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2019/5/9クラシック倶楽部を聴く

 はなしがクラシック倶楽部から離れるが、この前番組を毎日10分程度見ているのだが、最後の曲が「Dead Or Alive」、死ぬか生きるか。はて死んだように生きるのか生きているように生きるのか、と勝手に引き寄せて一瞬考えてしまったが、時間の配分からこれ以上は……。

けさのクラシック倶楽部は、
ブラス・ユナイテッド 演奏会
(金管五重奏)ブラス・ユナイテッド、打楽器クン・プラーティンク
201737日 東京文化会館小ホール~

☆「スペイン組曲から 「アストゥーリアス」「カタルーニャ」「セビリャーナス」」
アルベニス:作曲、ラベリ:編曲
☆「新しい歌」、クミラン:作曲
☆「ピッチ・ブラック」ヤコブTV:作曲、フェルヘルスト:編曲
☆「プルチネッラ組曲2.0から」、ガッロ/モンツァ/ペルゴレージ:作曲、フェルヘルスト:編曲
☆「スクエア・ダンス」高嶋圭子:作曲

ブラス・ユナイテット
ヨーロッパの一流オケ等で活躍する金管楽器のトップ・プレイヤーが集い、2015年に結成したばかりの金管五重奏団。メンバーは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヨルゲン・ファン・ライエンをはじめ、フランス国立放送フィルのアレクサンドル・バティ、元ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヴィム・ファン・ハッセルト、ヨーロッパ室内管のヤスパー・デ・ワール、そしてパリ管のステファン・ラベリといった超豪華メンバー。

  ヴィム・ファン・ハッセルト(トランペット)
  アレクサンドル・バティ(トランペット)
  ヤスパー・デ・ワール(ホルン)
  ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)
  ステファン・ラベリ(テューバ)

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🎵
 金管は嫌いではないが、曲によっては忍耐も必要と思っていたが、この5重奏団に忍耐は要らない。スペイン組曲の「アストゥーリアス」の冒頭から、ほわっとやわらかくあたたかい空気感。これはとにかく聴かなくちゃ、と。演奏のグレードの高さ、内蔵されている芸術性、人間の魅力が流出、湧出。「新しい歌」、詩篇の〈あたらしい歌を主に向かってうたえ〉、敬虔で静謐な祈りがこもる。
『ピッチ・ブラック』、ググった先にちょっと出ていたが、それを
2017年の初来日にも合わせてリリースされる「ピッチ・ブラック」は、様々なバロック音楽を素材とした『プルチネッラ組曲』から、アルベニスやバルトークのトランスクリプション、チェット・ベイカーの声や演奏のテープに合わせて金管五重奏が演奏する、ヤコブTVの『ピッチ・ブラック』など、ブラス・ユナイテッドのために作曲・編曲された色とりどりの金管五重奏のための作品集。」
 このうち、今回の演奏はチェット・ベイカーの声や演奏のテープに合わせて演奏する、ヤコブTVの『ピッチ・ブラック』。これが異色。テープの内容を簡略にいえば、「わたしは1960年に投獄された。真っ暗闇。目が慣れてきて辺りを見ると、40人のトランペット奏者がいた。生き残ろうと努めた。そして乗り越えた。ここはどこより自由だと。人々はあまり気にしない。永遠に1年中、24時間パーティーが続くみたいだ。ドラム抜きの方がよりクールだ。」このあたりから単調なリズムの繰り返しとなる。この語りの意外性に演奏が遠のいた感じでもあった。「プルチネッラ組曲2.0から」、華麗さあり、楽器がうたい、物語る。「スクエア・ダンス」高嶋圭子氏の作曲。

🎧
 

名曲アルバム。歌劇アルルの女から「フェデリコの嘆き」チレーア作曲
【テノール】福井敬,【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団,【指揮】北原幸男

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⛳おしんが始まっている。 7時16分更新

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