『二獣協奏曲〜獅子と虎〜』(ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団)
こんな愉快な楽団といっしょに2月を見送る。2月よ、ありがとう、3月よ、ようこそ!
スノードロップが咲き、いつの間にかフクジュソウも。スイセン、チューリップの芽もツンツン、ツンツンと勢ぞろい。薄あおいエネルギーが、土の面をひろく被いはじめている。
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こんな愉快な楽団といっしょに2月を見送る。2月よ、ありがとう、3月よ、ようこそ!
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動物たちの楽団ズーラシアンブラスが金管五重奏で北海道、浦河町に登場!クラシックの名曲から、世界の民謡、日本の歌までバラエティーに富んだプログラムを熱演!
~浦河町総合文化会館 大ホール(北海道)2017年7月1日(土)収録)~
-番組HPからー
写真はいずれも、BSプレミアム クラシック倶楽部 放送から
☆「「ウィリアム・テル」序曲」、ロッシーニ:作曲、三澤慶(みさわ・けい):編曲
☆「気のいいあひる」、ボヘミア民謡:作曲、石川亮太(いしかわ・りょうた):編曲
☆「おんまはみんな」、アメリカ民謡:作曲、石川亮太(いしかわ・りょうた):編曲
☆「トランペット・ラブレター」、石川亮太:作曲
☆「アルプス一万尺」、アメリカ民謡:作曲、石川亮太:編曲
☆「剣の舞」、ハチャトゥリヤン:作曲、高橋宏樹(たかはし・ひろき):編曲
☆「モーツァルトだよ人生は」、モーツァルト:作曲、高橋宏樹:編曲
☆「金管大相撲」、石川亮太:作曲
☆「静かな湖畔」、スイス民謡:作曲、大塚子龍(おおつか・しりゅう):編曲
☆「襟裳岬」、吉田拓郎:作曲、山口尚人(やまぐち・ひさと):編曲
☆「お江戸日本橋」、日本民謡:作曲、石川亮太:編曲
☆「こげよマイケル」、黒人霊歌:作曲、石川亮太:編曲
この楽しさをつたえるには、やはり一場面でも視覚的にとらえられるものがなければと、2枚だけ撮ってみました。
登場の動物たちは、みな絶滅危惧種。被ったひとたちの意識が面白い。インドライオン、ドゥクラングール、マレーバク、スマトラトラ、ホッキョクグマ、オピカ。そして指揮はオピカ。ちょっと絶滅危惧種図鑑にとんでみて、さて自分は何の着ぐるみにしようかと、卒倒しそうな数の動物の中で目に留まったメガネグマ、ま、こんなあたりかな。
吹いて聴かせる、ズッコケる、へたってみせる、勝ってみせる、走ってみせる、冷や汗を拭ったり、頭を抱えたり、口を拭ったりのユーモラスなパフォーマンス。とにかく楽しい! あたたかい! おもしろい! ホールに満ちる笑顔、会場はノリノリ。
「モーツァルトだよ人生は」、これはモーツァルトの曲をモチーフにした「浪花節だよ人生は」。「金管大相撲」、土俵の流れを、東西のよ呼び出しから、取り組みまでを金管で。こんな曲もアリ。
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現代音楽の演奏家として活躍するピアニスト高橋アキが、つるの剛士と初のコラボ―レーション! -番組HPからー~2018年6月29日 北九州市立響ホール~
高橋アキ
鎌倉生まれ。東京芸術大学付属高校、同大学を経て同大学院修了。大学院1年の時、武満徹作品を弾いてデビュー。透明な響き、音色の柔軟な感受性をもって現代曲を演奏し、鮮烈な衝撃を与えた。1970年初リサイタルを開催。72年にはじめてヨーロッパに渡り、ベルリン芸術週間、パリ秋の芸術祭などでリサイタルを開き好評を博す。その後も毎年、海外の主要音楽祭から招待され続けている。72年現代音楽の演奏グループ「サウンド・スペース・アーク」を結成。以後19年間活発な演奏活動を行った。73年には昭和48年度芸術祭優秀賞を、内外の現代作品20曲を収録した『高橋アキの世界』(東芝、3枚組レコード)により受賞。
☆「ジムノペディ第1番」、サティー:作曲
☆「グノシェンヌ第5番」、サティー:作曲
☆「ハイパー・ビートルズから ゴールデン・スランバー」、
レノン&マッカートニー:作曲、武満徹:編曲
☆「ハイパー・ビートルズから レット・イット・ビー~アジア旅行~」
レノン&マッカートニー:作曲、三輪眞弘:編曲
☆「ぞうのババール」
ジャン・ド・ブリュノフ:作詞、プーランク:作曲、(朗読)つるの剛士
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ピアニスト佐藤卓史による軽井沢公開収録から。全曲演奏を手がけるシューベルトの名作や、幻想即興曲などショパンの名曲を熱演。~2018年6月1日 軽井沢大賀ホール~
佐藤卓史(さとう・たかし)
1983年秋田市生まれ。4歳よりピアノを始める。
高校在学中、第70回日本音楽コンクールピアノ部門で優勝。2003年のデビューリサイタルの成功により、翌年史上最年少で日本ショパン協会賞を受賞。東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ハノーファー音楽演劇大学とウィーン国立音楽大学にて研鑽を積む。2007年第11回シューベルト国際ピアノコンクール第1位など、受賞多数。
