2019422クラシック倶楽部を聴く
堤剛&萩原麻未 デュオ・リサイタル
~ハクジュホール~
☆「母と子のための音楽」、三善晃:作曲
☆「チェロ・ソナタ へ長調 作品6」、リヒャルト・シュトラウス:作曲
☆「愛の言葉」、カサド:作曲
☆「ヴォカリーズ」、ラフマニノフ:作曲
堤(1942年生まれ)氏、私的に興味ある履歴は、父親からチェロの手ほどきを受け、8歳で第1回リサイタルを開催。桐朋学園斎藤秀雄に師事。
萩原麻未氏、2010年11月に行われた第65回ジュネーヴ国際コンクール〈ピアノ部門〉において、日本人として初めて優勝。年によって1位を出さないこの伝統あるコンクールでの8年ぶりの優勝は、各方面で大きな話題を集めた。広島県出身、5歳よりピアノを始める。国内の数多くのコンクールで入賞を重ね、第27回パルマドーロ国際コンクールにて史上最年少の13歳で第1位に輝く。
🎵「母と子のための音楽」、萩原氏が、堤氏から受ける影響を「ろうそくに火をともした瞬間のしあわせな気持ちを堤先生から受ける」、これは演奏から受けるということであろうかと。まさしく、そんなあたたかさ、優しさのある演奏、こういう分野でのご功績ならではかと思われた。私的には、この「母と子のための音楽」と、「チェロ・ソナタ へ長調 作品6」の第二楽章、静かに流れゆく大河のような、暮れゆく窓にのこる残影のような響きが味わい深かった。第三楽章の終わりで、ブラボー! が飛んだが、堤氏の音楽人生へのブラボーでもあると思われ、じんわり。このホールを埋め尽くしている観客のシルエット、長年チェロを牽引してこられた堤氏のファン、そして、指導を受け育てられた多くの弟子たち、関係者の方々のシルエット。ステージに注がれる感謝のこもる熱い視線が感じられた。チェロの懐で奏でるピアノの清新な響きも印象的。
堤氏が若い音楽家たちへ期待することは、「若い方々は今までにないものをいっぱい持っている。私の時代とは違い可能性を持っている。どんどん外へ出て行って欲しい。自分をもっと主張し表現して欲しい」。
🎧
名曲アルバムは、ベルク作曲の「ある天使の思い出に」、渡辺玲子氏のバイオリン、シャープな感じが何とも! 指揮は渡辺一正氏、東京フィル。
⛳6時45分 更新
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