだと米良氏。
⛳7時5分 更新
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