☆「楽興の時 D.780」、シューベルト:作曲。
☆「幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66」、ショパン:作曲。
☆「舟歌 嬰ヘ長調 作品60」、ショパン:作曲。
☆「ポロネーズ 変イ長調 作品53「英雄」」、ショパン:作曲。
「楽興の時 D.780」、シチリアーノのリズムを基本としているらしい。構成されている6曲のうち、いちばん有名な3、4、5あたりになると、興に乗れる。演奏するに得意、不得意があるとすれば、聴く側にも、得意、不得意な曲がある。理解しえていない部分、聴いてはいるが、どこか注意散漫となり、何度聴いても聴き落しているという部分がある。今回はその不得意部分、1,2,6を意識的に聴いてみる。何しろ、2014年からシューベルトのチクルスを開始した演奏家には教えられるものが必ずあるだろうと期待。両手3連符の流れが穏やかな情趣をくれる1、2、穏やかさに突飛な感情の突出、6、自らの内に沈潜していく部分、今回はそんなところがすこし分かったような。
氏は、シューベルトの曲には、派手な曲はないが、内面へのアプローチがシンプルな手法で描かれている、この後どう動くかの奏者としての予測に、多くの曲は別なところ、予想外(?)のところに行くが、シューベルトは、思ったとおりのところに行くので、感覚の近さを感じると語っている。
ショパンは、ここからは大事な部分を聞き落したかとも思うのだが、たしか、オーケストラ的でもなく、弦楽曲的でもなく、歌曲的でもない発想から曲が生まれており、たしか、弾いているうちにピアノでもないように聞こえてくると仰ったような、違っているかもしれませんが。再放送の時があるかもしれません。
シューベルト、ショパンは、作曲者の意識に立っていうと、演奏者と聴く者との1対1の親密な関係の中で奏されるのがよい、それを意識しての演奏と語っておられた。
名曲アルバム。「イパネマの娘」。【歌・ギター】小野リサ,【ピアノ】フェビアン・レザ・パネ,【ベース】クリス・シルバースタイン,【ドラム】山口新語,【サックス】グスターボ・アナクレート,【フルート】ヤマカミヒトミ,【フリューゲルホルン】マイク・ザッチャーナック,田中充,【トロンボーン】池田雅明
軽快なようでよく聴けばたしかに寂しさがにじみ出ている。小野リサさんって? ボサノヴァ世界の歌姫。コンサート、ライブ、放送の生出演等など、知らなかったのは私だけだったよう。ここに名を連ねている奏者も、調べたなら錚々たる方々には違いなさそう。
6時59分 更新
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トロンボーン奏者…中川栄次郎:日本を代表する世界的トロンボーン奏者として幅広い活動を行っている。TV等から聞こえるトロンボーンの7割は彼のモノと言われている。2007年、日本人として初めて米「トニー賞」授賞式に出演し2008年にはNHK連続テレビ小説『瞳』のメインテーマを演奏
ジャズピアニスト・作曲家…宮本貴奈;茨城県結城市出身。米英に20年在住、約30カ国で演奏活動を展開。5才からエレクトーンを始め、14歳からピアノに転向、作曲を学ぶ。高卒後米バークリー音楽大学へ留学、映画音楽&ジャズ作曲学科卒。1998年NYへ拠点を移し、全米エドマンジャズピアノ大会優勝。ニーナ・フリーロン(vo)のワールドツアーに5年間参加、ピアニスト・アレンジャーとして参加した【SOULCALL】は2001年米グラミー賞2部門でノミネート。アトランタに移り、ジョージア州立大ジャズ教育学部修士課程卒。「アトランタベストジャズアクト(2年連続)」「ジョージア州で最も影響力のある女性」他受賞。
日本フィルソロトランペット奏者…オッタビアーノ・クリストーフォリ:1986年イタリア、ウーディネ生まれ。ウーディネのコンセルバトーリを卒業後、2004-2006年ユースイタリアンオーケストラに在籍。シカゴ交響楽団各氏に師事。2008年に来日し、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団(芸術監督 佐渡裕)第1奏者を経て、2009年、日本フィルハーモニー交響楽団に入団、現在、客演首席奏者を務める。
2018年12月1日富山県射水市アイザック小杉文化ホール
☆「管弦楽組曲 第3番 から アリア」、バッハ:作曲。中川 、宮本演奏。☆「歌劇「運命の力」序曲」、ヴェルディ:作曲、ニール・ベネット:編曲、中川 、オッタビアーノ・クリストーフォリ、宮本演奏。☆「ファンダンゴ」、ジョゼフ・トゥリン:作曲、中川 、オッタビアーノ・クリストーフォリ、宮本演奏。
次の2曲は中川英二郎の作曲で中川、宮本演奏。
☆「シークレット・ゲート」
☆「トライセンス」
アンコール曲
☆「チャールダーシュ」、モンティ:作曲。中川・宮本演奏
月曜日は全休にしたい心境なのだが、やはり、きょうは何があるかと起きだしてTVスイッチ・オン。中川氏の作品2曲には間に合った。氏がいうに、作曲の種は、よく風呂の中で降りて、か、下りてか、とにかくひらめくらしい。種がおりるときには、エンディングまでが見えるという。スケッチはピアノで書いて、か描いてか、何れ鍵盤で曲想をなぞり、それからDTMに。演奏は職人的という。そうはいうものの、一生をかけて音楽に新たなものを見出そうと技術が衰えないように研鑽し続ける演奏家には、わたしはいつも賞賛と尊敬の念を持っているのだが、とにかく、氏は、その域から一つ、自分の独自性、自分の人間、人となりを作曲を通して感じてもらいたいのだと。また作曲では、自分をさらけ出しやすいとも語っている。
