2019/5/ 2019/ 5/6クラシック倶楽部を聴く
イアン・バウスフィールド トロンボーン・リサイタル
ピアノ児嶋一江
~Hakujuホール~
☆「ソナタの断片」、グリンカ:作曲
☆「乙女よ、もうわたしのために歌うな 作品4第4」、ラフマニノフ:作曲
☆「リラの花 作品21第5」、ラフマニノフ:作曲
☆「兵士の妻 作品8第4」、ラフマニノフ:作曲
☆「なんとすばらしい所 作品21第7」、ラフマニノフ:作曲
☆「雪解け 作品14第11」、ラフマニノフ:作曲
☆「わたしはこの世に忘れられ」、マーラー:作曲
☆「トロンボーン・ソナタ」、シュナイダー:作曲
☆「スコットランドの釣鐘草」、スコットランド民謡:作曲、プライヤー:編曲
イアン・バウスフィールド
1964年、イギリス ヨーク生まれ。7歳で始める。イギリス北部の名高いブラスバンド
の伝統に囲まれ幼少期を過ごす。
2000年、ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団首席奏者に就任、唯一のイギリス出身者という快挙。1992年よりロンドン王立音楽院教授として後進の指導にあたっていたほか、世界中から指導者として多くの依頼があったが、ベルン芸術大学よりオファーを受けたことにより、イアンはスイスを新しい拠点として、指導に集中することを決めた。彼の生徒たちは、第1級のオーケストラの上席にいるなど、世界中で大成功を収めている。
児嶋一江
東京芸術大学、同大学院修了。国際ロータリー財団の奨学生として、国立ミュンヘン音楽大学留学、同マスターコース修了。日本音楽コンクール、ジュネーブ国際音楽コンクール各入賞。全ドイツ音楽コンクール第1位。現在、東京芸術大学、尚美学園ディプロマコース各講師。
🎵
イアンが言っていたが、ブラスの伝統のある地域に住んでいたからか、イギリスという国自体がそうなのか、子どもは毎週、無料で楽器のレッスンを受けられるのだそう。そんな環境の中で、彼はトロンボーンに一目惚れ。以来、他の楽器をやりたいと思ったことはいちどもないと。トロンボーンへの情熱は1%も失われず。むしろ今でも募るばかり。楽器をやりたいということは、心が楽器を呼んでいるのだ。心が何を言いたいのかを音楽で表現する。彼のトロンボーンへのアプローチは常に声楽的。心で曲をイメージし、それを声帯の代わりに唇を震わせて歌うのだという。
最初の7曲はピアノの音の方が耳に説得力がある感じだった。これは楽器の好みのせいかと思う。それが、「トロンボーン・ソナタ」で、一気に覚醒。トロンボーンの面白さが。ここで、ちょっと待てよ、と心の声。ちょっと違うかも、それで、
トロンボーンの歴史をちょっと拾ってみると
起源は15世紀頃までにさかのぼります。スライドの付いたトランペットを改良したものがはじまりとされており、当初は「サックバット」という名前でした。トロンボーンは、管楽器の中では唯一古くからの形をそのまま留めている楽器です。その柔らかく包みこむような響き、厳かな雰囲気をもつ音色は、「神の声」とも呼ばれ、ルネサンス、そしてバロック時代にかけて、教会での宗教音楽や、宮廷の儀式等で長く使用されていました。ドイツでは現在でもその名残を受け、宗教曲を専門とした、トロンボーンのみで編成された楽隊があります。19世紀にはいると、多くのロマン派の作曲家たちによって、交響曲等に効果的に用いられ、荘厳な響きのハーモニーはもちろん、力強く圧倒的なフォルテシモから、静寂な場面でのピアニシモまで、多彩な表現力を発揮する楽器として、オーケストラで活躍するようになります。
こうした解説を読むと、7曲までをよく理解できなかったのは、自分の耳が拾えなかったのだなとと納得。月曜日はなぜか集中力がダウン。それでも、最後の2曲はおもしろく聴くことができた。シュナイダーのジャズテイスト
「スコットランドの釣鐘草」、トロンボーンの音域をしっかりと鳴らしてくれたユーモア。イアン氏の演奏の魅力がわかった。ほんとかな? ほんとうです。
🎧
名曲アルバム。「エステ荘の噴水」リスト作曲、
(ピアノ)小川典子
~イタリア・ティヴォリ~
ローマの水道技術の見事さを思い出しながら見る噴水の見事さ。枢機卿を迎えるために造ったとか。すでに僧籍に入っていたリストも招かれたという。同じ噴水でも、このスケールの違いは!
⛳写真んはすべてTV映像から 7時15分更新
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