きょうのことば
今朝5時の盛岡の気温は-6。厳しい寒さにあっても、新たな一日が加えられたことは感謝です。
☆
先週歌われた賛美歌のうちの一曲です。お聞きください。

先週は、エペソ書6:10~20から『神のすべての武具を』と題し、國光牧師のおはなしがありました。

6:10終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
6:11悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。
6:12私たちの格闘は血肉に対するものではなく、支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また、天上にいるもろもろの悪霊に対するものです。
6:13ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
6:14そして、堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
6:15足には平和の福音の備えをはきなさい。
6:16これらすべての上に、信仰の盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、すべて消すことができます。
6:17救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。
6:18あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。
6:19また、私のためにも、私が口を開くときに、語るべきことばが与えられて、福音の奥義を大胆に知らせることができるように、祈ってください。
6:20私はこの福音のために、鎖につながれながらも使節の務めを果たしています。宣べ伝える際、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください。

〈メモ〉
このエペソ書は、パウロの獄中書簡、つまり牢獄で書かれたお手紙です。パウロの身辺には、絶えずローマ兵の監視がついていました。「神のすべての武具をとりなさい」とありますが、これは兵が身に着けている武具を神の武具に置き換えていっています。真理の帯、正義の胸当て、足には平和の福音の備え、信仰の盾、救いのかぶと、御霊の剣です。私たちは、常に悪霊との戦の最中であるというのです。いつも悪魔の策略にさらされているというのです。だから「主にあって、その大能の力で強められなさい」。
悪魔の策略とは、マタイ4:1~にもあるイエスさまをも陥れようとした誘惑のことです。石をパンにしてごらん、経済が潤されるよ。神の子なら神殿の屋根から下に飛び降りてごらん、奇蹟をやってみせなさいよ。最後にサタンは、一度でいいから私を礼拝してごらん、ひれ伏したならすべての王国と栄華をあげるよ、そうしていたって仕方ないだろう、わたしを拝んでごらんといいます。
イエスさまは、私たちと同じように誘惑を受けました。ですから誘惑を受ける私たちの気持ちをよくご存じです。そこに座り込んでいてはいけません。堅く立ち上がりましょう。堅く立つことはできます。まず信仰で立ちあがって、神の武具を着けましょう。武具が錆ており、靴底が破れていたらどうでしょう。日頃、武具を手入れしておくことが肝心です。手入れをおさおさ怠らぬようにしましょう。一つ欠けてもいけません。

簡略化していますが、趣旨を損なわず、できるだけそのまま記しました。
6時05分 更新です。
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