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けさもクラシック倶楽部ー愛の大家シューベルトー

けさは5時15分からの視聴。いい曲目を逃してしまった。ソプラノ佐々木典子さんが「糸を紡ぐグレートヒェン」をどのように歌うか聴きたかったのだけれども。いまシュワルツコップの「糸を紡ぐグレートヒェン」が耳の奥で回っている。聴いたのはミニヨンの歌「ただあこがれを知る者だけが」から。愛の喪失の歌だ。ミニヨンの一連を日本で初めて歌ったのは武岡鶴代ではないかと思うが。ピアノは千葉かほるさん。

 

 一連のシューベルト、シューベルト自身が愛に精通していたか、当時はこういった歌曲が受けたものか、ありとあらゆる愛の心の形の詞。三原剛さんのバリトン、小坂圭太さんのピアノでも詞を玩味。この場合の詞は詩の字を当てるべきかも。みなよく知られた曲ばかり。ザイドルの「ハトの使い」、何度となく聴く機会はあったが、この詞は名作だと改めて思わせられた。

 

あるブログには

 

ザイドルの詩に作曲した「鳩の便り」は、シューベルトのあずかり知らぬところで「白鳥の歌」というタイトルの歌曲集の最後に置かれて出版されました。
それ自体は作品が知られるきっかけにもなり悪いことではないと思いますが、「美しい水車屋の娘」や「冬の旅」のようなストーリーがあるわけではない為、歌曲集から切り離して単独で歌われたり、曲順を変更して歌われたりもしています。
この「鳩の便り」と「岩の上の羊飼い」がシューベルトの残した最後の歌曲ということになっていますが、どちらが最後だったかはさだかではありません。
しかし、いずれにせよ、短いシューベルトの生涯の最後に、こんなにピュアで自然で一抹のもの悲しさもこめられた作品を書いてくれたことに我々は感謝の気持ちしかありません。
「あこがれ(Sehnsucht)」という名前の伝書鳩を飼っている主人公は、まさにシューベルトそのものという気もします。

 

とありました。

 

鳩の便り
 私は1羽の伝書鳩を雇っている。
 それは全く従順で信頼の置ける鳩だ。
 行き先にたどり着かないこともないし、
 通り過ぎてしまうことも決してない。

 私はその鳩を毎日何千回と放ち、
 偵察に行かせている。
 鳩はいくつかの大好きな場所を通り、
 私の恋人の家に到着する。

  そこの窓から鳩はこっそりと中を覗き、
 彼女のまなざしや足取りをうかがう。
 私からの挨拶をじゃれながら彼女に伝え、
 そして彼女の返事を持ち帰ってくる。

 もう手紙を書く必要などないのだ、
 涙すら鳩に預けられるのだから。
 おお、鳩は涙も確実に届けてくれる、
 全く熱心に私に仕えてくれるのだ。
 
 昼も夜も、目覚めていても夢の中でも、
 鳩にとっては同じことなのだ。
 鳩はただ飛んで、飛んでいられるだけで
 満ち足りているのだ!
 
 鳩は疲れたり弱ったりしない、
 空の道はいつも新鮮なのだ。
 無理に誘い出したり、褒美を用意する必要はない、
 この鳩はそれほど私に忠実なのだ!

 だから私も忠実に鳩を胸に抱いてやるのだ、
 素晴らしいお土産を確信しながら。
 その鳩の名は-あこがれ!御存知だろうか。
 忠実な気質を持った使者を。

   

名曲アルバムはショーロ。シンフォニエッタ盛岡で聴かせていただいた響きを思い出しました。

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