アマリリスのシルエット
蕾は尖った先を天に向けて出てくる。球根から顔をのぞかせる大きな花芽は感動的だ。茎がすーっと伸びる。蕾はしだいに膨らんで、縦に切れ目ができ花の色が見えてくる。ふつうその蕾が4つに割れて、ここからがとても面白く不思議なのだが、相対する二つの蕾が違った速度で変化を遂げるのだ。先に6弁の花びらを開いて互いに背き合って横向きに咲く花房、そして、まだ斜め上のほうに蕾のまま互いに背き合っている花房。開花までの一つひとつの段階をメリハリをつけてはっきりと見せてくれるのがこの花のすばらしさだ。
今では、香りのするもの、八重咲き。上向きのまま開花するものなど、色彩も実に多種多様であるようだ。しかし、シンプルなものがいちばん。すっきりはっきりと成長するさまを目の当たりにさせてくれる。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- あれこれ (2022.12.03)
- あれこれ (2022.11.26)
- 秋はどこに来てるかな(2022.10.29)
- TVをどんなふうに(2022.10.22)
- パキスタンの水害 (2022.09.17)



コメント