「シークレット・ゲート」、2007年に扉を開くような曲想で作曲。ジャズ風で、都会の夜の賑わいが流れる中を、それこそ、流し歩いている感じが。
「トライセンス」、これは、ジャズとクラッシクの融合を目論んで作曲されたようだ。トロンボーン、静かな湖畔に立って、水面を眺めるうちに、しだいに光がさして、ピアノが水のさざめきに波立ったところで、トロンボーンが物語りはじめ、煩悶の陰も見せて、しだいに夕映えに溶け込んでいく、そんな情景が浮かんだ。「トライセンス」、起きだして聴いてみる価があった。宮本氏の野性味のあるピアノの響き、むしろ新鮮。
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先週のインマヌエル盛岡キリスト教会の説教は『パウロの福音3』(國光勝美牧師)。聖書引証はガラテヤ1:11~17でした。
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けさはパク・キュヒのギター演奏。2018年11月 横浜市 みその公園 横溝屋敷。
☆「ソナタ ト長調 K.391」、スカルラッティ・作曲。☆「フリア・フロリダ(舟歌)」、バリオス・作曲。
横浜市 みその公園 横溝屋敷での演奏。番組予告を見たとき、ギターね、この曲とあの曲と、一通りの聴き流しになるかな、などと思いながら番組に臨んだところ、この単純な想いは反転。けさは実にすばらしかった。一つの意匠、見識から組み合わされた、ギターと豪農横溝屋敷という構造と、それを巧みな角度、距離、目線で追うカメラワークが一丸となり、相融和しながら創出された見事な芸術だった! 久方ぶりによいものを観たという実感が。これは視聴者にとっても幸運だが、演奏者パク・キュヒにとっても大変な幸運であったのではないか。野外演奏は初めてというキュヒ。深緑色のドレスが開け放たれた背景の庭にのぞむ緑に馴染んでいる。ギターの響きに、いにしえの人々のいでたち、暮らしの空気感までが彷彿とする。奏者の後ろの座敷、左隣の座敷を奏者を軸として遠近をもって捉え、開け放たれた戸の向こうに整然とたたずむ庭。縁に覗く瓦屋根、竹林、松枝の下の桃色の花、あれはアスチルベだろうか、違っているかもしれないが、また樹木に寄り添う石灯篭、それらが、曲と相まって実に美しい。 つい画面から何枚も写真を撮ってしまったが、著作権はどうなっていたか、ブログ掲載は遠慮すべきかも。
「ソナタ ト長調 K.391」、凪の海、漣の音を聴く感じ。バリオスのワルツは、水彩画で描かれた心象風景のよう。「ソナタ
作品47」、ヒナステラは、キュヒの説明では、アルゼンチンにあるリズムの一つマランボで、男性の踊りのリズムなそう。この曲には叩いたり、弾いたりする特殊奏法が多用されている。日本人が名付けた奏法のようだが、「猫パンチ」がある。猫のように手を丸めて叩くというのだ。叩いてから、はじくラスケアードをするのだとか。この曲のスケルツォで、調弦をするネジに近い部分を、奏法の一つとして擦っり弾いて音を出したのには、ここまでかと驚いてしまった。
「旅人のソナタ」、これはオダイルに献呈されている。キュヒはスペイン留学の時に、オダイルに師事したことがあるという。作曲者自身が、これはロックンロールだといっていたらしいが、わたしはむしろ、逍遥し、さすらう魂といったところが伝わってきた。
名曲アルバム。「リュートのための古風な舞曲とアリアから イタリアーナ」
6時52分 更新
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エジプト人とドイツ人の両親のもとクウェートで生まれたナビル・シェハタはベルリン・フィルでコントラバス首席奏者として活躍。実兄カリム(ピアノ)との共演。2018年11月22日 ハクジュホール。
1980年生まれ。コントラバス奏者として2003年にミュンヘン国際コンクールで優勝、ベルリン州立歌劇場を経てベルリン・フィルの首席奏者となる。ベルリン・フィル五重奏団を結成し、トップクラスのソリストとしても活躍したが、その後指揮への道を志すこととなった。バレンボイム、ティーレマンらに師事して研鑽を重ね、2007年にドイツで指揮者デビューを果たす。翌年にはドゥダメルに招かれシモン・ボリバル・ユース管に2度客演、着実に指揮活動の場を広げている。(KAJIMOTOより)
☆無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV1007(コントラバス版/イ長調)」、バッハ曲
☆「歌劇「夢遊病の女」による幻想曲」、ボッテシーニ・作曲
☆「コル・ニドライ 作品47」、ブルッフ・作曲
☆「間奏曲とタランテラ 作品9」、グリエール・作曲
☆「リベルタンゴ」、ピアソラ・作曲
