きょうのことば

　音源はありませんが、インマヌエル賛美歌１８１番、こんなにすばらしい曲の音源がないのは信じられないぐらいです。見つけかねたかもしれません。どうか弾いて、歌ってみていただければ。

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　先週のインマヌエル盛岡キリスト教会の説教は『聖書の中の聖書』(説教：國光勝美牧師)、引証は聖書引証ヨハネ３：１６です。

3:16神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

この日は教団の年会を控えての聖日でした。モーセが申命記でイスラエルの人々に繰り返し申し送りをしたように、この日は過ぐる一か月の説教の復習でした。そして当日分は、掲げたヨハネ3：16のおはなしでした。

　聖書は、神の霊感によって記された66巻の書物が一冊に編纂されたものです。この膨大な書物は、いったい何を言わんとしているのか。それをこのヨハネ3：16は教えています。

3:16神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

　聖書中のダニエルやヨセフ、モーセ、ペテロ、ヤコブ、ヨハネなど、多くの人物や事項、また、さまざまな角度から学ぶのは有意義なことです。学びは、ヨハネ3：16に集約されるようであるべきです。イエス・キリストに焦点が合っていない学びは、聖書の意図からはずれています。

　神は私たちの救いです。救いは神さまのわざです。最初に神さまが私たちを愛してくださった。「世を愛された」。読んでいてはっとします。「あっ、世という言葉には自分が含まれている。私のことなんだ、こんな私を神さまは愛してくださっている」、このことが神のレンズ、神の光によってフォーカスされます。気づいてみると、イエスさまは神さまのひとり子なのだ。ご自分の子を、私の罪の身代わりに十字架につけて贖罪を成し遂げてくださるとは！　ご自分の命と引き換えにまでして、私の罪を贖ってくださった。救いに入れてくださった！

　イエス・キリストの十字架を信じるとは、どういう事なのか。
ガラテヤ3：10
3:10というのは、律法の行ないによる人々はすべて、のろいのもとにあるからです。こう書いてあります。「律法の書に書いてある、すべてのことを堅く守って実行しなければ、だれでもみな、のろわれる。」

　神さまは、私たちが幸せでいられるように、これをまもりなさいと律法をくださった。ところがまもろうとすればするほど、人間はまもることができない自分に直面するばかり。律法ののろいを受け、裁きを受けなければならない事を知るのです。それで神は何とか私たちを救おうと、イエス・キリストをこの地上に遣わしてくださいました。

第二コリント5：21

 5:21神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです。

 十字架は私の罪の身代わりでしたと信じることです。誰でも十字架を仰ぎ信じるなら救われます。「御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つ」のです。キリストは私たちの律法の成就です。血潮によって私たちを正しい者としてくださいます。永遠の命、それは復活の命です。

　十字架を信じる私たちは、いまキリストの命を与えられている。この命は、すでにキリストのうちに神さまとともに隠されてある。私たちの目に見える命はここにあるが、永遠の命は、もうすでに神さまの内に、神さまのもとにまもられているのです。

説教のうち、当日の分だけ書かせていただきました。
6時15分　更新