« 朝のひとときークラシック倶楽部ー | トップページ | けさもクラシック倶楽部ーアリス・紗良・オットー »

けさもクラシック倶楽部ー火の鳥ー

 シプリアン・カツァリスと広瀬悦子のピアノデュオ・リサイタル。けさは情けなくも、 番組は20分過ぎていた。つまり寝坊。それでもストラヴィンスキー「火の鳥」の放送の終わりに滑り込み。カツァリス、超絶技巧と詩人との側面を併せ持つ、肉声の処理が非常に巧みと評されているようだ。カツァリス、広瀬悦子ともに国際コンクールでの入賞を重ねてきた同志が、二台のピアノ、これがヤマハだった、久方ぶりのヤマハ、しかし世界で生産台数が最も多いヤマハなのだが、この楽器での共演。「火の鳥」、カツァリスの詞的な面をぼんやり頭で何とか聞き分けられたかなと。広瀬悦子さん、1941年生まれだが、若さにびっくり! 観客席に空きが目立ち寂しさがちょっと。「交響曲 第9番 第4楽章」、デイスクで聴いたとき物足りなさを拭いきれなかった。今回は久方ぶりのリスト編曲版だったこともあり、すこしそれがなかったかなと。ドボルザークの「スラブ舞曲」は一台のピアノにお二人並んでの連弾だった。

 この番組には直接関係は無いが、「火の鳥」と出会うたびに、ちょっと誇らしいことがある。自慢げにいうのもどうかと思い、これまで人にもあまり語ったことはないが、実は宮沢賢治の所有だったレコード「火の鳥」のありかを知る機会に恵まれたことがあるのだ。これを知った時、わたしは興奮して一晩眠れなかった。このことを宮澤賢治研究家の佐藤泰平氏にお知らせしたところ、氏がご自分の著書『宮沢賢治の音楽』に書き留めておいてくださった。今になって、これがどれほどに有難いことであったか! さきほどスキャンしたばかり、ここにアップさせていただく。

Img058

Img059

 いきなり思い立ってコピー、269頁がスキャン途中でちょっと動かしてしまったために、ぶれてしまいましたが。1989年当時は、ほんとうに一生懸命あれこれ調べておりました。

 


 
 TVに戻って、名曲アルバムはシューベルト「魔王」。リストの膨大な編曲を考えさせられた後では、とても編曲者の名前を外すことができない心境となり、編曲は 若草 恵、バリトン河野 克典、指揮 円光寺雅彦 、東京フィルハーモニー交響楽団。
         

|

« 朝のひとときークラシック倶楽部ー | トップページ | けさもクラシック倶楽部ーアリス・紗良・オットー »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: けさもクラシック倶楽部ー火の鳥ー:

« 朝のひとときークラシック倶楽部ー | トップページ | けさもクラシック倶楽部ーアリス・紗良・オットー »