ナビル・シェハタ、一度だけ、コンサートを聴いたことがあるが、いったいコントラバスでリサイタルができるものなの? コントラバスの曲なんてあるのかしら? と思いながら聴きにいったところが、動転、驚愕して帰ってきたことがある。ベルリン・フィルの首席とはこういうものだと意識に刻んだはじめだった。一見地味に、オケの最低音を後ろでひたすら支えるだけのように見えるコントラバスという楽器を、ステージの真ん中に引き出して、楽器のありとあらゆる可能性を引き出してみせる。音楽的な多様な角度からの旋律を堪能させる手腕は凄いものだ。
「無伴奏チェロ組曲」は聴き逃したが、あとの4曲のうち、「間奏曲とタランテラ 作品9」、おもしろく聴いた。作曲者のグリエールの父はドイツ人、母は、ポーランド人。つまりロシア人ではない。しかし、ずっとロシアで活躍。「間奏曲とタランテラ 作品9」は、グリエールが友人であるロシアのコントラバス奏者セルゲイ・クーセヴィッキーのために書かれたもののよう。コントラバスのための曲があったのだ。
7時2分 更新
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クラシック倶楽部の前番組がロックバンド、それが毎回10グループほどが流されている。膨大な量だ。けさのさいごは、Status Quo 1970代。検索すれば、みなそれぞれにページが出てくる。最初は、NHKが映像をストックしていたのかと勘違いしていたが、ITNが提供。ITNソース、英国有数の民間放送局で、100万点以上の報道映像を所有しているようだ。思うばかりも圧倒される。
それはそれとして、けさのクラシク倶楽部は、
名手6人(フルート)難波 薫、(オーボエ)池田 昭子、(ホルン)日橋 辰朗(にっぱしたつお)、(ファゴット)岩佐 雅美、(クラリネット)勝山 大舗、(ピアノ)鈴木 慎崇(すずきよしたか)が紀尾井ホールに集って行った演奏会から、オペラ、そしてフランス音楽の名曲を。~2019年1月29日 紀尾井ホール~
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アンドレアス・シュタイアーのチェンバロ演奏。2018年12月20日いずみホール(大阪市)で収録
アンドレアス・シュタイアー
1955年ドイツのゲッティンゲン生まれ。ハノーヴァーとアムステルダムでピアノとチェンバロを学び、1983年よりムジカ・アンティクァ・ケルンのチェンバロ奏者として活動し、以降フォルテピアノとチェンバロのスペシャリストとして国際的に活躍している。80年代初頭のデビュー当時は、チェンバロとフォルテピアノを弾くにもかかわらず、「バックハウスやケンプ以来の、ドイツ音楽を代弁するピアニスト」と賞され、彼の大いなる才能が注目された。その後も真摯に自らの芸術を極め、今や「巨匠」への道を着実に歩む数少ない実力者として広く認められるところとなった。
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若手の新星・青木尚佳(バイオリン)、バイエルン放響で首席を務め現在は世界各地で活躍するウェン・シン・ヤン(チェロ)。個性際立つふたりによる二重奏の世界を聴く。-番組紹介からー
青木尚佳
1992年東京生まれ。桐朋で学ぶ。2004年 第5回若い音楽家の為のチャイコフスキー国際音楽コンクールにて最年少ディプロマを受賞。
2014年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールで第2位受賞、併せてコンチェルトの最良の解釈に贈られるモナコ大公アルベール二世賞を受賞する。また同年10月、中国・チンタオで行われた第4回中国国際ヴァイオリンコンクールにて第2位受賞。現在、ABRSM(英国王立音楽検定)より全額奨学金を得て英国王立音楽院に在学し、藤川真弓氏に師事。
ウェン・シン・ヤン
1965年、台湾系両親の元スイス・ベルンで生まれる。チェロをクロード・スターク 、ウルフガング・ベッチャー、ヤーノシュ・シュタルケル、ダーヴィド・ゲリンガスに師事。24歳にして、バイエルン放送交響楽団の首席チェロ奏者となり2004年まで在籍。1991年ジュネーブ国際コンクールで優勝。
☆「バイオリンとチェロのための八つの二重奏曲 作品39から 第1曲 前奏曲、第4曲 カンツォネッタ、第5曲 間奏曲、第7曲 スケルツォ」、グリエール・作曲
☆「無伴奏バイオリン・ソナタ 第4番 ホ短調 作品27第4」、イザイ・作曲
☆「バイオリンとチェロのための二重奏曲 作品7」、コダーイ・作曲
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5時半、外はまだ暗い。日が昇っていようといまいと、日曜日の朝は、聖書のことばを1行でも書くと決めている。前の日に、これはもう疲れていて翌朝はとても起きられないなと思うときには、その日のうちに書いておく。ある意味、これを書きたかろうが書きたくなかろうが、興が乗っていようがいまいが、先週の説教をよく聴きつくしていようがいまいが、病気で寝込んでいない限りは、たったの1行でも書けるうちは書いておこうと思う。なぜなら、世の中がどうであれ、突き詰めれば、自分がどうであれ、これは普遍的なものだからだ。
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ドイツを代表する室内合唱団、ベルリンRIAS室内合唱団。ジャスティン・ドイル指揮。収録~東京オペラシティ コンサートホール~
