クラシック倶楽部ーご夫妻連弾ー
高橋礼恵とビョルン・レーマン(ベルリン芸術大学教授)によるピアノ・デュオ。2017年9月22日 ハクジュホール。おふたりはご夫婦だった。室内楽では個々の責任が重く、また調和が求められるが、ピアノ連弾では、4本の手の響きを互いに聴き合い、ハーモニーをつくりあげるために、室内楽の互い以上に緊密さを必要とするのだそう。4本の手でバッハはさらにち密さを増し、精彩を増し加えた感じ。「春の祭典」、無意識のうちに低音が弾き出す原始、土俗的な響きを待っている自分を発見。ストラヴィンスキーが以前よりはすこしわかったかなと。「春の祭典」は、何と、ストラヴィンスキー自身がピアノ連弾用の編曲をつくっていた。管弦楽曲を油彩とすると、ピアノ連弾曲は素描であると。ピアノ用に編曲された管弦楽曲をいくつか思い出しながら、納得。
☆「カンタータ第106番「神の時」から ソナチネ」、バッハ作曲、クルターク編曲。☆「コラール前奏曲 汚れない神の小羊よ BWV1095」、バッハ作曲、クルターク編曲。☆「バレエ音楽「春の祭典」ピアノ連弾版」、ストラヴィンスキー作曲。「ハンガリー舞曲第4番」、ブラームス作曲

ブエノスアイレス、一日の終わりに人々が集まってきてタンゴを踊り楽しむ、これは野外ステージといったものだろう「ミロンガ」が映っていたが、ミロンガはダンスの形式の一つをいうらしい。
バンドネオンとアコーディオンの違いは? ウェブを跳ぶと、さっそくこたえが。どんな質問にもこたえてくれるパソコン、しかし血の通わぬパソコン、知識はそう無くとも、すぐに出てくる。必要なものは何か、ということにもなるのだが。それはそれとして、「タンゴの破壊者」と呼ばれたピアソラは、19世紀に船で入ってきた昔の楽器バンドネオンに新たな境地を開いたということであった。
ゆったり気分、コーヒーも飲み終え、6時40分更新
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