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クラシック倶楽部ークラリネットという木ー

クラシック倶楽部、きょうは、ポール・メイエはクラリネットで、アンドレアス・シュタイアーはピアノでの弾き振りで、何れもモーツァルト。いずみシンフォニエッタ大阪が管弦楽を務めている。2015年12月5日 いずみホールでの収録。

「クラリネット協奏曲 イ長調 K.622」

 ポール・メイエのクラリネットが草原に、或いは庭園に立つ一本の樹木のようで、太陽の角度によってさまざまな表情を見せている。その周りを、管弦楽が、風や雨、虫、花々がさまざまに奏しながら話しかけ働きかけているといった場面を想像しながら楽しんだ。
 ポール・メイエ、世界的にも最も有名なクラリネット奏者の一人。数々の国際的なオケとの共演をしているという。


「ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595から第1、第3楽章」

 アンドレアス・シュタイアー、1955ゲッティンゲン生まれ。チェンバロ、フォルテピアノを得意とする鍵盤奏者。今回はホールに備えられているベーゼンドルファー使用。念のためベーゼンドルファーをウェブで確かめたところ、意外な事実が。
 以下はWikipediaからの転載です。
1828年オーストリアウィーンにてイグナーツ・ベーゼンドルファーにより創業された。以来、各国の帝室や王室の御用達として選定されたり、産業博覧会で入賞したりするなど、名声を高めていく。第二次世界大戦後の一時期、経営難に陥って経営がアメリカの企業体に移ったこともあったが、2002年にオーストリアの銀行グループであるオーストリア労働経済郵便銀行英語版が経営権を取得して、名実ともにオーストリアに復帰した。しかし2007年再び経営難に陥り、2008年にヤマハの子会社となった。

 

名曲アルバム。「喜歌劇“チャールダッシュの女王”」カールマン・イムレ(1882~1953)作曲。上柴はじめ編曲。

作曲に使った喜歌劇の台本が映っていた。よくある身分違いの恋の物語。

カールマンは富裕な商人の家に生まれたが、13歳で傾き苦労しながら作曲を。この曲がデビュー作。1915にウィーンで大ヒット。自らもよく踊ったチャールダッシュを作品の随所に使っているらしい。

ソプラノ佐々木典子,二期会合唱団,東京フィルハーモニー交響楽団,指揮は岩村力


この中で何か一つ覚えられたらよしと 6時35分 更新

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