☆「歌え 主のみ前に新しい歌を BWV225」、バッハ:作曲。☆「3つの詩編 作品78第3 詩編22 神よ なぜわたしを見捨てられたのか」、メンデルスゾーン:作曲。☆「キリストは われらのために」、ブルックナー:作曲。☆「エサイの枝は芽を出し」、ブルックナー:作曲。☆「イエスは わが喜び BWV227」、バッハ:作曲。
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ジャン・ロンドー チェンバロ・リサイタル。2017年4月10日 東京文化会館小ホール
ジャン・ロンドー
学生時代にパリ地方音楽院(CRR)でチェンバロ優等賞を、作曲も学んだブローニュ地方音楽院で通奏低音賞を受賞した。パリ国立高等音楽院を優等で卒業し、ソルボンヌ(パリ大学)で音楽学の学位を取得した。
2012年、若干21歳という若さでブルージュ国際古楽コンクール(MAフェスティバル2012)チェンバロ部門で1位を獲得し、欧州連合(EU)諸国の最も有望な若い音楽家に贈られるEUBO(EUバロックオーケストラ)育成基金賞もあわせて受賞。同年、プラハの春国際音楽コンクール(第64回)のチェンバロ部門で2位に入賞するとともに、このコンクールのために特別に書き下ろされた現代作品の最も優れた解釈による演奏と認められた。
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イザベル・ファウスト~バロックとバルトーク 無伴奏の夕べ~▽イザベル・ファウスト(バイオリン)▽無伴奏ソナタ(バルトーク)ほか▽2016年1月19日 王子ホール-クラシック倶楽部の番組紹介から転記ー
イザベル・ファウスト
1972年ドイツのエスリンゲン生まれのヴァイオリニスト。5歳からクリストフ・ポッペン、デネシュ・シグモンディという名ヴァイオリニストの元で研鑚を積み、ザールブリュッケン、デトモルト、ベルリンの音楽院でも学ぶ。1987年、レオポルト・モーツァルト国際コンクール第1位、1993年、パガニーニ国際コンクール第1位。
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古楽アンサンブル「アントネッロ」、合唱ラ・ヴォーチェ・オルフィカ演奏会。2015年11月17日(火)収録。東京カテドラル 聖マリア大聖堂
1994年の結成以来 アントネッロは「作品が生まれた時のスピリット」を大切に
躍動感 生命力の備わった 音楽の根源的な魅力を追求する
古楽本来の 即興性溢れる スリリングなアンサンブル
結成以来の取り組みのひとつとして、戦国時代に宣教師等により伝来した南蛮音楽の研究がある。その成果として2007年にCD「天正遣欧使節の音楽」をリリース、同タイトルの芝居付き演奏会、同じく芝居付き演奏会「エソポのハブラス」など、南蛮音楽が日本文化に溶け込んだ痕跡を明示すべく、各地で上演活動を行っている。
☆「「モンセラートの朱い本」から」、未詳:作曲
以下の10曲がある(“fol.”以下の数字はフォリオ番号を表す)。
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けさは、バンジャマン・アラールによるオルガンとチェンバロのオール・バッハプログラム。2018年12月8日 武蔵野市民文化会館 小ホール。
バンジャマン・アラール
国際古楽コンクールに入賞。
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先週のインマヌエル盛岡キリスト教会で歌われた賛美歌です。ユーチューブからですが、どうぞお聞きください。
パウロは、私は決してたわごとを言っているのではないと言います。パウロは、復活した主ご自身に触れている。迫害に燃えていたとき、ダマスコで、よみがえりのイエス様に出あっています。「その方は誰ですか?」とパウロが訊くと、主は「あなたが迫害しているイエスです」とおこたえになりました。
これが福音であるとわかったとき、福音からドロップするなどという事はあり得ない事です。福音がほんとうにわかっているなら、私たちは、将来もこの宝を持ち続けることになります。
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モーツァルトの天才ぶりは、「3歳のときから チェンバロを弾き始め、5歳のときには 最初の作曲を行う(アンダンテ ハ長調 K. 1a)。11歳ごろの作曲譜も発見された」。この天才に世間は驚愕したのだが、この動画で指揮するEdward Yudenichは8歳。モーツァルトの出現に驚いた人々の驚きが分かった気がしましたが。この少年の天才ぶりもさることながら、モーツァルトの時代の人々のモーツァルトへの驚きのいくばくかを共有したくて載せてみました。
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5人のチェリストによるアンサンブル。上森 祥平、林裕、藤森 亮一、河野 文昭、上村 昇の各氏。収録は2016年2月20日 京都府立府民ホール・アルティ
ウェブに跳び、どなたがどのコンクールで何位を取り、どこに留学し、成果はどのようで、どんな名だたるオケ、指揮者との共演を果たし、その後の活躍は等など、5氏の分を追っているうちに、それぞれのすごさが一気に押し寄せ、めまいが。とにかく、この錚々たる5氏が一堂に会しての演奏なのだ。地方にあって、いちいち駆けつけられない身には、このうえなく有難い放送である。
☆「バッハの名前によるフーガ 作品60 第3」、シューマン曲、河野文昭・編曲。
☆「間奏曲 イ長調 作品118 第2」、ブラームス曲、林 裕・編曲。
藤森氏以外の4氏
☆「即興曲 作品30」クレンゲル曲
河野氏以外の4氏
☆「歌劇「ローエングリン」から エルザの大聖堂への行進」、ワーグナー曲、グリュッツマッハー・編曲
河野氏以外の4氏
☆「ワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」による即興曲」、ポッパー曲、山口真希子・編曲
☆「歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲」、フンパーディンク曲、ニーフィント・編曲
☆「天使のパン」、フランク曲、河野文昭・編曲
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幼い頃からヴァイオリニストの父が練習の時に音を外すと泣き出したというエピソードや、ベルリンの演奏会にエフレム・ジンバリストと共に偶然居合わせたフリッツ・クライスラーが、まだ13歳のハイフェッツの演奏を聴き「私も君も、これ(ヴァイオリン)を叩き割ってしまった方がよさそうだ」、「私の究極の到達点をスタートラインにして、無限に記録を伸ばした天才」と評価したエピソードも残っている。
ハイフェッツの時代にいたヴァイオリニスト達は、彼の神懸かり的な演奏のために非常に苦労して、例外なく「ハイフェッツ病(ハイフェッツへの劣等感)」に罹ったとイツァーク・パールマンは語っている。
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けさはカルミナ弦楽四重奏団&セバスティアン・マンツ(クラリネット)
スイスのカルミナ弦楽四重奏団は1984年結成。87年からはメンバー交代無しで30年間続いているという。セバスティアン・マンツはハーノーバ生まれ。2008年に滅多に1位を出さないミュンヘン国際コンクールで、40年ぶりの第1位を獲得。22歳のときだ。収録2015年第一生命ホール。
☆「クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 から 第2楽章」、モーツァルト・作曲。☆「クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115」、ブラームス・作曲。
調和のある弦の添える味わいに際立つクラリネットの馥郁とした響きを聴いた。主題でのチェロとの絡み合い、スイングするような爽やかな流動感が心地よい。曲自体、ブラームスが興に乗って速筆で書いたというが、苦み走ったところがあるという表現をしている方もあるが、それも含めて、流動的なアンダンティーノにも乗り合わせ楽しむことができた。
セバスティアン・マンツが、「クラリネットは第二のビオラ、ビオラと第二バイオリンのあいだにすわる」といっていたのが印象的。
名曲アルバム、ラフマニノフ(1873~1943)の「チェロ・ソナタ」
イワノフカには子供時だから頻繁に訪れ、大人になってからは夏に来ていたようだ。「チェロ・ソナタ」は1901年に完成。愛車でドライブをする写真が出ていたが、もしかドイツ車かなと。革命で家を、土地を失くし、1917出国。アメリカで没。
音楽をほんとうに知るには、やはり楽譜、しかしそこまでは……と思いつつ、 6時55分 更新
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諏訪内晶子&マリオ・ブルネロ&ボリス・ベレゾフスキー 演奏会。~2017年5月31日 紀尾井ホール~
諏訪内晶子
東京都出身。1972年生まれ。1989年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位受賞。1990年に史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。(Wikiから)
マリオ・ブルネロ
1960年イタリア生まれ。26歳で第8回チャイコフスキー国際コンクール優勝。同時に
批評家特別賞、聴衆賞を受賞。
ボリス・ベレゾフスキー
チャイコフスキー国際コンクール優勝。1600年代製作の「マッジーニ」を使用。世界屈指のチェリスト。
☆「ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50「偉大な芸術家の思い出」」
チャイコフスキー・作曲
.wikipediaには、「ニコライ・ルビンシテインへの追悼。全般的に悲痛で荘重な調子が支配的である。
本作品、とりわけ第2楽章にはピアノの高度な演奏技巧が要求され、ピアノを用いるあらゆるチャイコフスキー作品のなかで、おそらく最も演奏が至難である。50分近い演奏時間にもかかわらず、息を呑むような抒情美や、壮大かつ決然たる終曲」とあるが、弦にばかり興味を集中させたために、そういった点を曖昧に聴いていたかなと。それでも、この曲のピアノの役割の大きさが実感された。豪華メンバーによる贅沢な演奏だった。芸術家の生涯はかくも美しく凄絶なものか!
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けさのクラシック倶楽部は、愛知県立芸術大学弦楽アンサンブル。桐山建志、白石禮子、百武由紀、花崎薫、福本泰之。
番組予告を見て、音楽家の名前に通じてないので、つい、愛知には県立の芸大があることに感心しながら学生たちによる優れたアンサンブルがあるものと早合点。それがみな華やかな音楽経歴をお持ちでした。
桐山建志:ヴァイオリン奏者。1992年東京芸術大学大学院修了、93~95年神戸室内合奏団の首席奏者。99年、ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位入賞。フェリス女学院大学音楽学部非常勤講師、“オーケストラ・シンポシオン”のコンサートマスター。
白石禮子:桐朋学園高校卒業後、パリ国立高等音楽院及び同大学院首席卒業。
93年のソニー主催によるリサイタルでは「類い稀な才能の持ち主」と絶賛され、「音楽の友」誌より年間ベスト1の公演に選ばれた。繊細で美しい音色と鋭い洞察力に基づく深い音楽表現に定評がある。
2008年に「愛・知・芸術のもり弦楽五重奏団」を結成、1stヴァイオリン。
百武由紀:東京芸大大学院卒。16年間東京都交響楽団首席奏者。もっとありますが、コピペがうまくいきません。
花崎薫:1979年、東京芸術大学在学中、ドイツ学術交流会(DAAD)給費留学生としてベルリン芸術大学に留学。東京芸術大学に復学。安宅賞受賞。同年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門3位入賞。86年、文化庁在外研修員として、ドイツ・カールスルーへ音楽大学に留学。現在、新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者、東京芸術大学、武蔵野音楽大学講師。
福本泰之:愛知県立芸術大学大学院修了後直ちに同大学音楽学部の専任助手となり、母校にて後進の指導にあたる。室内楽グループ「アンサンブル・ソノリタス」では17回の定期公演を行うなどその中心メンバーとして2001年まで活動した。1996年より「ザ・ストリングス名古屋」のメンバーで現在は第2ヴァイオリン首席奏者をつとめる。また、名古屋二期会オペラ管弦楽団をはじめ長久手フォレスト合奏団などのコンサートマスターをつとめるほか、愛知芸大弦楽アンサンブル、愛・知・芸術のもり弦楽五重奏団、J.S.Bach-Musikkapelleのメンバーでもある。1994年海外研修にて渡欧(オーストリア・ウィーン)。どの部分の割愛が許されるかわからず、こんなに長くなっています。
☆「トリオ 第1番D471 変ロ長調」
シューベルト:作曲
(バイオリン)白石禮子、(ビオラ)百武由紀、(チェロ)花崎薫
☆「二重奏曲 第1番 ト長調K.423から第2、第3楽章」、モーツァルト・作曲
(バイオリン)桐山建志、(ビオラ)百武由紀
☆「三重奏曲 作品74 ハ長調から第2、第3楽章」、ドボルザーク・作曲
(バイオリン)桐山建志、(バイオリン)福本泰之、(ビオラ)百武由紀
☆「バイオリンとチェロのためのソナタ第1、第4楽章」、ラヴェル・作曲
(バイオリン)白石禮子、(チェロ)花崎薫
☆「二重奏曲 作品7から第1楽章」、コダーイ・作曲
(バイオリン)福本泰之、(チェロ)花崎薫
コダーイ・ゾルターン(Kodály Zoltán, 1882年12月16日 - 1967年3月6日)は、
~収録 2015年11月 竹田嘉平衛商店内蔵(名古屋・有松)~ 竹田嘉平衛商店は、400年の歴史ある有松絞りの老舗。
各頁のコピペが多くなりましたが。ラヴェル、コダーイのよさ、というよりは、独特な面白みが今回の演奏でわかった。チェロ、好きな楽器であることもあり、ピシピシ、ビシビシ耳に入る。作曲家は友達にはなりたくない個性が多いらしい。しかしドボルザーク、「三重奏曲 作品74 ハ長調から」を作曲したドボルザークとは友達になりたい、しかしラヴェルとは……とおっしゃっていたが、そのラヴェルが何とも斬新で、ぎりりと、ぎっちりと心に食い込みました。今回の蔵での演奏、これが本来の室内楽であると。TV視聴ではあるけれども、お一人お一人、といった言い方ができるほどに、確かに奏者が身近に感じられ、身近に聴くことができました。
名曲アルバムは「イパネマの娘」【歌・ギター】小野リサ,【ピアノ】フェビアン・レザ・パネ,【ベース】クリス・シルバースタイン,【ドラム】山口新語,【サックス】グスターボ・アナクレート,【フルート】ヤマカミヒトミ,【フリューゲルホルン】マイク・ザッチャーナック,田中充,【トロンボーン】池田雅明ーHPからー
フリューゲルホルン
6時55分 更新
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パノパ弦楽四重奏団&岡田博美(ピアノ) 演奏会
日経イベンツガイドによれば、チェコの名門カルテットだという。スメタナ弦楽四重奏団の育ての親、ヨゼフ・ミツカ教授の弟子たちによって結成された。パノハのはなしでは、1967年、プラハ音楽院の学生たちで三重奏団として結成。68から四重奏団に。71にビオラ交替、正式に活動を開始。45年間(2016の時点で)活動。75年のプラハでの国際弦楽四重奏コンクール優勝。45年間メンバー変更無し。1980以来度々来日。滞在期間を合わせると2年にのぼるのだとか。
岡田によると、この四重奏団は、「人柄がよく和やか。いくら演奏がよくても人柄が悪ければやりにくい。チェロはしっかりしていて、ビオラはよく鳴らせる。その支えがあって、バイオリンの二人が演奏できるのだ」と。ボヘミアの薫りと郷愁と評される。
☆「弦楽四重奏曲 ト長調 K.80」、モーツァルト・作曲。☆「ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44」、シューマン・作曲。ピアノ・岡田博美(おかだひろみ)、パノハ弦楽四重奏団。
45年間、メンバー交代がないとは、どれほど懐深い方々かを思う。演奏もち密さ、滋味深く厚みもあり素敵だった。岡田も84からロンドンに居住。いま、いったいどれぐらいの日本人音楽家たちが海外で活躍しているものか気になった。
~2015年12月2日 浜離宮朝日ホール~
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先週の礼拝で歌われた賛美歌のうちの一曲です。お聞きください。
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wikipediaより
「ジェリコの戦い
旧約聖書に登場する。古代イスラエルの指導者モーセの後継者ヨシュアが、イスラエルの敵カナン人の都市ジェリコを攻略するが、この戦いの歌。
ヨシュアは、この戦いの勝利は、もうわが手中にありと言い、兵士たちに「叫べ、角笛を吹け」と命令すると、ジェリコの城壁は崩れ落ちた。これはヨシュア記6章にある。」
ジェリコの戦いは、生き抜くうえでの一枚の処方箋だ。作戦、戦術、戦費がなくとも恐れるな! おまえに足りない分の知恵は神がそれを補い、おまえに足りない分の力は、神がそれを充当し、おまえとともに、おまえに代わって最後まで戦い抜く。ジェリコの戦いは、励ましの歌、生きる勇気を歌う歌だ!
けさの月、けさ6時半の月だが、これがまたすばらしかった!
☆
6時48分 更新
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クリスティアーネ・カルク ソプラノ・リサイタル。ピアノ・マルコム・マルティノー。2016年3月10日(木)王子ホール収録
カルクの声に、カラヤンの愛したリリック・ソプラノであるヤノヴィッツの声が重なった。理性的、知的な支配に、誠実さも感じられるカルク。以前にも聴いているのだが、記憶が曖昧なのは漫然と聞き流していたからだろう。この中から何かを掴もうという意欲に欠けていたのだ。それがあると無いとでは、耳に入ってくる質も量もまった違っていることに今更ながら驚く。ただ今朝は、健康的な側面の温存をはかり、ゆったりと寛ぎながらの視聴となった。
☆モーツァルト・作曲☆「魔法使い K.472」、ヴァイセ・作詞。☆「すみれ K.476」、ゲーテ・作詞、☆「歌劇「フィガロの結婚」から「スザンナは来ないかしら」「楽しい思い出はどこへ」」、ダ・ポンテ・作詞。
☆ブラームス・作曲☆「湖で 作品59第2」、ジムロック・作詞。☆「若い歌「わが恋は緑」作品63第5」、フェリックス・シューマン・作詞。☆「ひばりの歌 作品70第2」、カンディドゥス・作詞。☆「永遠の愛 作品43第1」、ヴェンツィヒ、ファラースレーベン・作詞。
☆リヒャルト・シュトラウス・作曲、マルコム・マルティノー・編曲☆「4つの最後の歌 1.春」、ヘッセ・作詞。☆「(4つの最後の歌) 2.九月」、ヘッセ・作詞。☆「(4つの最後の歌) 3.眠りの前に」、ヘッセ・作詞。☆「(4つの最後の歌) 4.夕映えに」、アイヒェンドルフ・作詞。
☆リヒャルト・シュトラウス・作曲☆「あおい」、クノーベル・作詞。☆「あすの朝 作品27第4」マッケイ・作詞。
集中的に聴いたのが、「4つの最後の歌」、解説にあったように、移ろう視線、人生の郷愁、死の予感だ。ちょっと疲れた、もっと疲れた、疲れ果てた大人への子守歌のようだ。
2、九月
庭は打ちひしがれ
降りそそぐ冷雨が 花へと沈む
寒さに震えながら
静かに 終わりの時を迎える夏
ひとひらの金色の葉
アカシアの樹から舞い落ちる
驚き 力なさげに
死にゆく庭に ほほえみかける夏
あのバラの傍らで
いまひと時
安らぎへ思いをはせる夏
そして疲れ果て
ゆっくりと
その目を閉じる
3眠りの前に
昼に疲れ果てたいま
心からの望みは
星降る夜に抱かれるごと
遊び疲れた子どものように
手を使うのをやめよ
頭を使うのをやめよ
すべての感覚を
まどろみの中に沈ませよ
見張るものなき魂も
自由な翼を得て羽ばたき
夜の魅惑の世界で
深く千代に
千代に
千代に生きるために
※翻訳のお名前もでたのですが、失念、何れ番組の中からの筆記です。
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